1.まずは鉄道会社のルールを確認する
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愛猫と電車に乗るとき、まずは手始めに鉄道会社のルールの確認をとりましょう。ネットで調べることができるでしょう。もし疑問点があれば、必ず電話等で確認を。
全てをクリアにしてから乗った方が、安心です。飼い主さんが不安でわたわたしているとそれが愛猫に伝わり、愛猫も不安になってしまうでしょう。思わぬトラブルの元となるかもしれません。
鉄道会社によって料金やキャリーの制限などが異なります。以前乗ったときと会社が違えば、同じ条件で乗れるとは限りません。ご注意を!
2.必ずキャリーケースに入れる
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まぁ猫を出したまま車内に乗せていいですよ、という鉄道会社はないと思いますが…。逃げたり他の乗客とのトラブルを起こりたりしないためにも、必ずキャリーケースに入れてあげましょう。暗くて狭い場所に入っていた方が、猫も安心します。
外が見えないようにしてあげてください。ただでさえ緊張する場面です。周りが見えるとそれだけで落ち着かなくなってしまうため、外が見えるキャリーならカバーをかけてあげましょう。
3.乗り物酔いに注意!
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乗り物酔いをしてしまう猫もいます。事前に愛猫が酔うタイプかどうかを確認しておきましょう。もし酔ってしまいそうなら、動物病院でペット用の酔い止めを処方してもらう方法があります。
万が一吐いてしまっても大丈夫なように、キャリーにはペットシーツを敷いておくと安心です。乗車中は愛猫の様子を確認しつつ、もし酔っているなら一度降り、休憩をとりましょう。落ち着いたらまた乗るようにすると、負担を減らせます。
4.快適にすごせる環境作り
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猫にとって電車移動は決して快適とはいえないでしょう。ただでさえ環境が変わるのを苦手としますから。ガヤガヤした音や振動、知らない匂いに溢れた駅や車内ではパニック状態になる可能性があります。
なるべく安心できるよう、猫の匂いがついたタオルやおもちゃなどをキャリーの中に入れてあげてください。それでも緊張はするでしょうが、何もないよりかはましです。
また移動中の温度が猫には快適ではないかもしれないので、夏は涼しく、冬は温かくすごせるようにしてあげてください。車内と外との温度差にも気をつけなければいけませんね。
5.周りへの配慮
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当然ですが電車は多くの人が利用する交通機関です。そのため、周囲の乗客への配慮は必要不可欠といえるでしょう。なるべく空いている車両や時間に利用したり脱走しないようにしたり、愛猫が鳴いてしまったときにどうするか、という点もあります。
もし泣き続けてしまうなら、一度降りて落ち着かせましょう。その場合は移動時間がかかってしまうかもしれません。時間には余裕を持って出かけましょう。
まとめ
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猫との電車移動は飼い主さんも緊張する場面です。乗客がみな猫好きならばよいですが、そうではありません。猫嫌いな人はもちろん、アレルギーがある人もいるでしょう。
可能なら空いている時間帯や車両に、どうしても難しそうならタクシーでの移動も考慮に入れるとよいのではないでしょうか?