猫がわざわざ部屋の真ん中で眠る理由とは?
飼い主さんたちがよく通る部屋のど真ん中でゴローンと横になって眠っている飼い猫は意外と多いもの。
人通りも多く、バタバタとしていることも多いのに、なぜわざわざこんな場所で眠るの?と疑問に感じている飼い主さんもいるのではないでしょうか。
一体猫はどのような心理から部屋の真ん中を好み、そこで眠るのでしょうか。
人間には意外と気づかれにくい意外な理由についてさっそく紹介をしてまいります。
1.部屋の真ん中が程よい温度だから
家の構造や設備、その時の室内温度などにもよりますが、窓の開け閉めやエアコンなどで温度を調整していたとしても、同じ室内で温度に偏りが出ることはありますよね。
部屋の真ん中の風通しが良かったり、エアコンなどの風がちょうど当たる場所だった場合、心地よい温度を求めて部屋の真ん中で猫が眠るケースはよくあります。
猫もそれなりに賢いので、同じ部屋の中でもどこが心地よい温度なのかちゃんと見極めて、1番快適な場所で眠ることができる生き物なのです。
2.部屋の隅に苦手なものがあるから
別に部屋の真ん中を特別好んでいるわけではないけれど、部屋の隅に苦手なものがあるので、それを避けるために部屋の真ん中を選んで寝ている猫もいます。
苦手な同居猫や嫌いな同居人がいつも部屋の隅にいたり、猫の苦手な匂いのするものが部屋の隅に置いてあったり…。
このような環境の場合、部屋の真ん中で寝ることによって、嫌いなものと距離をとっているのかもしれません。
もし可能であれば、猫が嫌っているものをどけてあげたり、嫌いなものが置いてない別の部屋でゆっくりと寝かせてあげましょう。
猫のストレスを緩和できるかもしれないので、試してみる価値はあるでしょう。
3.部屋の真ん中にお気に入りの物があるから
反対に、部屋の真ん中に大好物のものがあるからそこで眠る、という心理の猫もいるようです。
大好きな毛布やクッション、飼い主さんのにおいがする衣類などが部屋の真ん中に置いてある場合、「好きなものの近くで寝たい」という思いから、このような行動をとるのでしょうね。
まとめ
部屋の環境にもよりますが、部屋の真ん中に「何かしらのメリット」がある場合、あえてそこを寝床として利用する猫が多いようですね。
部屋の真ん中で寝ている愛猫の姿を見かけた時は、いったいどのような気持ちになっているのか察してあげると、色々なことが見えてくるかもしれませんよ。