『寿命が短い猫』っているの?3つの品種

『寿命が短い猫』っているの?3つの品種

人間と比べて寿命が短い猫。猫種によっても寿命の差はあるのでしょうか?猫を飼うと決めた時には、いつかお別れの時が来ることを覚悟しなければなりませんが、愛猫には元気に長生きしてほしいものです。そのために飼い主ができることはあるでしょうか?

9783view

SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫の平均寿命は?

布団の上の親子の猫

飼い猫の平均寿命は、15~16歳と言われています。

日本猫や混血種は平均寿命よりも長いことが多く、純血種の猫では寿命は短くなる傾向にあるようです。

ただ、猫種で比較した時に若干差が出るというだけで、純血種であっても平均よりずっと長く生きることもあります。

個体差もあり、食事や飼育環境の影響も大きいので、注意点を知っておくと、猫の健康維持に役立つかも知れません。

他の猫と比べて寿命が短いと言われる猫には、どんなことに気をつけたらいいでしょうか。

1.マンチカン

マンチカンの子猫

短い足が特徴のマンチカン。体も小柄で、歩き方がかわいらしいと人気の猫種です。

ただし、マンチカンでも足の長い「長足タイプ」「中足タイプ」がいます。

短足のマンチカン同士の交配は死産のリスクが高いため、長足タイプとの交配が基本になっているからです。

マンチカンの平均寿命は10~13歳。

足が短いマンチカンは人間が手を加えることによって誕生した猫種で遺伝的な病気のリスクが高いとされています。生まれてすぐに亡くなってしまうことや、大人になってからも突然死してしまう場合もあります。

また、マンチカンは太りやすくダイエットしにくい猫種です。日ごろから太らないように健康管理し、定期的に健康診断を受けることが少しでも健康で長生きすることに結びつきます。

2.メインクーン

何かを見つめるメインクーン

メインクーンは猫の中でも特に大型の種類です。平均寿命は11~14歳と言われています。

遺伝性の病気のリスクが高く、メインクーンが発症しやすいのが「肥大型心筋症」です。心臓の筋肉が肥大することで血流が悪くなる病気です。

発症すると、心不全を引き起こす恐れもあります。飼い主が早く気づいて治療を開始することが重要です。

食事や運動に気をつけるとともに、日頃から猫の様子に気を配りましょう。

メインクーンは長毛種なので、毛球症にも注意が必要です。ブラッシングも欠かさず行いましょう。

日々のケアをきちんと行って、いつまでも元気でいてほしいですね。

3.ノルウェージャンフォレストキャット

寝転んでこちらを見上げるノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャットは、メインクーンによく似た大型の猫です。

北欧原産ということもあり、ふさふさの毛を持つ長毛種です。

ノルウェージャンフォレストキャットの平均寿命は11~14歳と言われています。

この寿命は遺伝性の病気のリスクが高いためで、代表的なのがグリコーゲン貯蔵病(糖原病)です。

体内のグリコーゲンを分解できなくなる病気で、低血糖や肝臓肥大を引き起こします。

また、ノルウェージャンフォレストキャットも飲み込んだ毛によって毛球症になりやすいので、ブラッシングで取り除いてあげましょう。

さらに暑さに弱いので、夏場の熱中症対策も必要です。

まとめ

マンチカン

猫種によっても平均寿命は異なり、他の猫よりやや短いとされる種類もあります。

しかし、寿命には個体差があり、一概には言えません。食生活や住環境などによっても異なります。

健康管理をしっかり行うことで、平均寿命を上回ることはできるのです。

飼い主の猫に対する健康意識の高まりや、フードや動物医療の進歩などにより、猫の平均寿命は年々伸びているということです。

平均寿命は猫の健康管理の参考までに、深刻になり過ぎずに受け止め、猫との日々を大切に過ごしてほしいと思います。

スポンサーリンク