猫と『赤ちゃん』は同居しても大丈夫?注意点や仲良くしてもらう方法5つ

猫と『赤ちゃん』は同居しても大丈夫?注意点や仲良くしてもらう方法5つ

猫と人間の赤ちゃんは同居することができます。そのためには、いくつか配慮が必要です。今回は、猫と赤ちゃんが生活を共にするうえで注意してほしいこと、仲良くなるためのコツについて詳しく解説いたします。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫と人間の赤ちゃんは同居できる?

妊婦の膝に乗る猫

猫と人間の赤ちゃんは同居できるのでしょうか。

よくSNSや動物番組で微笑ましい光景を目にしますが、本当に大丈夫なのか気になりますよね。

結論からいうと、大丈夫です。

いくつか気をつけてほしいことはありますが、生活を共にすることができます。

気をつけてほしいこと・仲良くなるコツ

猫と赤ちゃん

猫と赤ちゃんが、安全に楽しく過ごすためにはいくつか注意点があります。

また、仲良くなるためのコツがありますので紹介いたします。

1.妊婦さんはトキソプラズマ症に要注意!

妊娠後は「トキソプラズマ症」に気をつけましょう。トキソプラズマという寄生虫が原因で起こる病気です。

妊娠中に発症すると胎児に影響が及んでしまいます。

生肉を食べたり、素手でガーデニングをすると、トキソプラズマに触れる恐れがあります。

猫との接点でいうと、猫の排泄物の処理にリスクがあります。

できれば妊婦さん以外の方がトイレ掃除をすることが理想です。

やむを得ず妊婦さんがしなくてはならない場合は、必ず手袋を着用してください。

2.猫ひっかき病に気をつけよう

バルトネラ菌を保菌した猫に噛まれたり、引っかかれたりすることで発症するのが「猫ひっかき病」です。

猫同士であれば無症状ですが、人間の場合は発熱やリンパ節の腫れなどの症状が現れます。

背景にノミによる吸血が関与しているため、ノミ対策をしっかりと行うことで予防することができます。

3.赤ちゃんの泣き声に慣れさせておく

猫は聴覚が優れているので、音には敏感です。赤ちゃんの泣き声がストレスにつながる恐れがあります。

そこでYouTubeなどを活用し、赤ちゃんが産まれる前から泣き声をきかせて慣れさせておくと良いでしょう。

4.猫の居場所を確保する

愛猫がゆっくりと休めるような居場所を確保してあげてください。可能であれば赤ちゃんとは別室にすると良いでしょう。

また、物理的な居場所だけではなく、心の拠り所も必要です。

毎日ほんの数分で良いので、愛猫が思う存分甘えられる時間を作ってあげましょう。

お母さん以外のご家族が、愛猫に気遣ってあげると安心するでしょう。

素っ気ない態度が多い猫でも、環境がガラッと変わることで不安を覚えてしまいます。

5.対面時は必ず大人が見守る

赤ちゃんと猫が対面する際は、必ず大人が見守るようにしてください。

猫は赤ちゃんに対して優しいことが多いのですが、用心するに越したことはありません。

特に赤ちゃんは、手当り次第ものを掴んでしまうので、猫のこともがっしりと掴んでしまうでしょう。

愛猫にストレスがかからないように、対面時間は短くしてあげましょう。

優しく接してくれたときは、必ず褒めてあげてくださいね。

猫も聞き慣れた単語を理解できるので、気持ちを伝えることが大切です。

普段の生活で心がけてほしいこと

掃除する猫

赤ちゃんが誕生したら、次のようなことを心がけてください。

  • 室内を清潔にする
  • 愛猫の体を綺麗にする
  • 愛猫の爪を切る
  • 哺乳瓶を舐めないように注意する
  • 猫用トイレの管理を怠らない

1番目と2番目はアレルギー対策です。3番目は怪我の防止になります。先ほど紹介したように、ノミ対策も忘れずに。4番目は人畜共通感染症を防ぐ目的があります。5番目は猫のトイレはいくら清潔にしても、排泄物がない日はありません。いつも以上に気を配りましょう。

尚、愛猫の体を綺麗にする手段として、短毛種であれば人肌程度に温めたホットタオルで拭き取っても構いません。

シャンプーはストレスに繋がりやすいので、無理はしないでください。

まとめ

赤ちゃんと猫

普段の生活の中で注意してほしいことを守っていけば、猫と赤ちゃんは同居することができます。

猫も人間と同様に、不安や嫉妬心が芽生えてしまいます。

そのため、心のケアをしてあげることも大切です。

誕生したばかりの乳児のお世話はお母さんにしかできないことが多いでしょう。

その代わり猫のお世話は、お父さんや他のご家族が積極的にサポートしてあげることで、愛猫や家族全員の安全が保たれます。

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