猫がいる家で起こりやすい『冬の事件』3つと対策

猫がいる家で起こりやすい『冬の事件』3つと対策

冬になると暖房器具を出したり、クリスマスやお正月などのイベントも多いですよね。しかしうっかりしていると、そんな冬のアイテムやイベントなどが原因で愛猫が思わぬ事故を起こしてしまう可能性もあるのです。そこで今回は猫を飼っている家で起こりやすい「冬の事件」について紹介してまいります。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

冬場はこんなポイントに注意!

布団の中でくつろぐ猫

日頃から愛猫が安心して過ごせるように、室内の環境作りや安全に気を配っている飼い主さんは多いと思います。

しかし、実は冬場も猫がトラブルに巻き込まれやすいシーンはたくさんあるのです。

そこで本記事では、冬に起きやすい猫の事件をいくつか紹介してまいります。

愛猫と楽しく冬を越すためにも、ぜひ本記事を参考にして頂けたら嬉しいです。

1.熱いものによる火傷

熱々のコーヒー

ストーブやホットカーペット、コタツなどの暖房器具を部屋に出したり、温かい飲み物でホッと一息いれる飼い主さんも多いと思います。

しかし、愛猫からうっかり目を離してしまうとこのような熱いものが原因で愛猫が火傷をしてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

  • ホットドリンク等を飲む時は愛猫の手が届かない場所で飲むようにする
  • ストーブに猫が寄らないようにガードをつける
  • ホットカーペットなどの上に猫が長時間滞在してないかこまめにチェックする

以上のことを意識して、火傷を事前に防げるようにしておきましょう。

2.寒い場所に長時間いることによる体調不良

風呂場でうろうろする猫

暖房をつけている部屋や、毛布などの温かいグッズが置いてある部屋で過ごす猫は多いと思います。

しかし飼い主さんのうっかりで、寒い部屋や場所に愛猫を長時間滞在させてしまうような事件も起こりやすいので注意が必要です。

特に注意が必要なのが、暖房がついておらず、室温が外と同じくらい寒くなっている部屋やお風呂場などに猫がいる時です。

うっかりドアを閉めてしまい、そのままお出かけなどをしてしまうと、寒さが原因で猫が体調を崩す可能性もあります。

寒い日は愛猫が今どの部屋にいるのか、ちゃんと暖をとれているか、しっかり確認をする癖をつけるようにしましょう。

3.クリスマスやお正月等のイベント時も注意!

クリスマスの飾りと猫

冬といえばクリスマスやお正月などの楽しいイベントもたくさんありますよね。

自宅でケーキやおせちなどのご馳走を食べる家も多いのではないでしょうか。

しかし、イベントで浮かれてうっかりしていると愛猫に盗み食いされてしまう可能性も…!

猫にとっては糖分が多すぎる人間用のケーキや、猫が食べたら危険な具材が入っているおせちなどを愛猫が食べないように注意する必要があります。

愛猫には猫用のごはんやおやつをきちんと用意してあげたり、愛猫の動きをこまめに観察しておくようにしましょう。

まとめ

毛布の上で眠る猫

冬は猫に関する思わぬ事件が意外と多いもの。

場合によっては大きな事故に繋がるようなケースもありますので、事前に安全対策を練っておくようにしましょう。

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