猫との暮らしが向く人の特徴
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猫との暮らしが向いている人には、以下のような特徴があるといえます。
- 猫に合わせてあげられる人
- お世話が好きな人
- 責任感が強い人
あなたは当てはまりますか?
1.猫に合わせてあげられる人
猫はマイペースです。飼い主の気分に合わせてはくれません。
飼い主に甘えたい時は自分から寄ってきますが、構われ過ぎるのも好きではないのです。
ある程度甘えたら、どこかへ行ってしまったり、無理に構おうとすると怒ることもあります。それが単独行動の猫の生き方なのです。
そんな猫の習性を理解してあげることが、猫を飼う上で重要になります。
2.お世話が好きな人
当然のことながら、生き物を飼うには「お世話」が必要です。
特に食事とトイレの掃除は重要。簡単なようですが、毎日となると、忙しい時や疲れた日などは、なかなか大変なものです。
他にも爪切りやブラッシングなどのケアもあります。これらのお世話が好きで、喜んでできる人が猫を飼うのに向いているでしょう。
3.責任感が強い人
猫に限らず、ペットをお迎えするには「責任感」が重要です。
ペットを飼うということは、命を預かるということです。
最後まで面倒を見るという責任感がなければ、どんな生き物でも飼うことはできません。
猫との暮らしが向かない人の特徴
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一方、猫との暮らしが向かない人には、以下のような特徴があるといえます。
- 犬のような従順さを望む人
- 家を汚されることが我慢ができない人
- 多忙で留守にすることが多い人
実際に猫を迎えるまえに、ご自身を振り返ってこのような特徴がないか確認してみましょう!
1.犬のような従順さを望む人
飼い主をリーダーのように思って、飼い主の言うことを聞く、そんな犬のような従順さを求めるなら、猫を飼うのには向いていません。
猫は犬とは違い、自分のペースを大切にします。
猫と仲良くしたいなら、飼い主の方が猫に合わせてあげる必要があるのです。
2.家を汚されることが我慢ができない人
猫のしつけは、犬のようにはいきません。
猫は、家具や壁で爪をといだり、カーテンを上るなど、家の中を傷つけたり汚したりします。それは、しつけではなかなかうまくいかないものです。
イタズラ防止グッズを使うなどしてある程度のしつけはできますが、爪をとぐのも高い所へ上るのも、猫の習性から来るものなので、やめさせることは難しいでしょう。
猫を叱るより、飼い主の方で対策を講じる必要があります。
3.多忙で留守にすることが多い人
時間に余裕が無い人も、残念ながら猫を飼うのには向いていないでしょう。
疲れて帰ってきて、猫が迎えてくれると癒されますね。でも、猫に癒しだけを求めてはいけません。
猫の方も、飼い主が留守がちだったり、忙しくて遊んでもらえないと寂しいのです。
ただ餌を与えておけばいいというものではなく、飼い主とのスキンシップやコミュニケーションが大切なのです。
これができないほど忙しいなら、猫は飼わない方がいいでしょう。
まとめ
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猫が好きで、猫を飼いたい、と思ったら、猫との暮らしが向いているか、よく考えてみて下さい。
猫は犬のように散歩の必要がないので楽だと考える人もいますが、お世話は意外と大変なものです。
ただかわいいからだけでなく、猫とはどんな生き物なのか、それを理解したうえで、最後まで責任を持って飼えるかどうかがとても重要なのです。
性格的に猫との暮らしが向いているかだけでなく、猫を飼育するだけの費用も環境も必要になります。
猫を迎えるということは、それなりの覚悟がいるのです。
もちろん、それらをクリアできるなら、猫との楽しい暮らしが待っていることでしょう。猫も飼い主も、幸せになってほしいものです。