猫への誤解が原因かも!絶対ダメな『飼い方』5つ

猫への誤解が原因かも!絶対ダメな『飼い方』5つ

皆様は、猫にどのような印象をお持ちでしょうか?猫に対する固定概念は、時々猫を危険に晒してしまうことがあります。そこで今回は、誤解が原因で起こりやすいNG行動について解説いたします。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫にしてはいけないNG行動

驚く猫

猫はクールに見えることから、何かと誤解が生じてしまいます。

飼育に関しても、かつては「当たり前」と思われていたことが現代では違う解釈になっていることも。

ここでは、誤解が原因で起こりやすい飼い主さんのNG行動を5つ紹介いたします。

1.ひとりで外出させる

窓際から外を眺める観察行動を目にすると「外に出たいのかな?」と感じてしまうかもしれません。

しかし、これは誤解です。

実際はあくまでも外の刺激を感じることと、室内の縄張りを守るための行動であるとされています。

幼い頃から外の世界を知らない猫にとって、外は怖い場所です。実際に危険が多いので、ひとりで外出させることは控えましょう。

2.お手入れをしない

猫は、毛繕いを通して身なりを清潔に保つことができます。爪とぎという習慣もあり、毎日バリバリと爪の手入れまで自力でこなしてしまいます。

一見すると、お手入れの必要がないように思えるほど完璧に見えますよね。しかし、そうではありません。

毛繕いをする過程では、どうしても被毛を飲み込んでしまいます。特に長毛種の猫は、「毛球症」という病気になるリスクがあります。

爪とぎに関しても、爪を鋭くするだけでカットしているわけではありません。室内暮しでは、尖った爪が怪我の原因になる恐れがあります。

長毛種はできれば毎日、短毛種は1週間に1回はブラッシングしてあげましょう。そして1ヶ月に1度、爪もカットしてあげてください。

3.構わなすぎ

無視される猫

猫は孤独を愛するといいますが、これは野生でのお話です。

野生の猫は、生後6ヶ月頃になると母猫から独立しなければなりません。だから自立した性格になりやすいのです。

一方家猫は、飼い主さんから独立することはありません。そのため、成猫になった後も比較的子猫らしい性格が続きます。

1日に数分程度は遊びに付き合ってあげましょう。

愛猫がすり寄って来たときは、優しく撫でてあげると喜びます。適度に構ってあげることも、健康維持に繋がるのです。

4.もちろん構いすぎはNG

猫はとてもワガママな生き物なので、構われすぎることも嫌がります。

遊びやスキンシップ中に、愛猫を解放するポイントがあります。

例えば猫から去ろうとしている時、耳を後ろに倒すイカ耳になった時、しっぽをバタンバタンと叩きつけてきた時などです。これらは「もう離して」のサインになります。

このサインが見られたら、そっと解放してあげましょう。

5.人間用の鰹節や煮干しなどを食べさせる

猫といえば鰹節や煮干しを好むイメージがありますよね。

確かに欲しがる猫は少なくありません。しかし、人間用のものを食べさせてはいけません。

人間用では「塩分の過剰摂取」になってしまうからです。

おやつやご飯のトッピングとして食べさせる際は、必ず猫用のものを用意してください。

ちなみに、これらは「尿路結石」のリスクがある猫には良くない食材です。

発症しやすい猫種が家族にいる場合は、たとえ猫用であっても食べさせないほうが無難です。

実はアレもNGだった!!

牛乳

先ほど鰹節や煮干しの話をしましたが、猫といえば…に続く言葉として「牛乳」も思いつきませんでしたか?

実は牛乳もダメなのです。

猫は牛乳に含まれる乳糖を分解することができない体質です。いわゆるゴロゴロ体質というやつですね。牛乳を飲むとお腹を壊してしまいます。

猫に牛乳を飲ませたいのであれば、やはり猫用のものを用意してあげてください。

保護した子猫に飲ませるものがなく、途方に暮れてしまった場合は、乳糖を含まないタイプの牛乳を少しだけ飲ませましょう。

まとめ

鰹節を見つめる猫

猫はクールでタフな印象が強いですが、実は繊細な動物です。そして、私たちが思っている以上に人間を意識しています。

愛猫が好む距離感を尊重し、スキンシップを求めてきたら応えてあげてください。

猫は意外と手がかかります。おそらく猫を迎えると、あらゆる面で固定概念が覆るでしょう。

ギャップを楽しみながら、愛猫の安全と健康を守ってあげてください。

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