猫に牛肉は要注意!原材料で考える『フードの選び方』3つ

猫に牛肉は要注意!原材料で考える『フードの選び方』3つ

野生の猫は、実際に狩りをした獲物の肉を食べています。家猫も我々が食べるような肉を食べられるのでしょうか。また、キャットフードはどのように選ぶと良いのでしょうか。今回は、猫の食に関する情報をお届けいたします!

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫は肉食動物!!どんな肉でもOKなの?

猫の食事

普段あまり意識することはないかもしれませんが、猫は純粋な肉食動物です。では、どのような肉でも食べられるのでしょうか。

鶏肉

鶏肉の中でも、特にささみはヘルシーで消化に良い肉です。味付けせずに茹でたものであれば猫でも食べられます。

与える際は、トッピング程度にしておきましょう。

豚肉

豚肉には、疲労回復や貧血予防の効果があります。こちらも茹でたものであれば食べさせても大丈夫です。

鶏肉と同様に、やはり少量に留めておきましょう。

牛肉

牛肉も基本的には大丈夫ですが、いくつか気をつけてほしいことがあります。

  • スーパーなどで購入したものは火を通す
  • 霜降り肉や脂身は与えない
  • トッピング程度にしておく
  • アレルギーに気をつける

肉食動物とはいえ、元々牛を獲物として食べる習慣はありませんでした。馴染み深いものではないため、時々アレルギーを起こしてしまう猫がいます。

アレルギーに関しては牛肉だけでなく、鶏肉や豚肉でも起こす可能性はありますので、牛肉に限らず少量からあげるようにしてください。痒みだけでなく、嘔吐や下痢もアレルギーの症状です。

牛肉を食べて消化不良を起こした経験がある猫には食べさせないでください。また、好んで食べない場合も無理に食べさせる必要はありません。

猫の主食は「総合栄養食」

フード

キャットフードには「総合栄養食」と「一般食」があります。メインになるフードは総合栄養食です。

総合栄養食に、時々ささみなどをトッピングしましょう。一般食は副菜のような位置付けなので、やはり添える程度が好ましいでしょう。

質の良いキャットフードの見極め方

メガネをかける猫

1口にキャットフードといっても種類が多すぎて、何が良いのか悩ましいですよね。そこで、質の良いキャットフードの見極め方について紹介いたします。

1.原材料が明確に記載されている

鶏肉、サーモンなど原材料が明確に記載されているキャットフードを選びましょう。

ミールと記載されているものは怪しいといわれていますが、ミールとは「粉状にしたもの」を意味します。チキンミールはチキンを粉状にしたもののことです。粉にすることで、水分が減り腐敗を防ぐことができたり、水分が減ることで濃縮されグラム当たりの栄養価が高くなるなどのメリットがあります。

日本ではペットフード安全法で安全基準が決まっていますので、ミールが入っているので、どのような状態の肉かわからないものが含まれているかわからないということはありません。

2.穀物がメインではない

原材料名のトップに記載されるものは、最も多い割合を占めるものです。つまり、キャットフードのトップに「穀物」がある場合は、トウモロコシや小麦などがメインのフードということになります。

冒頭で紹介したように、猫は肉食動物なので穀物の割合が多い食事は好ましくありません。消化に時間がかかり、体への負荷が大きくなります。

3.着色料不使用のもの

猫の食事で重要なのは、品質と風味です。色味に関しては全く力を入れる必要はありません。茶色1色で不味そうな見た目でも、着色料不使用のフードのほうが体には良いのです。

まとめ

鼻を舐める猫

猫は肉食動物なので、しっかりと火を通したものであれば肉類も食べることができます。しかし、元々馴染みのない牛肉に関しては、いくつか注意点がありました。

健康的な食事を意識するのであれば、やはり栄養バランスの整ったキャットフードをメインに置くことが無難でしょう。

キャットフードは「グルテンフリー」「着色料不使用」「ヒューマングレード(人が食べる品質水準を満たした原材料)」が理想です。ただし、それなりにコストがかかります。

どうしても高品質のものは厳しいという場合は、複数のメーカーのフードをローテーションすることを意識してみてください。1つのメーカーに偏らないことで、品質の偏りを予防することができます。

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