1.打ち合わせをしっかり
猫のお世話を頼む前の打ち合わせをしっかり行うことが大切です。自宅に来てもらい、猫と会わせておきましょう。
食事やトイレの場所、フードや猫砂の置き場所、掃除の方法などを確認します。他に猫の性格や特徴、また気になる点があれば伝えておきましょう。
合鍵を渡して留守中の家に入ってもらうので、トラブルがないとは言い切れません。貴重品などはきちんとしまっておき、猫の食事やトイレなどお世話に必要な部屋以外には入らないように話しておくことも大切です。
親切で猫のお世話以外の手伝いをしてくれる人もいると思いますが、猫のお世話だけにしておいてほしい場合はその点も伝えておいた方がいいですね。
口頭だけでなく、紙に書いて渡すのが確実です。
2.猫用品は多めに用意
普段使用しているキャットフードや猫砂は、留守にする日数分より多めに用意しておきましょう。万が一帰宅が遅れてしまった場合に対応できるようにです。
予備の猫用品がある場所も、お世話を頼む人に伝えておくのを忘れずに。猫の食事は1回分ずつ小分けにしておくと、間違いがありません。
3.事前に猫の健康チェック
猫の具合が悪くなっても急には帰れないことも。事前に動物病院で健康診断をしてもらっておくと安心です。
留守番に慣れていない猫では、留守番のストレスから体調を崩してしまうこともあります。
お世話を頼む人に動物病院へ連れて行ってもらうことになるかもしれません。動物病院の診察券や、移動に使用しているキャリーも用意しておきましょう。
もし、事前の健康診断で病気が見つかった場合は、動物病院に預かりを依頼することも検討しましょう。キャットシッターに依頼する場合も薬の用法用量をしっかりと確認してください。
キャットシッターは留守中も健康チェックをして報告してくれることが多いですが、友人に頼む場合も猫の健康状態をメールなどで教えてもらうといいですね。写真も一緒に送ってもらえば、安心です。
4.帰宅後のフォロー
長時間の留守番に慣れていない猫は、寂しさから問題行動を起こしてしまうこともあります。
キャットシッターの場合はお世話の時間が決められていますが、友人にお願いする場合で時間が許すなら、スキンシップをお願いしたり、猫と一緒に遊んでもらうといいかもしれません。猫が好きなおやつも用意しておいて、与えてもらうのもいいでしょう。
家に帰って来たら、留守番を頑張った猫を褒めてあげて下さいね。十分にスキンシップをしてあげて下さい。特別なおやつなど、ご褒美をあげるのもいいでしょう。
飼い主が帰ってきた後しばらくしても、落ち着かず、問題行動を起こすようなら、留守の間のストレスが原因の可能性も。
猫の様子を見て、いつもと違う場合は獣医さんに相談して下さいね。
まとめ
今日のねこちゃんより:虎(トラ)♂ / 2歳 / キジトラ / 5.2kg
猫は環境の変化が大きなストレスになります。飼い主が留守にする時には、普段生活している自宅でお世話をしてもらうのが安心ですね。
猫のお世話は、必ず信頼できる人にお願いしましょう。留守を頼む側も、お世話に来てくれる人も、双方が納得できるよう、事前の打ち合わせが大切です。
もちろん、お世話になった後のお礼も忘れずに。