猫に「絶対に与えてはいけない食べ物」とは?
人間にとって無害な食べ物と猫にとって無害な食べ物は大きく異なります。
日頃私たち人間が当たり前のように食べている食べ物が、猫にとっては毒になってしまう超危険な食べ物というケースも多々あるのです。
そこで、今回は意外と知られていない「猫が食べてはいけない人間の食べ物」についてランキング形式で3つ紹介してまいります。
「これから猫を飼うけど、猫の食べ物についてまだよく分かっていない」「人間の食べ物って猫も食べられるのだろうか?」といった疑問を抱えている方の参考になれば幸いです。
1.【第3位】アボカド
アボカドには「ペルシン」とよばれる成分が含まれています。このペルシンを猫が摂取してしまうと、嘔吐や下痢といったアレルギー症状が出やすいため非常に危険です。
ペルシンの摂取量が多くなってしまうと、呼吸困難やからだの痙攣といった深刻な症状を引き起こす可能性もあるため、絶対に食べさせてはいけません。
2.【第2位】チョコレート
チョコレートといったら子供にも大人気の定番お菓子というイメージがあるかもしれませんが、猫にとっては非常に危険な食べ物です。
チョコレートに含まれている「カフェイン」や「テオブロミン」という成分を猫が摂取してしまうと、嘔吐や下痢、過度な興奮状態といった症状を引き起こす可能性があります。
また、摂取量が多いと、やはり呼吸困難やからだの痙攣などの危険な症状を起こすこともあるため、絶対に食べさせてはいけないのです。
また、カフェインはチョコレートだけでなく、ココアやコーヒー、紅茶といった飲み物にも含まれているため、これらの飲み物も絶対に猫に与えないようにしましょう。
3.【第1位】たまねぎやニラなどのネギ類の食べ物
たまねぎ、ニラ、長ネギ、白ネギといったネギに分類される野菜は全て「猫にとって危険な食べ物」といえます。
ネギ類には「チオ硫酸化合物」とよばれる成分が含まれており、食べた量にもよりますが食欲不振や呼吸促拍、からだのふらつき、血尿、黄疸、といった中毒症状が現れやすくなります。
最悪の場合死に至ってしまうこともあるため、ネギ類の食べ物は絶対に猫に与えてはいけません。
まとめ
今回紹介した食べ物は、どれも猫にとって非常に危険なものです。
うっかり目を離した隙にこれらの食べ物を愛猫が盗み食いしてしまった場合は、すぐに様子を観察し、少しでも様子がおかしかったら急いで動物病院に連れていくようにしましょう。