猫の『オス・メス』にはどんな違いがある?性格や特徴を解説!

猫の『オス・メス』にはどんな違いがある?性格や特徴を解説!

猫のオスとメス、ぱっと見ただけではわからない場合もありますが、性格や体の違いがあります。猫の性別による違いや特徴をご紹介します。これから猫を飼う方、新たに猫を迎える方は参考にしてみてください。

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記事の監修

日本では獣医師。世界では旅人。”旅する獣医師”として世界各国を巡り、海外で見てきた”動物と人との共生の様子”を、執筆や写真展を通して皆さんと共有する活動をしています。

性格の違い

おもちゃに前足を伸ばす猫

オス

活発、外交的な性格が多いです。去勢手術をすると甘えん坊な性格になることがあると言われています。活発でナワバリ意識が強いがゆえに、ケンカっ早い性格の子もいるので、初対面の猫と会わせる時は注意しましょう。

飼い主さんに依存してしまう分離不安症は猫には少し珍しい症状ですが、メスよりもオスの方がなりやすい印象です。

メス

内気、落ち着いている、しっかりしている、クールな性格が多いです。

猫は母猫がひとりで出産から育児を行うため、子猫を守るために警戒心が強かったり、クールな性格だったりするようです。

縄張り意識の違い

にらみ合う猫

オス

猫は単独で行動し、自分の縄張りを持つ生き物です。縄張りの範囲はオスの方がメスよりも大きいです。

オスは縄張り意識が強く、縄張り争いが起こることもあるんです。しかし、自分の縄張りの外のものに対しては怖がりになる場合があります。

メス

オスよりも縄張り意識が弱く、争い事を好みません。そのため、多頭飼育をする場合、先住猫がメスだと新入り猫とのトラブルが比較的少ないです。

また、同じ時期に出産した猫は協力して子育てをすることがあり、メス同士は仲良くなるのが早いそうです。

外見の特徴

座る猫と香箱座りの猫

オス

メスよりも体が大きくガッチリとした体型です。性成熟したオスは顔が大きくなり、横に張り出しています。

性成熟で顔が大きくなった猫、性成熟する前で顔がまだ大きくなっていない猫、どちらも去勢手術をしたとしても顔の大きさはほとんど変わることはありません。

メス

オスよりも体が小さく、細くしなやかであることが多いです。顔もオスより小さいのが特徴です。

体や病気の特徴

猫の親子

オス

オスは発情したメスのフェロモンなどがきっかけで発情します。生後半年くらいになると生殖器官が発達し、発情行動を示す個体が出てきます。落ち着きがなくなり外へ出たがるようになったり、マーキングのためのおしっこをあちこちにしたりします。

繁殖を希望しない場合、去勢手術をするのが一般的です。

去勢手術をすると発情期の困った行動が抑えられる、性格が穏やかになる、精巣がんなど生殖器系の病気の予防などのメリットがあることはもちろん、必ずではありませんが、マーキングなどの困った行動が抑えられたり性格が穏やかになったりする効果を期待できます。

手術は基本的にお腹を切らずに睾丸を切除します。※隠睾(精巣が陰嚢の中に入っておらず、お腹の中や皮膚の下に存在する)の場合はお腹を切る必要があります。

オスはメスと比べると尿道が長く先端が細いため、結石症になると尿道が詰まりやすい特徴があります。

また、オスはメスに比べ糖尿病にかかりやすいと言われています。

メス

生後4ヵ月~9ヵ月になると最初の発情期を迎えます。その後は年に数回発情期を迎えます。

発情期は大きな声で鳴くなどオスと同じように発情期特有の行動がみられます。

繁殖の予定がない場合は避妊手術をするのが一般的です。避妊手術をすると発情期特有の行動が抑えられたり、卵巣がんや子宮疾患など生殖器系の病気のリスクを下げられたりするメリットがあります。

手術はお腹を切って、卵巣と子宮または卵巣だけを取り出します。

子猫を産ませたい場合、猫は交尾をすると排卵をするので高い確率で妊娠します。妊娠期間は約2ヵ月です。

妊娠期間は専用のフードを与え、出産に備えて薄暗く落ち着く場所(ダンボール箱など)を用意しましょう。

出産したら子猫のお世話は基本的に母猫に任せて大丈夫ですが、飼い主さんは子猫の体重を測って順調に成長しているか確認したり、母猫の体調の確認をしたりしましょう。

人馴れしておらず警戒心の強い母猫の場合は、人間に子猫を取り上げられることに強い抵抗を示したり、攻撃的になったり、人間が構うことで育児放棄につながる場合もありますから注意してください。

まとめ

並んで座る2匹の猫

個体差や育った環境にもよりますが、猫のオスとメスは、性格や体の大きさなどに違いがあります。

これから猫を飼う方は、猫の性別の違いなども含めてどんな猫を迎えるのか考えてみてはいかがでしょうか。

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