猫が『嬉しょん』するときの原因と4つの対策

猫が『嬉しょん』するときの原因と4つの対策

少々意外かもしれませんが、猫も嬉しょんをすることがあります。今回はその原因と、効果的な対策について紹介いたします。

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記事の監修

日本では獣医師。世界では旅人。”旅する獣医師”として世界各国を巡り、海外で見てきた”動物と人との共生の様子”を、執筆や写真展を通して皆さんと共有する活動をしています。

猫が「嬉しょん」をする原因

マタタビと猫

「嬉しょん」と聞くと、犬のイメージが強いですよね。実は猫にもあるのです。

これだけでも驚きの事実ですが、中には便が出てしまう子もいるようです。その原因をいくつか挙げてみます。

興奮している

猫にとって夜間は活発になる時間帯です。退屈していたところに飼い主さんが帰宅し、遊んでもらうことで興奮しやすくなります。

この興奮が引き金となり、嬉しょんをしてしまうことがあります。

陶酔している

個体差はあるものの、猫はマタタビを好みます。猫用のおもちゃにもマタタビをふりかけて遊ぶものがありますよね。

マタタビに含まれる成分は猫のフェロモンに似ているため、ほろ酔い状態になります。この状態から、嬉しょんのように失禁してしまう子がいるのです。

マタタビのおもちゃで遊ぶたびに尿が出てしまうのであれば、マタタビが原因でしょう。

病気が潜んでいる可能性も

膀胱や肛門には、括約筋という筋肉があります。

尿意や便意を感じたら、咄嗟に「キュッ」とおしりを締めますよね。ここで締める役割を果たしているのが「括約筋」です。

猫にも括約筋があります。何らかの原因で括約筋が緩みやすくなると、失禁につながってしまいます。

嬉しょんだと思っていたら、実は括約筋の問題や膀胱炎を抱えていたということもあり得るのです。

効果的な嬉しょん対策

猫博士

嬉しょんには、いくつか効果的な対策があります。

1.叱るのは絶対にNG!

嬉しょんは困り行動ですが、絶対に叱ってはいけません。叱ることでさらに興奮し、お漏らしをしてしまいます。これでは悪循環です。

そして何よりも、排尿自体を否定されていると誤解してしまう恐れがあります。体調不良の原因にも繋がりかねないので、怒らないであげましょう。

2.興奮させない

帰宅後の遊びのみ興奮してしまうのであれば、落ち着いてから遊ぶようにしましょう。

飼い主さんの帰宅自体が興奮の引き金になる場合は、しばらく声をかけないようにしてみてください。それ以外にも興奮しすぎるタイミングがある場合は、興奮を助長させないよう気をつけましょう。

3.マタタビを使わない

原因がマタタビであれば、マタタビを控えるようにしてください。マタタビは人間のお酒のようなものなので、少量でも刺激を受けやすい子がいるのです。

4.獣医さんに相談する

頻繁に起こるようであれば、1度診察を受けてみてください。先ほども紹介したように、病気が潜んでいるかもしれません。

診断の結果によっては、治療をすることで改善する可能性が高くなります。特に問題がなくても、適切な対処法についてアドバイスをしてくれるでしょう。

まとめ

カーペットを汚して気まずい猫

嬉しょんにも様々な度合いがあります。ポタポタ程度のものもあれば、失禁レベルに至ることもあります。

猫の尿は臭いが強いため、頻繁に起こると困ってしまうでしょう。まずは冷静に、どのような状況下で起こるのかを分析してみてください。

思い当たる節があれば、その行動を避けるようにします。原因が分からない場合や、なかなか改善しない場合、、今まで一度も失禁したことがないのに突然失禁した場合は、ためらわずに獣医さんに相談してください。

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