1.餌を出しっぱなしにしない
夏は室温が高く、餌を出したままにしておくと痛みやすいです。特にウェットフードは注意が必要です。
時間が経つと虫が寄ってきたり、食べ残した餌を食べて食中毒になったりする恐れがあります。
猫に餌を与えたら、食べ残しは捨てましょう。ウェットフードは30分を目安に猫が食べなくなったら捨てましょう。
ドライフードはウェットフードと比べて傷みにくいのが特徴で置き餌にすることができますが、空気に触れると酸化が進み傷みます。ドライフードの食べ残しもその日のうちに捨てましょう。
2.食器は清潔にする
ウェットフード、ドライフードに関係なく餌の食器は毎日洗って清潔にしましょう。
汚れた食器で餌を与えると食中毒の原因になってしまうことがあります。飲み水はこまめに交換し容器もしっかり洗いましょう。猫はきれい好きな生き物ですから、不清潔な場合は食欲が落ちてしまうこともあります。
また、自動給餌器、自動給水器は内部にカビが生えてしまうことがあるので、こまめに掃除をすることが大切です。
3.餌の保存方法
夏は気温も湿度も高くなり、餌が傷みやすいです。ドライフードの開封後は高温、高湿度にならない場所に密閉して保存しましょう。
ウェットフードの缶やパウチなどを開封したら、密閉して冷蔵庫で保管し、なるべく早く食べ切るようにしましょう。
ただし、ドライフードを冷蔵庫で保存すると、出し入れの温度変化で結露が発生し、カビの原因となる場合があります。
夏はキャットフードの大袋を買うのを控えて小袋にする、小分けになっているキャットフードを選ぶ、小分け用の清潔な容器を使うなどしてみるのもいいかもしれません。
もし、餌にカビが生えていたり、匂いが変わっていると感じたら猫に与えずに、新しいものを開封しましょう。
キャットフードのパッケージやメーカーのホームページに保存方法について詳しく書かれている場合もあるのでチェックしてみてください。
4.食欲チェック
夏の暑さで猫の食欲が今までよりも落ちることがあります。
しかし、病気が隠れている可能性もあるので、食べ残しを片付けるときに食べた量の確認や、体重や排泄の様子などいつもと違うところがないかチェックしましょう。
まとめ
夏は気温が高くなり、猫の餌にも注意が必要です。
食中毒を起こさないように食べ残しの餌は早めに片付けたり、保存方法も気をつけたりすることが大切になります。
また、夏の暑さで猫がいつものように餌を食べない場合もあります。食べた量と体重をチェックするなど、体調管理も欠かさないようにしましょう。