猫が『安心して暮らせる環境』の条件6つ

猫が『安心して暮らせる環境』の条件6つ

猫が安心して毎日を過ごすためには、飼い主さんが環境を整えてあげる必要があります。猫がどういう場所を好むのか、猫が我慢しないようにするにはなど、猫が安心できる環境の条件をご紹介します。

793view

SupervisorImage

記事の監修

北里大学獣医学科卒業。埼玉県内の動物病院で勤務医をしながら教育・研究にも携わっており、大学では『伴侶動物の鉄代謝』をテーマに研究しています。『猫は小さな犬ではない』という格言のもと、何よりも猫ちゃんの健康と福祉の向上を一番に考え、日々の診療に励んでおります。

1.猫だけのスペースがある

食事中の猫

本来、猫は自分の縄張りを持ち、単独で生活をする生き物です。ですので自分だけの場所があることでストレスを軽減することができます。

何かあったときに逃げ込める場所や、高くて見晴らしの良い場所があることも大切です。

食事、トイレ、寝る場所

多頭飼育でも猫同士の距離がある程度あった方がストレスは少ないと言われています。猫それぞれの食事場所、トイレ、眠る場所の距離を開けて用意しましょう。

隠れられる場所

猫は狭い場所に入るのを好みます。敵から身を隠すことができるため狭い場所が安心するんです。

ペットベッド、ハンモック、ダンボール箱、猫ちぐらなどを用意してあげましょう。ひと目につかない場所の方が落ち着く、飼い主さんのそばが落ち着くなど猫によって好みもあります。

また、お客さんが来たときや大きな音がしてびっくりしたときなどに逃げ込める場所があると猫が安心します。ソファーなど家具の下、押入れ、ケージ、キャリーバッグなどがあるといいでしょう。

高い場所

猫は高い場所が好きです。敵から身を守るため、上から獲物を探すためなどの理由があります。高い場所に登れない環境だとストレスを感じてしまう猫が多いようです。

キャットタワーや家具など高い場所から周りを見渡せる場所を用意してあげましょう。登り下りをすることで運動にもなります。

また、キャットタワーなど高い場所から外を見ることができると、鳥を見たり景色を見たり、猫にとって刺激になり喜んでくれるでしょう。

2.いつでもどこでも水が飲める

水を飲む猫

猫は積極的に水を飲まない生き物で、その性質によって病気を引き起こす原因になることもあります。

冬は水飲み場の水が冷たいという理由で、水を飲む回数が減ってしまうこともあるんです。そのため、猫の食事場所、猫がくつろぐ場所、猫がよく通る場所など水飲み場を複数用意しましょう。

3.猫が使いやすいトイレがある

猫トイレに入る猫

猫はトイレが気に入らないと、トイレに行きたくても我慢したり、トイレ以外の場所でしてしまうこともあります。

大きさ、形、猫砂の種類など猫の好みのトイレを用意します。大きいトイレ、鉱物系の砂を好む猫が多いようです。

また、トイレを置く場所も大切です。人があまり通らない静かな場所、食事場所から離れた場所、寒くない場所などを選んであげましょう。

そして、トイレはこまめに掃除してあげましょう。

4.爪とぎができる

爪とぎをする猫

猫の爪とぎには、爪の手入れ、マーキング、気持ちを落ち着かせるなどの意味があります。

本能的な行動で、爪とぎができないとストレスを感じてしまいます。

ダンボール、麻、木など猫が好む爪とぎを用意してあげましょう。

5.誤飲しないように配慮されている

緑色のソファーがある部屋

人間の食べ物、観葉植物、紐類、おもちゃなどを猫が飲み込んでしまうととても危険です。

猫が過ごす場所には上記のような物や、飲み込んでしまうような小さな物は置かない、留守番させるときは猫をキッチンに入れないなどしてあげましょう。

6.快適な室温

寝ている猫

時期によって異なりますが、20~28℃が快適に過ごせる室温と言われています。

夏は熱中症対策のために冷房や日除けシートなどを使い、冬は暖房やペット用のホットカーペットなどを使って寒さ対策をしましょう。

まとめ

寝ている茶トラ猫

猫が健康で安心して暮らすには、環境を整えることが大切です。

猫が落ちついて過ごせる猫専用の場所を作る、いつでも水を飲んだりトイレに行ったりできる環境、猫の本能的な行動ができる環境、誤飲を防ぐなどの条件が整っているか確かめてみましょう。

スポンサーリンク