1.要求がある
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猫は、基本的に子猫と親猫以外は猫同士で鳴いてコミュニケーションをとることがなく、人間と暮らすようになって身に付けたと言われています。
まずはご飯が食べたいのか、トイレを綺麗にしてほしいのか、もしくは遊んでほしいのか、猫の要求が何か確認すると良いでしょう。
ご飯の量も、1日の運動が多いか少ないかによってカロリー摂取量も変化しますので、猫の行動も細かく見てあげましょう。
2.甘えている
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甘えて鳴き続ける時は人間に構ってほしいことが多いでしょう。
ただし、理由がなく甘えた声で鳴き続けるならば癖になるので、あまり相手をしない方が良いです。
猫も人間もお互いのペースで付き合わないと生活に支障が出てしまいます。よい加減を見極めてくださいね。
3.体調が悪い
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体調が悪い時に訴えて鳴く場合があります。
猫は痛みや身体の不調を隠すのですが、人間と暮らしている猫は危険がないために隠さないことがよくあります。
下痢や嘔吐、食欲不振の有無や抱き上げて、異常がないか確認します。トイレで鳴いている時は便秘や尿路系の病気の可能性もありますので、病院を受診しましょう。
4.ストレスがある

同居している他の猫や動物との相性が悪かったり、家の外に猫を脅かす何かがあると、猫はストレスから鳴くこともあります。
病気と同じように食欲が無くなったり、下痢や嘔吐もありますが、同居メンバーとの相性が悪い場合はケンカや威嚇などをお互いにしていないか、チェックしてください。
ストレスの原因は早めに取り除いてあげましょう。
5.高齢猫は認知症の始まりの可能性も
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猫も高齢になると人間と同じように認知症の症状が出て夜中に鳴くことがあります。
食べ物や医療の向上、完全室内飼いが増えて猫の寿命も格段に長くなりました。そのために、今までは見られなかった猫の高齢化が多くなり、それにあわせて夜鳴きも増えてきました。
特に不安から鳴き続ける場合が多いので、愛猫の側に寄り添って「大丈夫だよ」と気持ちを穏やかにさせてあげましょう。
ただし長期戦ですので、人間も楽しく介護をするように心がけてくださいね。
まとめ
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猫が『うるさく鳴き続ける』ときに考えられる5つの原因と対処法についてお伝えいたしました。
一緒に暮らす猫は、人間に理解してもらおうと色々な手段を使って気持ちを表してくれます。しかし、鳴き続けられるとやはり人間も困ってしまいます。
可能性のある原因を探り、猫の気持ちが早めに落ち着くように対処したいですね。