1.完全室内飼い
猫を室内だけで飼うこと、それが長寿につながります。なぜなら家の外は危険がいっぱいだからです。交通事故、猫同士のケンカや感染症、虐待、殺処分など。
実際、野良猫の平均寿命が10年以下(0〜8歳)なのに対して、完全室内飼いの猫の平均寿命は13年を超えています。家の中だけで猫を飼うのは命を守るためでもあるのです。退屈しないような工夫をすれば、室内だけでも満足してくれます。
たいせつな愛猫をしっかり守っていきましょう。
2.たまの好物
長寿猫の共通点として、たまに好物を食べるという点が挙げられます。ギネス記録に登録されているような長寿猫たちが食べていた食事内容はバラバラですが、飼い主さんによるとたまに好物を食べさせていたとか。
その楽しみがよい刺激となり、長寿につながったのかもしれません。愛猫の好物をたまのご褒美で与えると、元気倍増になるのかも。持病がある場合は、食べて良いもの悪いもののアドバイスを主治医の先生にもらってからにしましょう!
3.ストレスが少ない
ストレスが少ないことも、長寿につながります。猫は繊細な生き物なのでストレスを感じやすいです。そのため、のびのびと生活できる環境を整えてあげる必要があります。
飼い主さんが神経質になりすぎずおおらかに接すること、そして猫のニーズに合った室内環境作りを心がけることです。
食事を落ち着いて食べられる場所にしたり、お水を十分に摂れるよう工夫したり、トイレも常に清潔に保っておきましょう。
ご飯は体作りの基礎となるものです。しっかりと栄養がとれるよう、年齢や運動性、猫種など、それぞれの身体に合わせて選びましょう。
4.歯が丈夫
長寿猫に共通しているのが「歯が丈夫」ということ。歯磨きをしている飼い主さんは少ないものの、長寿猫たちは一様に歯が丈夫なのだそうです。生まれ持ったものか、それとも日頃のケアがよかったのかはわかりませんが、愛猫の歯の健康を保つようにしていきましょう。
5.早期発見
猫の体調不良を早期発見するのも大事です。愛猫の様子がおかしいことにすぐ気がつき、対処していきましょう。とはいえ猫は不調を隠す生き物です。
元気、食欲、おトイレの量や回数など普段の様子を観察するのはもちろんですが定期的な健診を受け、病気の早期発見に努めましょう。たとえ重大な病気でも、早めに治療をすれば完治する可能性があります。愛猫が病気になれば苦しませてしまうのはもちろん、飼い主さんも様々な面で大変です。
なるべく悪化させないためにも、愛猫の体調管理には注意を払っていきましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:ななちゃん♀ / 17歳 / 白猫 / 6.5kg
せっかくご縁があって出会った猫ですから、なるべく長く一緒にいたいと思うのは当たり前でしょう。飼い方次第で長生きになることもあれば、そうではない場合もありえます。愛猫が少しでも長く一緒にいてくれるようにできることはしていきたいですね!