猫が飼い主に『SOSサイン』を出す時の理由4つ

猫が飼い主に『SOSサイン』を出す時の理由4つ

飼い猫からのSOS、気づいていますか?猫は飼い主に対してSOSサインを出すことがあります。それは、どんな行動に表れるのでしょうか?SOSを出す理由は何でしょうか?

1.体調が悪い

前足で顔を隠して寝る猫

人間も体調が優れない時は、食欲が落ちたり、だるさや眠気があったりしますよね。猫も体調が良くない時は、いつもほど餌を食べなかったり、眠っている時間が長かったりするものです。

猫は体のどこかに痛みがあっても隠そうとする生き物です。それでも、ちょっとしたサインは普段と違う様子に表れます。起きている時に元気がなく、食欲不振や、動かずに眠ってばかりいる症状が続くなら動物病院で診てもらいましょう。猫の体調不良のSOSは、飼い主が見逃さずに、早く対処してあげたいですね。

2.ストレスを感じている

カーテンの間から見上げて鳴く猫

猫が強いストレスを感じている時のSOSサインが、よく鳴いたり、ずっと毛づくろいをしているなどです。このような場合の鳴き声は、いつもとちょっと違います。低めの声で「アーオ」「アオーン」と鳴き続けていたら、何か不安になる要因があると考えられます。特に普段あまり鳴かない子がよく鳴く時は要注意です。

過剰なグルーミングもストレスによるSOSサインです。同じ部分を舐め続けて、毛が抜けてしまうことも。こうなる前に、ストレスの原因を取り除いてあげましょう。

3.暑い

床の上で仰向けになる猫

猫は暑さを感じると、涼しい場所でじっとしていることが多く、仰向けに寝ていることもありますね。気をつけなければならないのが、パンティングと呼ばれる口呼吸です。

猫は本来、犬のように舌を出して口から息を吐くことはほとんどありません。それが、口で大きく息をしている場合は、気温が高すぎることが考えられます。すぐに、エアコンを使用したり、対処してあげる必要があります。新鮮な水もいつでも飲めるようにしてあげて下さい。

4.寒い

布団の間から顔を出す猫

気温が低くなると膝に乗ってきたり、布団にもぐりこんでくるという猫は多いですよね。それも、猫が寒いと感じているサインです。猫が寄り沿ってくれると、飼い主もぬくぬくあったか。幸せな時間ですね。

猫が寒い時のサインは他にもあり、丸くなって寝ていたり、くしゃみをすることがあります。さらにブルブル震えているようなら、かなり寒さを感じているサイン。適度に暖房を使用したり、毛布なども用意してあげましょう。

まとめ

座ってこちらを見る猫

猫のSOSサインは、いつもと違う行動に表れます。普段から猫とのコミュニケーションを大切に、ちょっとした異変にもすぐに気づいてあげられるといいですね。言葉を話すことのできない猫のSOS。助けてあげられるのは飼い主です。猫がいつも快適に、元気に過ごせるようにしてあげたいものです。

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