猫を『不健康』にさせてしまう飼い主のNG行為5つ

猫を『不健康』にさせてしまう飼い主のNG行為5つ

人間の生活リズムや生活習慣は、良くも悪くも猫に影響を与えます。ここでは、悪影響を及ぼす些細な行動をいくつかピックアップしていきます。

2612view

SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫が不健康になる可能性のある生活習慣

人間のような猫

猫の飼い主さんであれば、故意に愛猫を不健康にすることはないと思います。むしろ、健康で長生きしてほしいと願っているでしょう。

しかし何気ない生活習慣の中には、そのような思いとは裏腹に、猫を不健康にしかねない行動があります。

今回は、猫の健康のために気をつけてほしい飼い主さんの行動を5つご紹介いたします。

1.欲しがるままにフードを食べさせる

口を舐める猫

猫は、とてもおねだり上手です。ついつい要求に応えたくなりますが、そこはぐっと我慢してください。

猫がわがままになってしまうだけではなく、肥満になる恐れがあります。肥満は万病の元です。欲しがるままにフードやおやつを食べさせる行為は控えましょう。

2.人間の食べ物を無闇に与える

猫の食卓

茹でたささみや、味付けをせずに焼いた白身魚など、一部猫でも食べられる食材はあります。でも、これらは栄養の観点から主食にはなりません。

そして何より、人間の食べ物の中には猫の命に関わる危険な食材がいくつかあります。例えばネギや玉ねぎ、チョコレートなどです。

日頃から人間のものを口にしていると、猫自身が良いものと悪いものの区別がつかずに危険なものを食べてしまうリスクが増えてしまいます。

無闇に人の食べ物を与えないことが無難でしょう。どうしてもという場合は、食材の管理や食卓に並べる食べ物を監視するようにしてください。

3.飼い主さんがタバコを吸う

タバコ

タバコは人間のみならず、猫の健康にも悪影響を及ぼす嗜好品です。完全に禁煙することが難しい場合は、次のようなことに気をつけてください。

まずは、愛猫の生活拠点になっている部屋では吸わないことです。そして、喫煙後は30分程度は猫とスキンシップを図ることを控えましょう。

4.アロマを取り入れる

アロマ

アロマにはリラックス効果があり、生活に取り入れたい方も多いのではないでしょうか?しかし、猫にとってアロマ(精油)は非常に危険です。

なぜかというと、猫の肝臓はグルクロン酸抱合が十分にできず解毒する力が弱いといわれています。そのためアロマの成分を処理することができないからです。万が一舐めてしまうと死に至る可能性があります。

盲点は犬用のアロマです。動物用なので大丈夫かと思いきや、猫には絶対NGです。犬は猫と異なりグルクロン酸抱合ができ解毒する力が猫よりもあります。しかし、中には犬にも使用しないほうが良いアロマがあります。

猫がいる家庭では、アロマは控えたほうがよいでしょう。

5.必要なお手入れをしない

ブラッシング

爪切りやブラッシングは、猫に拒まれやすいお手入れです。嫌がることを無理やりするのは可哀想だからと、これらを控えるのは良くありません。

伸びた爪は怪我の原因になりますし、ブラッシングを全くしないでいると、毛繕いの過程で多くの被毛を飲み込み毛球症で苦しむことになります。長毛種では毛玉ができてしまい皮膚トラブルの原因になってしまいます。

いずれにしても、トラブルが発生するとより辛い思いをさせてしまいます。たとえ拒まれても手短に、少しずつお手入れをしてあげてください。

生活リズムの乱れも不調の原因に!

猫と時計

不規則な生活は、人間にも愛猫にも悪影響を及ぼします。一見猫は関係ないように見えますが、実は密接な関わりがあるのです。

猫はルーティーンを重んじる習性を持っています。人間が不規則であるが故に生活リズムが掴めないと、ストレスになってしまいます。

猫の食事の時間や、一緒に遊ぶ時間帯などは大体で構わないので統一するように心がけてください。

まとめ

聴診器をあてられる猫

猫が不健康になる恐れのある生活習慣。皆様は大丈夫ですか?もしも当てはまるものがあれば、少しずつ改善してください。

今のご時世では、生活リズムが乱れてしまうことも多いでしょう。意外と愛猫の健康を意識することが、人間の生活習慣を変えるきっかけにも繋がるかもしれません。

スポンサーリンク