クラッキングって何?
クラッキングとは、猫が獲物を見つけた時などに出す声の一種で「カカカカ!」といった独特な鳴き声が特徴です。
何かを見つめながらクラッキングすることが多いので、まるで誰かに対して喋っているように見える人もいると思います。
猫が急に「カカカカ!」と鳴き出した場合、「喉に何か異変でも起きたのではないだろうか?」と思う人もいるかもしれませんが、クラッキングは病気ではなく、一種の習性なので深く心配する必要はありません。
どんな時にクラッキングするの?
猫は状況に関係なく、いつでもクラッキングをするわけではありません。猫によって個体差はありますが、猫がクラッキングするタイミングはある程度決まっているのです。
一体どのような時に猫はクラッキングをするのか、さっそく解説していきましょう。
窓を見つめている時
窓の外に虫や鳥、ねずみなどを見つけた時、獲物に対して「カカカカ!」と声を出して興奮するケースが多いです。「目の前に獲物がいるのに獲れない」といった状況下でクラッキングをする傾向にあります。
「獲物がいる!捕獲したい!!でも窓があるからとれない!」といったもどかしい気持ちをクラッキングで表しているのかもしれませんね。
飼い主さんに対して何かを訴えたい時
なかには飼い主さんに対してクラッキングをする子もいます。
窓の外に獲物を見つけた後、窓を何とかしてほしくて飼い主さんに興奮したテンションのまま、クラッキングして訴える場合もありますし、おもちゃ(獲物)が欲しくてクラッキングをする場合もあるようです。
「欲しいのに手に入らないもどかしさ」を飼い主さんに気づいてもらいたくて、一生懸命アピールしているのかもしれません。
もし、愛猫が飼い主さんに対してクラッキングしてきた時は、どのような心境で訴えてきているのか考察してみることをおすすめします。
まとめ
猫がクラッキングしている場合、何かを欲しがっている可能性が高いと考えてよいでしょう。
窓の外で動いている獲物を欲しがっているのか、それともキャットフードやおもちゃ等を求めているのか、よく観察して適切に対応すれば、猫からさらに好かれるかもしれませんよ!