猫にとって『NGな寝床』とは?意外と危険な3つの環境

猫にとって『NGな寝床』とは?意外と危険な3つの環境

猫は1日の大半を寝て過ごします。よって、人間以上に寝床が重要な役割を担っています。ところが、安らぎの空間が適切ではない場合があります。今回は改めて、猫の寝床について考えてみたいと思います。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫にとって寝床はどんな存在?

眠る猫

猫にとって寝床は単に眠る場所ではありません。大切な縄張りのひとつとして、安心できる場所という役割があります。

家猫も同様で、家庭内にある寝床は安全基地のような存在です。誰にも邪魔されず、自分だけの時間を満喫する空間になります。

絶対にNGな寝床

見つめる猫

野外とは異なり、室内は安全という認識が強いと思います。しかし、室内も絶対に安全とは限りません。

室内にある猫の寝床も、意外と危ない場所に位置しているかもしれません。猫にとってNGな寝床をいくつかご紹介いたします。

1.空調が直撃する

暖を取る猫

猫は自分で空調を調節することができません。さらに被毛で覆われているので、冷えや暑さに対して鈍感です。空調が直撃する位置は、健康を害する恐れがあり好ましくない寝床です。

特に、こたつやホットカーペットなどを好む猫は要注意です。こたつは熱中症や脱水、ホットカーペットは低温やけどのリスクがあります。

どうしても寝床にしてしまう場合は、温度やこたつ内の空気の入れ替えに気を配ってください。

2.高すぎて手が届かない

見下ろす猫

猫は高い場所を寝床に選びやすい傾向にあります。ジャンプ力にも優れ、驚くほど高い場所に登ることもあります。

ただし、猫にはひとつ弱点があります。それは、降りることは得意ではないということです。万が一の場合は、飼い主さんが手助けをしてあげなければなりません。

よって飼い主さんが踏み台を使用しても手が届かないような、高い位置を寝床にするのは危険です。飼い主さんの手が届く範囲で、適度に高さのある場所を寝床にできるようにしてあげてください。

3.騒がしくてリラックスできない

不機嫌な猫

人の出入りの多い部屋や、低い位置のみが寝床の場合はリラックスすることができません。猫にとって眠りは大切な仕事です。

騒がしくて眠りを妨害される、安心できないと感じることが続くと強いストレスを受けることになります。持続するストレスは病気の原因にもなるので注意が必要です。

猫にとって良い寝床とは?

ヘソ天する猫

猫が心地よく過ごせる寝床には、次のような特徴があります。

  • 日当たりの良い場所(夏場は熱中症に注意)
  • 反対に薄暗く狭い場所
  • 飼い主さんの手の届く範囲で高い場所
  • 飼い主さんのにおいがする場所など

まとめ

ぬいぐるみを抱く猫

猫は忍耐強い動物なので、小さなストレスや体調不良を隠してしまいます。人知れず寝床に不満を抱いているかもしれません。そして、意外と危険な場所を安全基地にしてしまっている可能性もあります。

愛猫の安全基地は本当に安全ですか?ストレスを感じていませんか?愛猫の様子を観察しながら再検討してみてください。

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