1. 飛びかかる
何かチラチラと動いているものが見えたり、虫などがブンブン飛んでいたり…そんな時、猫は思わず飛びかかってしまいます。もうこれは本能なので、仕方ありません。
狩りの血が騒いでしまうのでしょう。狩猟スイッチが入る瞬間は猫にしか分かりませんが、何か興味が惹かれるものを見つけたとたん、視線はロックオン。飛びかかるタイミングを見計らい、構えます。後ろ足をふみふみしたら、シュバっと飛び出し獲物を捕らえにかかるのです。
飼い主さんの洋服の裾なども、ひらひらしていると猫が気になって捕獲にかかるかもしれません。ケガをしないように、ご注意ください。
2. 食べる
美味しそうな食べ物が目の前にあったら、猫は我慢できません。犬のように待てなんて、到底無理な相談です。飼い主さんの制止を振り切り、バクバクと食べてしまうでしょう。
とはいえ猫はそこまで食い意地が張っていないので、お腹が空いていなければ食べないことも。もちろん空腹なら食べ物が用意される音を聞いて、秒で駆けつけるでしょう。
3. こっち見てよ!
猫は飼い主さんの注意が自分に向いていないと、不安を感じるよう。スマホやテレビなどに集中している姿を見て、「こっち見てよ!」と必死で気を引こうとします。
邪魔をする場合、イタズラをするケース、直接ちょいちょいして働きかけるパターンと、色々な手段があります。飼い主さんが猫に意識を向けてくれれば満足して、自分の寝床へ戻っていくでしょう。
4. その場を去る
騒がしい人、しつこい人など苦手な人が側にいると我慢しきれず、そそくさとどこか安全な場所へ隠れてしまいます。そもそも人見知りなので、知らない人間が来た時点でかくれんぼしてしまうでしょう。
たとえ飼い主さんであっても、爪切りや歯磨きなど嫌なことをされると察したら、すぐにその場を去ってしまいます。一度逃げてしまうと中々捕まらないので、逃さないように注意してください。
5. 箱に入る
飼い主さんの注文した荷物が届き、ダンボールの中の商品を取り出したとたん、さっと入る猫。とりあえず新しい箱があれば一度は入り心地を試します。習性なのでしょうか?
野生では穴ぐらに隠れて身を守ったり、そこにいる小動物を捕獲したりしているので、本能的に入ってしまうようです。ぴったりサイズがお気に入り。ちょっと小さいくらいの箱にきゅうきゅうに詰まると、落ち着くみたいですよ。
まとめ
今日のねこちゃんより:くうちゃん♂ / 1歳 / 雑種(ミックス) / 5kg
猫の飼い主さんならば、思い当たるフシが多々あったかと思います。彼らの行動を制限することは中々できません。特に思わずしてしまうことは制御できないので、危険のない範囲で自由にやらせてあげましょう。