1.節分
節分と言えば豆まきですが、豆まきの豆を猫が誤飲してしまう可能性があります。コロコロと転がる豆は、猫の格好のおもちゃになります。
そして遊んでいるうちに、ごくん!こんなことがあるかもしれません。猫が豆を飲んでしまうと、うまく消化できずに消化不良になる可能性があります。乾燥した豆は水分を吸収すると膨らみますので、腸の中で詰まってしまう恐れもあります。うんちとともに出せない場合は手術で取り出さなくてはならない場合もあります。
また、大豆アレルギーがある場合は、嘔吐や下痢などのアレルギー症状が出てしまう場合も。さらに、飲み込んだ豆が喉に詰まって、呼吸が…。なんて危険性も考えられます。
こんなことになってしまっては悲し過ぎますので、豆まきは猫がいない場所で行うようにすると良いでしょう。
2.ひな祭り
女の子のお祭りであるひな祭りには、お雛様を飾ります。そのお雛様に猫が興味を持ち、ちょいちょいするなどして倒してしまう可能性が。倒れたお雛様の下敷きに猫がなるかもしれません。
そしてひな祭りには、チラシ寿司などの美味しい料理も満載です。また、桃の花を飾ることもあるでしょう。それらを猫が口にしてしまうと、あまり宜しくありません。人用の食べ物は猫には塩分が多すぎますし、桃の花は少量なら大丈夫でしょうが、それでも猫が食べて良いものではありません。
3.お花見
お花見は外で行うものですので、猫を連れていく飼い主さんは少ないでしょうが…。万が一、猫をお花見に連れて行った場合、逃亡する可能性があります。
わいわいとした空気の中で猫が恐怖を感じて、どこかへ隠れたくなる気持ちになってしまうかもしれません。猫がストレスを感じないように、十分気をつけてあげましょう。一緒に行くならば、必ず丈夫なキャリーに入った状態で連れて行ってあげましょう。
また、お花見で振る舞われる料理を、猫が口にしてしまう可能性もありますので、猫が人のご飯を食べてしまわないように、注意が必要です。
4.端午の節句
端午の節句で飾る兜に、猫がちょっかいを出す場合も。お雛様と同様、猫が倒すなどしてしまうと、甚大な被害が発生します。
せっかくの兜が破損してしまうかもしれませんし、猫が下敷きになるなどして、ケガをする危険性があります。猫が兜に近づかないように、注意した方が良いでしょう。
まとめ
せっかくの楽しい春の行事も、猫が事故にあってしまったら、悲しい思い出になってしまいます。春の行事で猫が事故にあわないよう、注意してあげてくださいね!