どんな工夫をすればブラッシングが好きな猫になる?
猫を飼っていると、猫のブラッシングも必要になってきますよね。特に、長毛種の猫は毛の量が多いので、毎日のブラッシングが欠かせません。そんな猫のブラッシングですが、ブラシでとかし始めただけですぐに逃げようとする猫や、飼い主さんの手を引っ掻いたりする猫も少なくありません。
一体どのような工夫をすればブラッシングを好きになってもらえるのか、本記事で詳しく解説していきます。
ブラッシングの道具を正しく使う
まず大前提として、ブラッシングの道具を正しく使うことが「猫がブラッシング好きになるポイント」といえます。よくあるのが、猫の抜け毛をとるために使うスリッカーの間違った使い方です。
スリッカーは細いトゲのようなものがついたブラシになっているので、力を入れながら猫の皮膚に押しあててしまうと、当然「痛い」と感じてしまいます。なので、スリッカーを使う時は優しく持ち、猫の毛に対して平行になるようにとかしてあげましょう。スリッカーのトゲが猫の皮膚に思いっきり当たっていないかきちんと確認をし、慎重にブラッシングしていくのが重要です。
手袋タイプのブラシを使ってみる
もし、スリッカーやコームなどを猫が拒絶してしまう場合は、手袋タイプのブラシを使うのもおすすめです。手のひらでマッサージするような感覚で、猫の毛をとかしてあげることができるので、余計な力がかかりにくいですし、猫も心地よさを感じやすいです。
ただし、手袋タイプのブラシは、スリッカーやコームなどに比べると効率が悪い場合もあるので、長毛種の猫をブラッシングする場合はスリッカーやコームも使いつつ、手袋タイプのブラシも使うという方法をおすすめします。
ブラッシングした後に猫用おやつをあげる
「ブラッシングをした後に猫用おやつを与える」というのを習慣づけるのもおすすめの方法です。ブラッシング自体は嫌でも「これを我慢すればおやつがもらえる」と猫が学習してくれると、おやつのためにじっとしてくれる可能性があります。
ちなみに我が家の猫は、この方法でブラッシングが好きになったので(たまに嫌がることもありますが…笑)、おやつが大好きな猫や、食いしん坊な猫にはかなり有効な作戦といえるでしょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:しずく / ♀ / 1歳 / ブリティッシュロングヘア / 3kg
猫自身は「ブラッシングされることは必要」と思っていないため、いきなりブラシを持ってきて、間違った使い方で毛をとかし始めると当然びっくりしてしまいます。なので、猫の立場になってあげて、優しくブラッシングしてあげたり、怖がらせないことが重要といえるでしょう。
「ブラッシングは怖くない」「ブラッシングの後には楽しいことが待っている」と教えてあげながら、慎重にブラッシングをしていきましょう。