キジトラって具体的にどんな模様?
キジトラと一言で言われても具体的にどのような模様の猫ちゃんなのか分からない人も多いかと思います。では、キジトラの猫の模様はどうなっているかというと鳥のキジと虎の模様が合わさったような毛皮になっている猫の事を言います。もっと分かりやすく言うと茶色に縞模様がある猫の事を一般的にはキジトラと言います。
また、模様だけではなくキジトラには他の模様の猫ちゃんには見られない特徴があります。それは、額にMのように見える模様が入っている点です。その他にもキジトラの肉球の色は他の猫とは異なり、茶色に近い色をしている事も分かっています。瞳の色も傾向があり、キジトラである場合は金色である場合が多いです。
したがって、キジトラを区別するのは意外と簡単です。特に模様が分からなくても肉球や瞳の色を確認すればキジトラであるかそうでないかが分かります。
キジトラの性格は?
キジトラは野生の本能がより強く残っている猫だと言われています。そのため、性格パターンが大きく分けて3つに分かれていますが運動やコミュニケーションをしっかり取りたがる傾向があるのはどの性格にも共通して言える事項だと考えられます。では、具体的にキジトラはどんな性格なのでしょうか。
ドライな性格
人間に対して冷たい態度を取る猫はキジトラの中でも特に野生の本能が残っている性格の猫ちゃんです。そのため、人間に対して中々心を開こうとはしないので懐きにくいという扱い辛さは感じるでしょう。更に、ドライな性格のキジトラは抱っこや密なコミュニケーションを極端に嫌います。
猫の性格はツンツンしていると一般的に言われていますが、キジトラのツンツンはとても激しいです。したがって、ドライなキジトラにはあまりしつこくしない事が飼育する上で大前提となってきます。
ツンデレタイプ
ドライな性格ではあるのだけれども、心を開いている相手には甘えてしまうツンデレタイプもキジトラには多いです。ドライタイプが飼い主にも全く心を開かないのに対して、ツンデレタイプは特定の人になら心を開く傾向があります。ツンデレタイプも基本的に過剰なスキンシップは好みません。しかし、構ってもらいたい時があるので「遊んで欲しい」というアピールをして来たら満足するまで付き合ってあげましょう。
甘えん坊な性格
キジトラの中にも甘えん坊な性格の子がいます。キジトラはメスよりもオスの方が甘えん坊である場合が多いです。また、最近では幼い頃から飼い主と生活しているため甘えん坊な性格のキジトラが増えて来ています。
飼育上の注意点
適度な距離感を大切に
キジトラは警戒心がとても強いので、最初から距離を縮めようとすると逆効果になります。なので、適度な距離感を保ちながら猫が心を開いてくれるまで待つ事が大切です。
多頭飼いにも注意する
キジトラの警戒心が強いのは人間に対してだけでなく、他の猫に対しても同様です。なので多頭飼育はキジトラにとって大きなストレスとなります。出来れば多頭飼育をしないのがベストですが、どうしても、と言う場合は部屋を分けてあげるなどの配慮が必要です。
運動は欠かさずに
キジトラは活発なので、運動は毎日の日課として取り入れてあげましょう。でないとストレスが蓄積されてしまいます。おもちゃなどで沢山体力を発散させられるようにしてあげましょう。
おわりに
キジトラの見分け方は意外と単純です。しかし、性格や飼育方法には注意を払う必要があると言えます。キジトラの性質を理解して、快適な生活を送れるようにしてあげて下さい。