1. シンガプーラ
今日のねこちゃんより:だん、むぎ / ♀ / シンガプーラ / 2kg
シングルコートの被毛で、なお小柄なために被毛の部分が少ないので、抜け毛の少ない猫種の代表と言えるでしょう。好奇心は旺盛ですが運動量は少ないので、抜け毛が舞う事も少ないでしょう。
2. スコティッシュフォールド
スコティッシュ・フォールドは比較的人に懐きやすく、性格は穏やかで甘えん坊な猫種です。耳が垂れていたり愛嬌もありますし、しつけがしやすくあまり毛が抜けないおすすめの猫です。
3. ベンガル
今日のねこちゃんより:Otto / ♂ / ベンガル / 5kg
ハイブリッド種のベンガルも、毛の抜けにくい猫種とは言えるでしょうか。野生種を想定して作られた猫種ですが、大変穏やかですから抜け毛対策のブラッシングもきちんとさせてくれるでしょう。
ただし運動量が多いので、ブラッシングをさぼってしまうと抜け毛が舞う事になります。
4. ロシアンブルー
今日のねこちゃんより:染五郎 / ♂ / 1歳 / ロシアンブルー / 4kg
ダブルコートの中では抜け毛が少ないロシアンブルーです。長毛種も短毛種も基本的に抜けている毛の本数はあまり変わりませんが、長毛種は短毛種の7〜8倍の毛の長さがあります。抜け毛を丸めると大きくなりますので抜けているように感じるでしょう。
グレー御三家の中でも有名なロシアンブルーですが、他のグレーの猫との違いは、目の色がグリーンのみに限定されている事です。
5. ラグドール
ラグドールは長毛種のイメージですが毛の生え方が体に沿って生えているので他の長毛種とは違い、比較的毛玉ができにくく抜け毛もしにくいです。室内飼いの猫としてとても向いています。
余談ですが短毛種より長毛種は毛が長いために、人間の体の中には入りにくいという利点もあります。
6. 無毛種
完全に無毛ではなく、産毛は生えているのですが、被毛は無い桃の肌のような猫種も抜け毛としては少ないでしょう。スフィンクスやドンスコイ、ピーターボールドなどが無毛種としては有名です。
ただし無毛なために身体に汗が付着し、毎日固くしぼったタオルで拭いてあげる必要があります。拭かないとソファや床に黒い油汚れが付きます。そして被毛は猫の身体を保護する役目もあるので、被毛が無い分寒さ対策や怪我への対策が必要になります。
まとめ
今日のねこちゃんより:りり / ♀ / 雑種(ミックス) / 0.5kg
抜け毛が少ない猫の種類6選についてお伝え致しました。換毛期でなければ猫の抜け毛は扱いやすい量におさまります。しかしエアコンで気温が一定に保たれている現在は、室内飼いの猫達の換毛期は一年中と言っても言い過ぎではないようです。
そして人間も髪の毛が毎日抜けるのはご存知ですよね。その毛の面積と猫の体表面積を比較しても、猫の抜け毛が多い事は一目瞭然でしょう。
猫の抜け毛には、通常の場合と病気が隠れている場合があります。円形脱毛や湿疹や赤味などが見られた場合は、すぐに病院を受診してくださいね。