黒猫の性格は甘えん坊で好奇心旺盛

黒猫の性格は甘えん坊で好奇心旺盛

「黒猫」と聞くと、あなたはどんな印象や性格を思い浮かべますか?欧米では古くから魔女の手先など、ネガティブなイメージを持たれてきました。その一方で、イギリスの一部では幸運をもたらすラッキーシグナル、日本でも魔除けや商売繁盛の象徴として親しまれてきた歴史もあります。人々が抱く印象や性格はさておき、黒猫は企業やアニメのキャラクターになって登場したり、ファッションアイテムのモチーフになったり、根強い人気がある猫です。外見的には真っ黒で怖そう、強そうな印象ですが、実際はどんな性格をしているのでしょうか?

黒猫の性格と世間の印象

みつめる黒猫

黒猫は、「全身真っ黒!」だと思いますが、実は被毛の一部に白い毛が混ざっている事が多いです。純粋に黒一色、という子は滅多にいないそうです。小さな白い斑点があっても、「黒猫」と呼ばれます。真っ黒の見た目から性格は怖そう、などの印象を持たれる方もいるかもしれません。

黒猫の目の色は、グリーン、ヘーゼルが多いですが、ゴールドの目を持つ子もいます。漆黒のツヤめく黒い被毛と、輝きに満ちた目・・・。その悪魔的にまで美しい姿からでしょうか?不吉だとする地域もあり、イタリアでは黒猫という理由だけで処分されてしまう事もあるとか。

とても可哀想な事実ですが、日本では夏目漱石が、かの有名な「吾輩は猫である」の主人猫のモデルにしたり、新撰組の沖田総司が結核が治ると信じて飼ったりした事があるように、歴史的な有名人のパートナーとして活躍していた事もありました。

黒猫の性格は甘えん坊

黒猫

暗黒と光明の歴史を持つ黒猫ですが、実際どんな性格をしているのでしょうか?

実は「甘えん坊」ですっ!

黒猫はその外見とは裏腹に、甘えん坊な性格の子が多いようです。膝乗り猫になる子もいるようで、愛猫との密なコミュニケーションを取りたい人にはもってこいですね!!見た目と性格のギャップに、ハマる人も多いようです♪

動くものが大好き♡

黒猫は子猫でも成猫でも、「動くもの」が大好きです☆飼い主さんが動かすおもちゃはもちろん、外を走る車、空を飛ぶ鳥など、とにかく動くものには敏感に反応します。外を眺めるのが趣味になる子も多いようで、長い時間じ〜っと、窓から動くものを見ているかもしれません。

ゴロゴロ・・・人懐こい

黒猫は人懐こい傾向にある性格なので、飼い主さんに良く懐きます。気がつけば側に寄り添い、安心したようにウトウト・・・なんて可愛らしい姿なのでしょう♡そんなところを見せてくれたら、飼い主冥利に付きますね!

ただ、時には嫉妬心を表し、飼い主さんが夢中になっているテレビの前を横切ったり、キーボードの上に陣取ったりする事もあるようです。黒猫が邪魔をしてくる時は「構って欲しい」の合図なので、関心を向けるようにしてあげましょう。

近寄るニャ!!警戒心が強い

黒猫は慣れると人懐こい面を見せてくれますが、来客など、知らない人には警戒心をあらわにする事があります。これは目立つ黒い被毛の為、自然界では特に警戒して過ごさないといけない事によるようです。

チャイムの音などに驚く事もあるようなので、なるべく来客を家に入れない、チャイムの音を小さめにする、など黒猫がストレスを感じないよう、配慮してあげましょう。

「う〜ん、これは・・・」グルメさんが多い

食にうるさいグルメな子が多いのも、黒猫の特徴だと言われています。気に入らない物は一切食べない、という頑固さがある子もいるでしょう。もちろん、黒猫全部がそうとは言えませんが、グルメな子の場合には、ご飯のトッピングに工夫するなどして、飽きないようにしてあげる必要がありますね。

飼い主さんはちょっと苦労するでしょうが、手作りご飯まではいかなくても、魚や肉をゆでて与えるなどしてあげると、愛情も入ってよりご飯が美味しくなる事でしょう!

黒猫の代表格『ボンベイ』の性格と特徴

ふせる黒猫

純血種の中でも、全身が黒い被毛で覆われている猫達はいます。ペルシャやメインクーン、アメリカンショートヘア、マンチカンなどで黒い被毛を持つ子はいます。その中でも、黒猫の代表格と言える猫種が、「ボンベイ」です。

ボンベイはアメリカ原産の猫種で、被毛は短毛の黒のみ。ですが、この猫種を作り上げる上でブラウン(セーブル)のバーミーズを交配していた事から、稀にブラウンの毛色の子が産まれる事があります。目の色はアンバーかカッパーゴールドに限ります。黒い被毛のアメリカンショートヘアも混ざっています。

利発な運動好き♡

ボンベイの性格は好奇心が強く運動好きなので、家の中を充分に遊び回れるよう、環境を整えてあげましょう。キャットタワーはもちろん、隠れられる場所を用意し、ケガをしないように片付けておく事も大切です。

おもちゃを投げると取ってくる、という遊びも大好きです。トレーニングをすればリードをつけて散歩も出来る場合があるので、まるで犬のようだと言われる事もあります。

順応力が高いです!

ボンベイは周りの環境への順応力が高いとも言われています。ですから、他のペットや子供にも慣れ、良い友達となれるでしょう。家族が複数いる場合は一人に懐くのではなく、全員にまんべんなく愛想を振りまく傾向にあるので、きっと家族のアイドルとなる事でしょう!

やっぱり甘えん坊さん

猫種が変わっても黒猫らしく、甘えん坊な性格です♡飼い主さんの注意が自分に向いていないと、不満を持つ事があります。ボンベイが甘えてきた時は、充分に構ってあげましょう。

無視していると注意を引くため、わざと部屋を散らかすなどして飼い主を困らせる行動を取る事があります。賢いだけに、そういう知恵も働いてしまうのですね(笑)

まとめ

紙袋にはいる黒猫

黒猫の性格、ご理解頂けましたか?もちろんご紹介したのはあくまでも傾向なので、全部の黒猫がこの通りの性格をしている訳ではありませんので、ご注意を。私が子供の頃は「黒猫が前を横切ると悪い事が起きる」などと言ってちょっと恐ろしい存在でしたが、実はとても可愛らしい、愛すべき猫なのですね!個人的には、真っ黒な被毛に映える目とのバランスが、とても美しいと思います。イタリアでも早く、黒猫の良さが浸透してくれる事を、願わずにいられません。

投稿者

女性 yuki

どうしても嫌われがちな黒猫ですが、実は幸運の象徴と言われているんですよね。正直私も黒猫は苦手でして・・・。小さい時から「黒猫が横切ると不幸なことが起こる」と聞いていたこともありますし、夜なんかは黒猫を見ると飛び上がってしまう程驚きます。

真っ黒な体で目を光らせている姿を見て、可愛い!と思えたことはいまだにありません;;

我が家に野良の黒猫が現れるようになってから、家族にとって良いことが続いた経験もあり、その為「黒猫は幸せを運んでくれる猫だ!」とは思えるようにはなりました。

黒猫は優しく甘えん坊で人なつっこいというお話も良く聞くので、飼ってみたいなと思う反面、やっぱり見た目はちょっと怖いなとも思ってしまいます。
投稿者

女性 ケロキ

黒猫にあまり良いイメージを持たないという人は多いですよね。私も小さい頃はそうでした。ですが、他の猫とも仲良くしたいという性格があるなんて話を聞いたことがあります。しゃべる猫として動画で有名な猫がほぼ黒色ですよね。それを見てからは黒猫に対して悪いイメージを満つことはなくなりました。ただ、明るい場所にいる黒猫はかわいく見えても、暗い場所にいる黒猫はちょっと怖いかもしれません。
黒猫の性格が甘えん坊というのは意外ですね。見た目からして人懐っこくても甘えることはないと思っていました。また、グルメな子が多いのも意外でした。我が家の猫は黒猫ではなくキジトラですが、ごはんの好き嫌いは今のところありません。グルメになったらお金もかかるので大変ですよね。
投稿者

30代 女性 JMm

私は黒猫を一度も飼ったことがないので、違ったイメージを持っていました。黒猫はアニメや映画などにもよく出てきますが、主人公と良いパートナーとなっている設定が多いので、とてもフレンドリーでありながらも、気高くとても強くチャーミングなイメージを持っていました。なので、人懐っこいというのは思っていた通りですが、甘えん坊なのは予想外でしたね。また、黒猫と言われるものは、種類はなんでもありで、ただ単に被毛の色だけで判断をするものだと思っていましたが、ボンベイというアメリカ原産の猫種が黒猫の代表格と言われているのは初めて知りました。今後新しくネコちゃんをお迎えする機会があれば、ボンベイは検討してみたいなと思いました。
投稿者

20代 女性 ゆず

黒猫は魔女の使い魔だとか、黒猫が前を通ると不幸がおこる、黒猫をまたぐと不幸がおこる、十三日の金曜日に黒猫を見ると不幸がおこるなどと黒猫に関する悪い迷信はたくさんありますが一体誰が言い出したんでしょうね。黒い毛は光沢が目立ってとても綺麗なのにそんな迷信があるのは本当に残念です。私が実際に黒猫に目の前を横切られた時は、そのあと500円玉を拾ってむしろラッキーな1日になりました。なので自分の中では、黒猫に横切られたらラッキーデイという風に変えています。笑)イタリアの現状を知って驚きました。迷信って本当に怖いですね。日本はそれほどでもないですが、年配の方の中にはまだ黒猫に対してマイナスのイメージを持ってらっしゃる方がいると思います。もし、自分の周りにそういう人がいたら酷い迷信で命を奪われている黒猫もいること、黒猫との出会いはむしろ良いことなんだということを話してあげたいと思います。
投稿者

40代 女性 nekomama

黒猫といえば、記事の通りとても利口でグルメなイメージがあります。一度こうだと決めたらなかなか曲げない頑固なところもありますが、その反面とても穏やかで、面倒見のいいところもありますよね。黒猫によく似たヨークチョコレートも、黒猫の穏やかで甘えん坊な性格が強く残っています。

また、黒猫は不吉だと言われることもありますが、とんでもない!黒猫は縁起が良く、幸運を運ぶ猫としても言い伝えられているのですよ。見た目は豹のように凛々しく、少し怖そうに見える黒猫ですが、少し大胆なところがあるものの、実はとっても甘えん坊でお膝の上が定位置なんて子が多いようで、知れば知るほどその見た目とのギャップに魅了されてしまう猫なのです♪
投稿者

20代 女性 ラブにゃんこ!

黒猫さん、光の角度でキラキラと毛が光っているのかな??と思ってました。
白い毛が混ざってるんですね!知らなかったです。
最近は黒猫の黒い歴史も薄れていて、不吉だったり、魔女の手下みたいな情報を知らない人もいるのかも。と思う程良いイメージが多くて嬉しく思っています。
引っ越し屋さんのイメージキャラクターや、アニメの黒猫、ゲームの黒猫も、可愛い代表として取り上げてくれていたりするので、猫好きさんが増えてくれてよかったな。と心から感謝!!
でも、日本以外の国ではまだまだ良くないイメージもあるんですね。

横切るだけで不幸…なんて、正直誰が言い出したのかな。と悲しくなってしまいます。でも、宗教がからんでいたり、国の風習がそうだったり、なかなか暗を明にくつがえすのは、難しい部分もあるのでは…と思うところもあって、複雑な心境です。

甘えん坊で好奇心旺盛なんて、猫の良いとこどりなので、ぜひぜひ黒猫ちゃんのイメージアップに貢献したいと思います!
投稿者

30代 女性 さば

私も子供の頃は、黒猫がちょっと苦手というか、近寄りがたいイメージがありました。
アニメ映画のキャラクターの可愛さで、印象がガラリと変わりそこからは違う意味での気になる存在になりました。
神秘的な印象はありますね。
日本だけでなく、世界でもそのように見られていたんですね。でも、それだけで殺されてしまうなんて…迷信は辛いものもありますね。

最近、職場の近くに住んでいる地域猫達と遊んでいるのですが、黒猫以外に三毛、キジトラ、茶トラといるのですが、意外だったのが黒猫が一番人懐こく、積極的に遊んでくれた事です。
なので、記事を読んで納得しました。
触らせてくれたのも、黒猫が一番最初でした。
甘えん坊さんなんですね。
そして、グルメさんなんですね!
利口な黒猫さんに満足してもらえるかは、飼い主の器量にかかっているんですね。
それもまた、楽しみのひとつになりそうです。

凛々しい顔の子が多いから、勘違いされやすいんでしょうね。
イタリアの方達にも、もっと黒猫さんの魅力が浸透したらいいですね。オシャレな街並みにとてもお似合いだと思いますし!
投稿者

40代 女性 ここみ

昔、我が家でも黒猫を飼っていました。捨て猫ちゃんでしたが、大きく成長してくれました。ですが性格が執念深く新しい猫ちゃんに、辛くあたります。愛情をかけていたつもりなのですが、独り占めしたかったのですね。甘えたでしたが、独りでいることも好きでした。気難しい性格でしたが、可愛がりました。ガンが身体中にまわってしまい、脳にまで転移してしまい、最後はまわりの人間に噛みついたり掻いたり大変でした。ですが、苦しまずに穏やかな最期だったので安心したのを思い出します。
投稿者

40代 女性 のりちゃん

飼っていた黒猫ちゃんはたしかに、甘えたで家族の膝の上で眠るのが至福の時だったようです。毎朝、ご飯を食べる家族の足もとに丸まって寝ていました。猫ちゃんなのに散歩が大好きで、庭を散歩させていました、予防接種やノミよけの薬なども定期的に行っていました。
寝るときはいつも私の布団の上でした。満足そうに一番に寝ていました。家族にも愛されていたのでひょうきんな明るい猫ちゃんでした。
我が家に来た時には人間不信だったのですが、家族の愛情で穏やかで人懐っこい猫ちゃんに変身しました。先住猫とも喧嘩をせずに仲良く暮らしました。

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