小型の猫の種類とサイズ
小型の猫は、小さくてかわいいですよね?小型の猫は、どの種類の猫なのか?また、成猫になると、どの位の大きさになるのか?まとめてみました。
- スキフトイボブテイル(オス約2kg、メス約1.7kg)
- シンガプーラ(オス約3kg、メス約2.5kg)
- ミヌエット(ナポレオン)(オス約3kg~4kg、メス約2kg~3kg)
- マンチカン(オス約3kg~4.5kg、メス約2kg~3.5kg)
- アビシニアン(オス約3kg~4.5kg、メス約2.5kg~3.5kg)
など小型の猫をまとめました。この猫種以外にも、小型の猫種はいますが、比較的身近な小型の猫を、まとめてみました。それから猫は、オスに比べてメスの猫の方が、小柄な事がわかりました。
世界最小の小型猫「スキフトイボブテイル」
小型の猫の中でも、一番小さい猫種のスキフトイボブテイルについて、調べてみました。
小型の猫、スキフトイボブテイルの歴史
スキフトイボブテイルは、1980年代のロシアで産まれました。シャム猫を、品種改良して産まれたそうです。それから、キャットショーなどで人気が高まり、徐々に頭数も増え、2011年に国際的に認められ、世界最小の猫のスキフトイボブテイルとして、認定されました。最近認定されたばかりの、新しい猫種ですね。
スキフトイボブテイルの特徴
スキフトイボブテイルの体の特徴は、身体が小さく、尻尾は「ポンポンテイル」と呼ばれ、短い尻尾が特徴です。目の形は、アーモンドの形をしていて、瞳の色はサファイアブルーです。被毛は、シャム猫の特徴のポインテッドカラーで、口、耳、四肢、尻尾に濃い色が入っています。見た目は、シャム猫に似ています。
世界最小の猫と言われ、成猫でもとても小型です。
- オス約2kg
- メス約1.7kg
スキフトイボブテイルは、非常に小型です。どの位小さいか、猫の平均体重(3.6 ~4.5kg)と比べてみました。猫のオス一匹の平均体重(4.5kg)は、スキフトイボブテイルのメス(約1.7kg)2匹分の体重と同じくらいになります。スキフトイボブテイルは大変小さい事が分かりますね。
スキフトイボブテイルの性格
スキフトイボブテイルの性格を簡単にまとめてみました。
- とても人懐っこく、甘えん坊
- 警戒心が薄く物怖じしない
- 好奇心が強く、活発
などです。
スキフトイボブテイルを、飼育するときに気を付けたいことは、甘えん坊なのでお留守番があまり得意ではなく、ストレスになることがあります。ストレスに気を付けましょう。また、スキフトイボブテイルは活発な性格なので、運動できる環境を作りましょう。猫は、上下運動が好きなのでキャットタワーなど利用すると良いですね。
小型の猫の中で最も有名な「シンガプーラ」
小型の猫で、最も有名なシンガプーラです。そのシンガプーラについてまとめました。
小型の猫、シンガプーラの歴史
シンガプーラは、シンガポールの野生の猫だと言われています。体が小さいので、下水溝の中でネズミを捕って暮らしていました。過去に「ドレインキャット」と呼ばれていたこともあります。ドレインとは、下水道という意味だそうです。
シンガプーラは、シンガポールに赴任していたアメリカ人の夫婦が、この猫をアメリカに持ち帰りブリーディングしたのが、シンガプーラの始まりです。そして、1988年に純血種「シンガプーラ」として血統が公認されました。成猫になっても、小型の猫なので「小さな妖精」という愛称もあります。
シンガプーラの特徴
シンガプーラの特徴はこれまた非常に小型なことです。
- オス約3kg
- メス約2.5kg
猫の平均体重(3.6 ~4.5kg)と比較してとても小型なことが分かります。それから、シンガプーラの被毛はキラキラと光る象牙色の毛並みのようだと言われています。カラーは、セーブル(セピア)のみになります。目は、大きくアーモンド型でアイラインがあります。目のカラーは、グリーン、ヘーゼル、イエロー、ゴールド、オレンジ、カッパーです。
シンガプーラの性格
シンガプーラの性格を簡単にまとめました。
- とても大人しく
- 甘えん坊
- 好奇心旺盛
- 運動神経も良い
- 少し臆病
などです。
シンガプーラの性格で気になるところは、少し臆病なところです。臆病なので、慣れない人や動物は、苦手で神経質になることもあるそうです。その為シンガプーラは、多頭飼いはあまり向いてない猫種だそうです。
それから、シンガプーラは狭い場所がとても好きです。小型の猫なので外敵から身を守るための本能なのか、どこにでも入ろうとします。家具や家電など、危険な場所に、猫が入り込まないように気を付けましょう。
小型の猫をお勧めする理由
猫を選ぶときは、どんな特徴の猫を選ぶか、飼い主の方との相性などいろいろな事を考慮した上で、飼育できる猫を選ぶと思います。その中に、猫の大きさも猫を選ぶときの重要なポイントになると思います。近年は、住環境も変わり、ペットにあまりスペースを確保するのが難しくなってきていると思います。また、ペットの鳴き声の問題などもあり、最近は、小型の猫で、静かな猫などが好まれる傾向になってきました。
小型の猫だと、飼育するのも楽になります。例えば、猫を抱っこするのも体重が軽く、高齢の方や子供にも楽に抱っこできます。また、猫を連れての移動(動物病院の通院など)も楽になります。猫と遊ぶのも大きい猫に比べると、小型の猫の方が、楽ですね。
また、猫のお手入れも、大型の猫に比べて小型の猫の方が、時間がかからず簡単に済みます。
それから、小型の猫はやっぱり小さくてかわいいですね。成猫になっても、子猫のようなかわいさが残ります。このように小型の猫は、良い所がたくさんありオススメです。
まとめ
小型の猫は、猫の平均体重に比べるととても小さく、小型の猫の2匹分の体重が猫の平均体重と同じになります。世界最小の猫はスキフトイボブテイルで、小型の猫で有名なシンガプーラという猫がいます。小型の猫は可愛い容姿で、飼育しやすく、近年人気が高まっています。