ロシアが原産の猫の種類と特徴
- ロシアンブルー
- サイベリアン
- ドンスコイ
”ロシアの猫”と言えば、みなさんはなんという猫種が思い浮かびますか?今回はロシアが原産の可愛い猫種を、人気順にご紹介します。
第1位 ロシアンブルー
みなさんお馴染みのロシアンブルー。ロシアの猫と言われると、真っ先にロシアンブルーを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?私もその中の一人です♡
ロシアンブルーの特徴
ロシアンブルーは短毛種で、毛の色はブルー(グレー)の猫種。目は綺麗なエメラルドグリーンの色をしている子がほとんどです。
細い体で筋肉質、引き締まったあのボディもロシアンブルーの特徴です。運動が大好きな子が多いと言われています。
ロシアンブルーの性格
飼い主に忠実な性格を持つことから、「まるで犬のようだ」と言われることも♡しかし人見知りな一面もあり、飼い主だと認めるまでは少し時間がかかる場合もあるそうですね。
また、とても大人しく、ほとんど鳴き声をあげないことからボイスレスキャットと呼ばれています。
遊ぶことが大好きな猫で抜け毛も少なく、飼い主にはとても忠実なロシアンブルーは、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して飼育できる猫種だと言えます。
第2位 ロシアの長毛猫!サイベリアン
ロシアの猫サイベリアンの特徴
サイベリアンもロシアが原産の人気猫種。サイベリアンは、シベリア猫とも呼ばれ、ゴージャスな被毛に加えまん丸とした顔や耳、少し吊り上がった大きな目が特徴の長毛種です。
ロシアの猫サイベリアンの性格
また、サイベリアンはやや吊り上がった大きな目により、きつい性格だと思われがちですが、実はとても優しい性格をしています。
また、ロシアのサーカスにも登場していたということもあり、頭の良い猫だと言われています。
ロシアの猫サイベリアンとノルウェージャンフォレストキャットの違い
その容姿はノルウェージャンフォレストキャットとよく似ていますが、ノルウェージャンフォレストキャットとサイベリアンの大きな違いは”顔の輪郭”です。
どちらも被毛のせいかまん丸とした顔をしていますが、実は輪郭は違います。ノルウェージャンフォレストキャットの輪郭はやや逆三角形の形をしているのに比べ、サイベリアンの輪郭は丸みを帯びた形をしています。
ロシアの猫サイベリアンとアレルギー
長毛種でダブルコートな為、抜け毛は多くお手入れは短毛種に比べて大変だと言えます。
しかし、サイベリアンは猫アレルギーの原因となるアレルゲンのFel dという物質が他の猫種よりも少ないことがわかっています。このことから、猫アレルギー持ちの方にも人気の猫種なんだそうです。
ロシアの猫サイベリアンを飼う時の注意
冬はとても寒く雪がたくさん積もる地からきたサイベリアンは、日本で飼育する場合、暑さで熱中症をおこしてしまう危険性や、ゴージャスな被毛で蒸れてしまい皮膚病を患ってしまう可能性もあるため、真夏には注意して飼育しなければいけません。
ロシアの大統領とサイベリアン
2012年7月に、東日本大震災の支援のお礼として、秋田県がロシアのプーチン氏に秋田犬を贈ったことがありました。
その返礼として2013年2月にプーチン氏から秋田県知事・佐竹氏に贈られた猫種が、サイベリアンだったことも有名なお話です。
プーチン氏から贈られたサイベリアンは、雄猫で名前は「ミール君」。モフモフの被毛に猫すきの佐竹知事もメロメロです♡
ミール君の贈呈式↓↓↓
元気に走り回るミール君↓↓↓
第3位 ロシアのスキンレスキャット!『ドンスコイ(ドン・スフィンクス)』
ロシアの猫ドンスコイの特徴
「ドンスコイ・・・?」いまいちピンとこない方も多いかもしれません。ロシア原産のドンスコイは無毛種の猫で、スフィンクスと似ていることから、ドン・スフィンクスとも呼ばれています。
ドンスコイの見た目は、先ほどお話したようにスフィンクスとよく似ています。平らなおでこで頬骨は高くなっており、大きな耳や無毛で筋肉質な体が特徴です。
ロシアの猫ドンスコイの歴史
ロシアにいた一人の女性教師(エレナ)が保護した子猫(バーバラ)は、成長過程でどんどん毛が抜け、最終的には無毛になるという変わった特徴を持っていました。
その後繁殖は進み、のちにドンスコイとして認められ、新しい猫種として登録されたんだそうです。
ちなみに、バーバラが生んだ子猫たちの中には、初めから無毛の子もいれば、毛が生えている子もいたそうですが、最後はどの子も無毛になりました。
ロシアの猫ドンスコイの性格
ロシアの猫ドンスコイは好奇心旺盛で人や他の動物が大好きな子が多く、多頭飼育にも向いていると言われています。
寂しがりやな一面や、大好きな飼い主に依存してしまう面もあり、お留守番は少ないご家庭の方がストレスが溜まりにくいかもしれません。
ロシアで人気な猫の名前
ロシア原産の人気猫種をご紹介させていただきましたが、では、ロシアで人気の猫の名前はどのようなものがあるのでしょうか?
ロシアで人気のオス猫の名前
- エーシュカ(Ешка)
- バルシク(Барсик )
- アレックス(Алекс)
- ケクス(ケークス)(Кекс)
- マクシク(Максик)
- ポンチク(Пончик)
- ウルシク(Урсик)
- ペルシック(Персик)
- ムルジク(Мурзик)
- オスカル(Оскар)
ロシアで人気のメス猫の名前
- アイシャ(Аиша)
- ブーシンカ(Бусинка)
- ラーシャ(Лася)
- アーシャ(Ася)
- ムーシャ(Муся)
- シマ(Сима)
- シェル(Шер)
- ソーニャ(Соня)
- アリサ(Алиса)
- ジュージャ(Жужа)
ロシアの猫の名前は日本の名前とは響きが違いますし、とてもオシャレな名前ですが、日本語に訳すとクスッと笑えるものもありました。
ロシア語⇒日本語
例えば、”ポンチク=揚げパン”や、”ソーニャ=寝ぼすけ”など。特に寝ぼすけは、猫にぴったりでとても可愛い名前ですよね♡
まとめ
今回はロシアの猫についてまとめました。有名なロシアンブルーを筆頭に、ロシアには可愛い猫種が沢山います。華麗な猫が多いので、お気に入りの家族が見つかるかもしれません♪
ちなみに、ロシアでは人間のサーカスだけでなく、猫のサーカスも行われているという猫大好きの国でもあります。
猫に言うことを聞かせて無理やりやっているわけではなく、猫の個性や性格を大切にし、猫も人間も楽しめるサーカスなんだとか。
猫と人間の信頼関係がなければできないこのサーカス、猫好きなら一生に一度は見てみたいものです。
40代 女性 ちゃこ
人懐っこかったのですが、他人にはなかなかなつきません。毎日会っていた友人には1週間でなつきました。とても、優しく穏やかな性格でした。愛嬌もありました。ご飯もよく食べてよく遊ぶ猫ちゃんでした。子供とも仲良くしてくれてたすかりました。キャットタワーに上るのも大好きなので1日の大半は、キャットタワーの上で過ごしていました。ロシアンブルーは、とても綺麗で賢い猫ちゃんでした。
40代 女性 まつこ
とても、大人しくてあまり声を出しませんでした。おてんばな面はなく、他の猫ちゃんとも遊びますが、あとは一人でキャットタワーに登りそこから窓の外を眺めながらウトウトしていました。ロシアンブルーは、その時間が一番好きみたいでした。私たち家族もそれに合わせて無理をさせずにゆっくりと生活させていました。
その甲斐もあって、ゆったりと高齢になるまで元気に過ごしてくれました。
体も丈夫だったので、予防接種に連れていくくらいしか動物病院に行く機会はありませんでした。