野生猫の血を引くワイルドな見た目の猫6選!飼い方や特徴

野生猫の血を引くワイルドな見た目の猫6選!飼い方や特徴

様々なイエネコが存在している現代では約100種近くの猫種が存在していると言われています。その見た目はモフモフの人形のような猫、スタイリッシュな猫、変わった見た目の猫と多種多様にわたっています。そんな中で国内、国外問わずに人気なのが野生味のあるワイルドな見た目の猫。中には本当に野生の猫と掛け合わせて作られた猫ちゃんもいます。今回はそんな野生味のある猫種をご紹介しましょう!

野生の血を引く猫種

鏡に映るライオンと猫

野生のヤマネコと掛け合わせた猫種をご紹介します。

①野生のサーバルキャットの血を引く猫『サバンナ』

サバンナ猫

野生の血を引く猫と言われて最初に思い浮かべた人も多いであろうサバンナは、イエネコと野生のヤマネコであるサーバルキャットを交配させて作られた猫種です。

イエネコと野生のサーバルキャットに間に生まれた猫をF1といい、F1の猫とイエネコを交配させた猫がF2、F2とイエネコの子供をF3といった具合に数字が大きくなればなるほどヤマネコの血が薄くなります。

しかし、F1~F3のサバンナはイエネコというよりは野生のヤマネコに近いので、自宅で飼育するには難しいと言われています。

さらに日本ではF1~F3までのサバンナを飼うには許可が必要になります。そのため、サバンナを現実に飼うにはF5~くらいが現実的だと言われています。

②野生のベンガルヤマネコの血を引く猫『ベンガル』

ベンガル

イエネコと野生のベンガルヤマネコの交配種です。比較的古くから交配をされてきた野生猫との交配種です。こちらもサバンナと同じくランク付けされています。

F1~F3までは野生味が強すぎるためF4以降のベンガルがもっとも最適だと言われています。家庭猫とは思えないような見た目がワイルドな猫が好きな猫好き達の間で大人気の猫種です。

③南米の野生猫の血を引く『サファリ』


南米に生息するジェフロイキャットという野生猫とイエネコの交配により生まれたサファリ。猛々しいルックスでとてもワイルドな猫なのですが、残念ながら野生猫とイエネコの交配は難しくその個体数は多くありません。

そのためベンガルよりも先に交配はされていましたが、成功例が少ないため出遅れています。とても穏やかな性格で飼いやすい猫種です。

④野生のジャングルキャットの血を引く猫『チャウシー』


アジアの大型猫、ジャングルキャットとの交配種です。ジャングルキャットは古代エジプト人と共に暮らしてきた野生猫で昔から人間の身近な存在でした。

そんなジャングルキャットとイエネコの交配種であるチャウシーはワイルドな風貌からたちまち人気猫種となり、現在まで原産国のアメリカを始め諸外国でも馴染みのある野生猫の血が入った人気猫種となったのです。

ほかの野生猫のようなスポットのあるタイプではなくブラックの美しい艶やかな被毛カラーも人気の秘密です。

⑤野生のヤマネコの血を引く『トイガー』


直接野生の猫から交配されて生まれた訳ではありませんが、野生猫との交配で生まれたベンガルを元に作られたトイガーもヤマネコの血が入った猫種といえます。

トイガーはアメリカでベンガルの子猫の中にトラ柄の模様が入った柄の猫を見つけたことから始まりました。野生のトラを小さくしたようなイエネコを目指していてまだまだ開発途中ではあります。

明るいオレンジに黒のストライプカラーが入っている模様は、まさにトラを連想させる野性的でワイルドな姿といえます。性格もヤマネコの血が薄いためか愛情深く穏やかでとても飼いやすいです。

⑥野生のチーターのような見た目な猫『チートー』

野生のチーターを思わせるような風貌を持つチートーも、ベンガルとの交配で生まれた猫種です。チーターのような斑点を持つ野生的で大きな猫ですが、とても穏やかで飼いやすい猫を目指して作られたので、見た目とは裏腹にとても飼いやすい静かな猫です。人なつっこく子供にも優しいです。

野生感のある見た目の猫

飛ぶ猫

ピクシーボブ


野生猫であるボブキャットに似ているため、初めは野生猫との交配種と思われていましたがのちの遺伝子検査でピクシーボブにヤマネコの血は確認されませんでした。体高が高い大きめの猫であまり感情を表に出さないタイプだがとっても忠実な猫です。

オシキャット


オセロットという野生のヤマネコに似ていることから付けられた名前ですが、ヤマネコの血は入っていません。褐色かかったスポッドがとても魅力的でジャングルから抜け出してきたような見た目をしています。

飼い主が大好きな猫で遊び好き。そして甘えん坊というとっても可愛いワイルドな猫ちゃんです。

野生味のある猫種を飼うときの注意点

サバンナの子猫

野生味のある猫種を飼うときに気を付けたいのは、運動量と食べ物です。野生の本能が強いからか、野生的な見た目の猫ちゃんたちはとても元気で運動量も多い傾向にあります。

そのため運動は毎日かかさず行ってあげるほか、食べ物もそのすばらしい筋肉を維持するために良質なタンパク質の食事をとらせてあげてください。

食事量は運動量に合わせて与えるのがいいのですが、あまり与えすぎると肥満の原因となってしまいます。食事量には注意をするようにしましょう。

野生感のある猫種の平均寿命はだいたい15年くらいと平均の猫とあまり変わりません。しかし生活環境、食事量などによっても変わってきますのでそのあたりは飼い主様が注意をしてあげるようにしましょう。

まとめ

サビイロネコ
  • サバンナ
  • ベンガル
  • サファリ
  • チャウシー
  • トイガー
  • チートー
  • ピクシーボブ
  • オシキャット

鋭い目つきとワイルドな被毛、筋肉質な体がとっても魅力的なワイルドな野生感のある猫ちゃんたちはいかがでしたか?そのクールな姿は全世界の人々を魅了し続けています。

日本ではまだまだ珍しい猫ちゃんも多いですが、興味のあるかたは自分の好みの野生味のある猫ちゃんを捜してみてはいかがでしょう?

投稿者

30代 女性 みつえ

ベンガルのお世話をしたことがあります。
野性的な部分もありますが、とても賢くてなつきやすかったです!その時のスタッフさんには後をついてまわり、餌をもらうときもくるくる回る芸を披露してくれました。
可愛くて連れて帰りたかったです。しかし、有名な猫ちゃんなので、気軽に連れて帰ることができませんので、将来飼うことができたらいいなと思いながら、別れました。後に人気がでてきましたので、あのときのベンガルを思い出します。

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