ブサカワ猫の人気品種を写真つきでご紹介!
猫好きの間では、密かなブームになりつつある「ブサカワ猫」です。なんともいえない愛嬌ある姿に惹かれてファンになった方も少なくないようです。
ブサカワの代表格、エキゾチックショートヘア、ヒマラヤン、ペルシャ猫を筆頭に、耳デカのコーニッシュレックスや無毛系猫種など。少し調べただけでも世界にはこんなにバラエティの富んだ面白い猫たちがいるのかと、その種類の多さに驚かされました。
日々新しい品種が誕生する事もありすべてのブサカワ猫を網羅するのは難しいですが、今回は人気の12種類に絞って性格や特徴などを写真つきで紹介していきたいと思います。
ブサカワ猫12種類!性格や特徴について
エキゾチックショートヘア
ブサカワ代表と言えば、なんと言ってもエキゾチックショートヘアです。離れぎみのお目目とつぶれた鼻…。お手入れの手間がかからないペルシャを、という要望から、ペルシャとアメリカンショートヘアが交配されて出来上がった猫種です。
被毛が短いだけで、ほぼペルシャと性格や体質が同じなので、おとなしい猫の種類に入ります。日本ではドラマにエキゾチックショートヘアが出演するなどして、人気のある猫種です。
ヒマラヤン
ヒマラヤンは、ペルシャとシャム猫が交配されてできた猫種で、被毛の雰囲気がヒマラヤウサギに似ていた事から、「ヒマラヤン」と名付けられたようです。
シャム猫譲りのブルーの透き通った目と、ふわふわした被毛が美しいですが、いかんせんペルシャ譲りの鼻ペチャにより、ブサカワ認定されています。性格もペルシャ譲りで、穏やかで温和、もの静かな猫が多いよう。足は短めなので普通の猫が得意なジャンプは苦手です。そんな所も可愛いですね。
ペルシャ
どことなく気品溢れるイメージからか、ブサカワと言いづらい猫種ではありますが、個体によっては見事なブサカワ猫がいる種類です。
美形のペルシャもいますがもの静かで愛情深く、おっとりとした性格のペルシャは、大人しい猫の種類代表と言えます。長くふわふわの被毛は古くから愛猫家の憧れで、今もその人気が、衰えることはありません。
コーニッシュレックス
突然変異から産まれたコーニッシュレックスは、短い巻き毛と大きな耳、スラッとした鼻筋や、こぼれ落ちそうな大きな目が特徴です。
胴体は長細く、四肢もほっそりとしている、何ともユニークな猫種。可愛いような美しいような、ブサイクなような…見る人によって意見が分かれる猫かも、しれません。
スフィンクス(ドンスコイ)
毛が無い事で有名なスフィンクス。実際は産毛が生えているのですが、寒さ暑さや紫外線に弱く、傷がつきやすいか弱い体質をしています。体を守る被毛がほぼないのですから、仕方ありません。抜け毛は少ないものの、体から出た皮脂により、部屋の中が汚れることがあるそうです。
性格は好奇心旺盛で、遊び好きだとか。人見知りをあまりしないので、来客や子供とも仲良く遊べるようです。普通の猫の被毛を丸刈りにしたら、スフィンクスのようになるのかな、と個人的には思っています。顔の作りとしては決してブサイクではないのですが、毛がないだけでブサカワに見えてしまうようです。
スフィンクスとドンスコイは同じ猫種なのですが、猫血統登録団体のFIFeやWCFではスフィンクス、同じく猫血統登録団体であるTICAでは、ドンスコイとして登録されています。
ドウェルフ
短足で有名なマンチカンと無毛のスフィンクス、耳がカールしたアメリカンカールを交配させた猫種。何とも言えないフォルムが、とても個性的です。
性格は社交的で遊び好きだそうで、一緒に遊ぶと楽しそうです。毛がない(うっすらと産毛が生えている)のでお手入れが楽かと思いきや、実は皮脂で体の表面が汚れやすい為、定期的な入浴が必要です。
更に、夏には日焼け止め、冬には洋服を着せ、体を守ってあげなければいけません。ドウェルフもスフィンクス同様、決して顔の作りは悪くありませんが、無毛によってブサカワに見える、得しているのだか損しているのだか良く分からない猫種です。でも、飼えば絶対に、世界で1番の猫に、なるのでしょう。
バンビーノ
またまた出ました!無毛系猫種のバンビーノは、スフィンクスとマンチカンの交配によって誕生した猫種です。活発なので短い足で飛び回る姿は、サルのようだとも言われています。
愛情深くて優しい、人懐こい性格をしているのだとか。子猫の頃はシワシワで、成猫になってもシワが残っているのが理想だそうです。地球外生物のようにも見える不思議な外見でブサカワ認定間違えなし?
ピーターボールド
ピーターボールドは、猫と鳥のミックスのような印象を受ける猫です。と言うのも、ピーターボールドの足には、水かきが付いているからです。故にとても器用なのだとか。
9割毛がないシャモア(フロック)、7割無毛のベロアなど、被毛の生え方により、数種類に分けられます。やはり無毛だとどうしても、顔は悪くなくてもブサカワに見えてしまうのは無毛系猫種の宿命なのかもしれません。
ですがこのピーターボールド、スラッとした体と長い足が被毛のない事でよりスレンダーに見えて、実はとてもかっこ良かったりします。ブサカワと言うよりかは、ブサカッコイイ(?)猫だと、個人的には思います。
フォールデックス
フォールデックスは、ブサカワ代表選手のエキゾチックショートヘアと、折れ耳で人気のスコティッシュフォールドとの交配種です。
顔はしっかりと、エキゾチックショートヘアの鼻ペチャを引き継いでおり、とても愛らしい顔立ちです。ずんぐりとした体格がフクロウにも似ている、注目猫種。これからの活躍に期待がかかります。
ミンスキン
ミンスキンは短い足とポイントカラーが特徴の猫種です。マンチカンとスフィンクス、デボンレックス、バーミーズが掛け合わされて誕生しました。全く毛がない「ヘアレス」、ポイントカラー部分のみに毛が生えた「ファーポインツ」、全身に被毛が生えた「フリーコーテッド」の3タイプに分けられます。
耳が大きくがっしりとした四肢、シワシワの皮膚が、何とも言えないブサカワっぷりを発揮しています。性格は優しく、他の動物とも仲良くできる社交性を持っています。ちょこちょこっと歩く姿がたまらなそうな猫ですね。
ユークレイニアンレフコイ
ロシアで産まれたユークレイニアンレフコイは、スフィンクスとスコティッシュフォールドのミックスです。
まだまだ知名度が低いですが、フレンドリーで温和な性格をしているので、もしかするとこれから人気が出てくるかもしれません。折れた耳と大きな細い目、おやじのような風格は、ブサカワ猫以外のナニモノでもありません!!
エルフキャット
スフィンクスとアメリカンカールを掛け合わせ産まれたのが、エルフキャットです。無毛なのはもちろん、耳の先がクルッとカールしているので、ひょうきんささえ感じさせます。性格は順応力が高く、社交的だと言われています。
体が丈夫なので、飼いやすい猫種と言えるでしょう。人だけでなく、猫も外見で判断しては、いけませんね。
まとめ
- エキゾチックショートヘア
- ヒマラヤン
- ペルシャ
- コーニッシュレックス
- スフィンクス(ドンスコイ)
- ドウェルフ
- バンビーノ
- ピーターボールド
- フォールデックス
- ミンスキン
- ユークレイニアンレフコイ
- エルフキャット
ブサカワ猫、じっくりご堪能頂けましたか?可愛くてお茶目なブサカワ猫はみんなのアイドルです。
これからも、新しいブサカワ猫が誕生するかもしれません!その日を楽しみに、今いるブサカワ猫たちを思う存分愛でましょう。