猫の留守番中に起こりやすい事故4つ

猫の留守番中に起こりやすい事故4つ

飼い主さんが働いているとどうしても猫ちゃんに留守番してもらう時間は出てくると思います。見張っている事が出来ないので、事前に事故などを防止する策を練る事が大切です。考えられる可能性を紹介していきます。

猫ちゃんに留守番をさせなければいけない飼い主さんにとって、心配はつきものです。飼い主さんの監視から外れている間、猫ちゃんにとってどんな危険があるのかを、把握しておく必要があります。ここではその一例を紹介していきます。

1. 熱中症等

だれている猫

留守番にさせておく場合、部屋の温度は重要です。特に夏場は猛暑となると、エアコンをつけっぱなしにしておく事が大切です。比較的猫ちゃんは寒さよりは暑さに強いという習性を持っていますが、日本の高温多湿という環境ではたまったものではありません。

除湿で28度くらいにしておく、ドアも開けっぱなしにして猫ちゃんが自由に歩き回れるようにしておきましょう。冬場は多少寒い程度なら毛布などを置いておくと、勝手にその中に入って暖まっていたりします。また電気カーペットなどは電源を切っておく事が推奨されます。火傷をしてしまう危険性があるからです。

2. 寂しさからくる精神分離

遊びたそうにしている猫

犬とは異なり、猫ちゃんは単独で生活をするという生き方をしてきています。そのため、「寂しい」という感情は犬よりは感じにくいです。孤独に対して耐性があるとはいえ、長年飼い主さんと共に過ごし、遊んでくれたりご飯をくれたりする人がいなくなると、寂しさを感じるようです。

留守番中、飼い主さんの匂いがついたものを置いておくと猫ちゃんは安心します。飼い主さんがいなくても気を紛らわす事ができるので、外出時に置いておくとよいでしょう。個体差によってその程度は異なりますが、1泊〜2泊くらいでは猫はなんともありません。しかし、それ以上となると誰か見てくれる人や、ペットホテルなどの施設を利用する方がいいといえます。

3. いたずら防止

洗面台の中の猫

猫ちゃんと暮らしていると、飼い主さんによってはキッチンやお風呂場、寝室といった場所は入って欲しくない場所でもあります。猫ちゃんが勝手に侵入できないように、戸締りや柵などを立ててしっかりと管理する必要があります。猫ちゃんには犬と異なり躾が難しいです。「入ってはいけないよ」と教え込むよりは「入れない環境を作る」方が何倍も上手くいきます。

4. 誤飲や誤食

フローリングのうえの猫

猫ちゃん専用のキャットフード等以外に、小さいゴミなどが床に落ちていると、誤って食べてしまう可能性があります。留守番中に監視することは難しいので、食べられないように整理整頓や綺麗に掃除をしておきましょう。また整頓は、背の高い家具が予期せぬ地震などによって倒壊する可能性も、防ぐことにつながります。猫ちゃんの安全のためにも対策しておきましょう。

まとめ

りり

留守番させる前に、防げることはたくさんありますので実行していきましょう。その心がけが猫ちゃんを救うことにつながるかもしれません。

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