猫に水を正しく与えるには?注意点や飲ませる水の種類など

猫に水を正しく与えるには?注意点や飲ませる水の種類など

猫への水の与え方が正しいのかどうか気になっている飼い主さんもいるかもしれません。あまり水を飲みたがらない猫もいるようですが、健康を維持するためには、適正量の水をしっかりと飲ませてあげなければいけません。今回は、猫に水を与える方法や注意点、飲まないときの対処法などについて紹介します。

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猫に水を正しく与える方法

水の入った容器を前に舌を出す猫

猫はもともと砂漠などで生活しており、水を飲む機会も少なかったため、水を苦手としているところがあります。

しかし、水が嫌いだからといって水分を取りすぎないと脱水症などを引き起こす心配があるので、子猫のうちから水を飲むように習慣づけることが大切です。

猫が水を飲むための環境を作る

水は猫がよく行き来する場所や安心できる場所に置き、1箇所ではなく様々な場所に置いてあげるとよいでしょう。場所ごとに容器を変えてみることも水を飲ませるきっかけ作りとしてはおすすめです。

猫によっては、食器へのこだわりが強い、きれいな水しか飲まないなど好みが様々なので、子猫のうちから色々な方法を試しておくとよいでしょう。

また、猫は神経質できれい好きな動物なので、容器はこまめに洗い、水を毎日変えるなど、清潔に保つことも大切です。多頭飼いの場合、他の猫が飲んだあとの水を飲みたくなくて、わざとこぼすこともあるようです。

猫は水を飲んでいるとき、敵が近づいて来ていないか確認するためにしっぽの先を左右に動かすことがあるため、水の容器は並べて置かず、スペースを空けるなどの工夫も必要です。

猫に水を与える頻度

猫に与える水は常に器の中に入れておき、いつでも好きなときに飲めるようにしてあげてください。猫が1日に必要とする水の量は体重や月齢によって異なり、体重1kgあたり60~70ml程度が適切とされています。

ただし、この量をすべて飲み水だけで補わなくてはならないというわけではなく、食べ物に含まれる水分からも補うことができます。

ドライフードは約10パーセント、ウェットフードは約80パーセントの水分が含まれているため、水をあまり飲まない猫にはウェットタイプのご飯がおすすめです。

猫に水を与えるときの注意

猫は、体が水分を必要とする状態になっていても、のどの渇きを感知するのが苦手だとされています。特に、老化などで腎臓の働きが弱まった猫や肥満で保水力の足りない猫は、脱水症状を起こしやすくなります。水分が足りない状態が続くと、腎臓病や尿路系疾患にもかかりやすくなるので注意が必要です。

猫が水を飲みたがらないからといって、必要な水分量が足りているとは限りません。飼い主さんは猫が1日に飲む水の量を把握し、必要な量の水を飲ませる工夫が必要です。一方で、猫が水をよく飲むのも病気のサインである可能性があります。その他、頻繁に水を吐く場合は内臓疾患の恐れがあるため十分に気をつけましょう。

猫に与える水の種類

流れている水道水を飲もうとしている猫

基本的には水道水で大丈夫

猫に与える水は、基本的に蛇口から出る水道水で問題ありません。日本の水道水は「カルシウム」や「マグネシウム」などのミネラル分が少ない軟水で、猫の飲料として適した水だと言われています。

ただし猫は匂いに敏感なため、水道のカルキ臭が残った水が苦手な個体もいます。水の温度も猫によって好みが分かれるので、与える際には気をつけてあげましょう。

ミネラルウォーターを与える場合は注意

ミネラルウォーターを猫に与える場合は注意が必要です。特に硬水の場合、ミネラル成分を多く含んでいるため結石などの病気になる可能性があります。

猫にミネラルウォーターを与えたい場合、結石の原因となる「マグネシウム」や「カルシウム」の含有量の少ない軟水を選んだり、ペット用のミネラルウォーターを与えたりするとよいでしょう。

猫が水を飲まないときは

流れる水道水をちゃんと飲めていない子猫

猫は普段からあまり水を飲まないこともありますが、いつも以上に水を飲まないときには何かしらの原因があるのかもしれません。考えられる原因をいくつかご紹介します。

体調が悪い

猫の体調が悪いときや病気のときは人間と同じで食欲がなくなり、水も飲まなくなります。水を飲まない以外に、元気がない、下痢や嘔吐、血尿などの症状がある場合は何らかの病気の可能性があります。

また、虫歯や腫瘍などで口の中に異常がある場合や、口内に怪我をしているケースもあります。「以前は飲んでいたのに一切飲まなくなった」「いつもと様子が違う」といった場合は、一度病院で診てもらうことをおすすめします。

ストレスが溜まっている

猫がストレスを溜めている場合にご飯を食べなかったり、水を飲まなかったりすることがあります。引っ越し、家族が増えた、2匹目の新しい猫を迎え入れたなど、環境に変化があった場合、猫がストレスを感じてしまう可能性があります。猫は環境の変化に敏感なので、気を遣ってあげることが大切です。

老化現象

猫は年をとると動くのが億劫になり、普段よりも余計に水を飲む量が減ってしまいます。老猫になり水分が少ない状態が続くと、腎臓病になってしまっていることも少なくありません。腎臓の機能低下や腎臓病を防ぐためにもしっかり水分を取るようにしましょう。

猫が水を飲まないときの詳しい原因と対処法につきましては「https://nekochan.jp/cat/article/453」に書かれていますのでぜひ参考にしてください。

猫に水を与えるための道具

ヘルスウォーターボウル

ヘルスウォーター ボウル M
1,943円(税込)

ヘルスウォーターボウルは愛知県瀬戸市の職人さんによって開発されました。特殊な人工機能石を含んだ陶器で作られており、猫が飲む水やご飯の味をおいしく変化させる魔法の陶器として、通販サイトの中でも人気があります。天然素材独特の、深い色味も魅力のひとつです。

MOSPRO猫自動給水器

MOSPRO ペット給水器 犬 猫自動給水器 循環式給水器 4つ活性炭フィルター付き [メーカー2年保証] 超静音BPAフリー 2L大容量 お留守番対応 水飲み 花びら 花 健康 衛生 犬自動給水器 スーパーク ワイエット 鳥 小動物用 噴水器 日本語説明書付き
2,699円(税込)

猫が水を飲まないときには、自動の水飲み器を試してみるのもおすすめです。2Lの大容量なので頻繁に水を補充しなくても、猫が常に水を飲める環境を作ることができます。

自動給水器はフィルターを取りかえたり、モーターの水垢を取ったりと手間がかかる部分もあります。しかし自動給水器に変えてから、いつもは水を飲まない猫が飲んでくれるようになったというレビューも多く見受けられました。

ジェックス ピュアクリスタル フィルター式(循環式)給水器

ジェックス ピュアクリスタル 全猫用 ガーリーグリーン 【フィルター式(循環式)給水器】
5,600円(税込)

猫の飲み方に適した形状の飲み口になっており、飲みやすいことが特徴の循環式給水器です。抗菌活性炭フィルターで水道水をろ過するので、猫が嫌いなカルキ臭を除去しながらいつでもきれいな水を飲むことができます。フィルターはカートリッジ式なので取り替えも簡単に行うことができます。

ピュアクリスタルは数々の雑誌や新聞などでも取り上げられており、循環式給水市場において高く評価されています。

おすすめの猫用飲料水

ペットのおいしい天然水アクティア

ペットのおいしい天然水 アクティア 超軟水 2L×6本
2,157円(税込)

「ペットのおいしい天然水アクティア」は、猫のために作られたナチュラルミネラルウォーターです。 岐阜養老山系の天然水を現地でボトリングしており、硬度19mg/lと体に優しい超軟水です。

アクアプーラ

アクアプーラ ドッグフード 2L
338円(税込)

アクアプーラは、ミネラルを全く含まない猫に安心の飲料水です。原材料は海水(海洋深層水)で、ミネラル類はもちろん、ウィルスや細菌、放射性物質などの不純物を含まないのが特徴です。猫は水分の少ない食事をしていると尿のミネラル濃度が高くなりやすいので、こういった良質な水を十分に与えることをおすすめします。

アースペット ペットの天然水

ペットの天然水 Vウォーター 2L×6本
1,787円(税込)

アースペットが販売するペットの天然水は、硬度約30mg/lのナチュラルミネラルウォーターです。バナジウムなどの天然ミネラルを含んでいますが、マグネシウム含有率は少ないペット用の軟水です。1日の給与量の目安は、2~3kgの愛猫で190ml程度とされています。  

まとめ

コップに入った水を少しずつ飲む猫

猫はもともと水分摂取の量を多く必要としない体質ですが、健康を維持するためにも適正量の水を飲ませてあげることが大切です。

猫が水をあまり飲まないときは、猫の好みを知る、自動給水器を使って常に新鮮な水を与える、猫が好む器に変えてみるなどの工夫をすれば水を積極的に飲んでくれるようになるかもしれません。猫の様子をよく観察し、お気に入りの場所やぴったりの水の飲ませ方を見つけられるとよいですね。