愛猫の為に作った『防音シェルター猫ハウス』
一般的な布地の猫ハウスは手軽に購入できます。「保温」や「クール」という観点には配慮されていますが、「防音」という観点で作られていないものが多いですよね。
ふだん使いはこれでもちろんOKなのですが、お外のバイクの音やサイレン等にびっくりしてパニックしてしまう猫さんには「防音」という観点も網羅されていると良いなと思っておりました。
いろいろな方のDIYの事例を参考にさせて頂き、ジョイントマットなら防音効果も期待できそうというプランに辿り着きました。
防音ハウスを作るきっかけ
お隣りさん宅の改築工事開始!!
「大きな音がして怖くて昼間は気が休まらないニャ!」
早く作らなければ。早く出来上がるものを!
お隣りさん宅のおうちの建て替えで、愛猫が今まで聞いたことのない大きな工事音が聞こえてくるようになり、ビビリの愛猫は一目散に2階のベットの下に向かって猛ダッシュしたり、少しの音にもビクっとするようになってきたので、何とかしなくてはと立ち上がりました。
防音シェルター猫ハウスを作る為の材料
ジョイントマットは2ピースで108円、転写シール代も合わせて材料費は500円台です!
ジョイントマットと転写シールはダイソーさんで購入しました。
用意するもの
- ジョイントマット6枚
- 転写シール ※装飾しない場合は不要
- カッター
- はさみ
防音シェルター猫ハウスの作り方
1、出入り口の型をとる
猫が出入りする穴を開けます。猫型にしてみました。
2、カッターでくり抜く
線の通りにカッターでくり抜きます。猫がかじりたい欲望が出ないように、切り口は極力ガタガタにならないように留意します。
3、転写シールで飾り付けをする
※不要な人はこの工程は省いてください
ジョイントマットの表面がボコボコしている為少々やりにくいのですが、しっかり貼ってゆっくりこすってください。白地だけだとシンプル過ぎるので、黒い猫の影の形を散りばめてモノトーンでまとめたら、インテリアにもしっくり馴染みました。
4、組み立て
宮大工気分でジョイントマット同士をかませて立方体になるよう組み立てていきます。
完成
写真のように立方体のすべての面を組み込んだらできあがりです。中に肌触りの良いミニ毛布を敷いて、入口には猫草を添えてみました。
▼正面▼
▼他の面はこんな感じです▼
愛猫に防音シェルター猫ハウスを使ってみると・・
作業していた時から、ドアの隙間から「家政婦は見た」状態で覗いていましたが
完成するかしないかの段階になったら待ちきれない様子で割り込んできて
一通り偵察してやがて満足そうに立ち去りました。
その後、じゃれて追いかけっこをしている時も防音シェルターに隠れたりし始めたので良い傾向です。
そして翌朝、改築工事の音が聞こえ始めたら慌てて駆け込んでいました。大成功です!
万が一の注意事項
大切な愛猫さんの為に、万が一の場合の注意事項です。
個体差がありますが、かじる、舐める等の行動が見られた場合は一旦使用中止して、飼い主さんの監督の元で以下の対応をご検討くださいませ。
また転写シートの使用につきましても、愛猫さんの特性をご考慮頂き、安全にお使い頂けますよう飼い主さんのご判断でお願い致します。
かじる、舐める場合は
- 爪とぎ防止シートでコーティングする
- ホームセンター等でもっと丈夫な素材を選ぶ
- はめ込んでいる部位を何かで覆う
まとめ
DIYと聞くと女性にはハードルが高いイメージがあり、手間がかかったり材料を揃えるのが大変だと思うと週末やGWにならないと重い腰が上がりませんが、「すぐに必要!」「早く欲しい!」という時は簡単に作れてすぐに用意してあげられる物が一番ですよね。
今回の作業で女性が一番大変なのはカッターでくり抜く工程だと思います。あとは簡単ですぐに出来上がります。転写シールもこすったり少々手間がかかりますが、ちょっとかわいらしくなるので女性は気分が上がるかも。身近な材料だけで簡単に作れるとちょっとした息抜きとして楽しめますね。
「これならできそう!」「すぐに出来上がりそう!」「費用安い!」
これをモットーにこれからもいろいろ研究してみたいと思います。皆様も愛猫さんの為に楽しくDIYしてみませんか。
女性 匿名
これはペットコーナーの猫部屋に置いてあり、かなり大きくなった猫が上に乗っても潰れないので、手先の器用さがイマイチな私のような方向けの良品だと思います。