猫が「ふみふみ」するのはどんな時?3つの気持ち

猫が「ふみふみ」するのはどんな時?3つの気持ち

猫ちゃんを飼っている方なら一度は見た事ある「ふみふみ」の仕草。様々な意味があるのをご存知でしょうか。この記事ではふみふみが表す意味とそもそもどうして「ふみふみ」が起こるのか原因を追求していきます。今後の愛猫とのコミュニケーションにぜひ役立てていただきたいです。

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猫のふみふみとは?

毛布の上で眠る子猫

皆様は愛猫がふみふみしている姿を見たことあるでしょうか。とても愛らしい姿で一心不乱にふみふみします。猫ちゃんが前足や後ろ足で毛布やふかふかのもの、又は飼い主さんの上でふみふみする姿が一般的によく見られる場面です。

ちなみに英語ではミルクトレッド(milk tred)やニーディング(kneading)と呼ばれています。又はビスケット作り(make biscuits)なんて呼ばれることもあり、愛情のこもった目線で見られていることが分かります。そんなふみふみが表す意味をいくつかご紹介していきます。

猫のふみふみの心理

1.猫の空腹のアピール

授乳中の母猫と子猫たち

子猫時代では母乳を飲むときに、乳腺を刺激してお乳を出します。そのため「ふみふみすると、この空腹感はなくなる(お腹いっぱいになる)」と本能的に覚えていることで、今のお母さん役(=飼い主さん)の前で行われるのでしょう。

その場合は「この子にとって今お母さんなのは自分なのかぁ」とかみしめておきましょう。

2.猫の優位性やマーキング

眠っている猫の肉球

猫ちゃんの足の裏には「臭腺」というにおいを強く出せる部分があります。これを利用して、飼い主さんなどにマーキングの意味でにおい付けしている場合があります。

「自分だけのもの」という意味を主張したり、また生後4か月のオス猫はマウンティングの意味で「自分は強いんだぞ」という優位性を表したりする意味もあります。

交尾の練習という意味もありますので、成猫になるために通る道でもあります。また色んな対象物ににおい付けをすることにより、自身のにおいで満たされた安心できる場所(テリトリー)として行う仕草でもあります。

3.猫の後ろ足でのふみふみは「交尾」

エリザベスカラーを付けた猫

前足でのふみふみではなく後ろ足で行われた場合は、未去勢・未避妊の猫ちゃんに見られます。ふみふみと同時に腰を動かす仕草が見られ、発情期を表します。

この仕草はだんだんとエスカレートすることもあり、放っておくことは猫ちゃんのストレスにもつながりかねません。交尾したくてもできない環境は、それだけで猫ちゃんに負担をかけてしまうからです。去勢手術や避妊手術を行う目処をつけた方がいいでしょう。

猫のふみふみがもたらす効果

毛布の中で一緒に眠る二匹の猫

基本的に甘えたいときに行われる行動ですので、リラックス効果があります。ゴロゴロ言いながらふみふみされることが多いです。

眠る前に行う猫ちゃんも多く、その場合は睡眠作用があり、寝やすい状態を自身で作り出していることもあります。

猫がふみふみするのはストレスサインの事も!

哺乳瓶でミルクを飲む子猫

母猫にしっかり甘えることができなかったストレスからきているという説があります。子猫や親から早くに引き離された猫ちゃんなどは、まだ自立心が育てられておらず、子猫時代を思い出して行っているという説です。

母猫を恋しく思う、又は飼い主さんを母猫に見立てて行われているので、みかけたときは可能な限り甘えさせてあげた方がいいかと思います。嫌いな人や知らない人に猫ちゃんはこの仕草を見せません。

自分が飼い主さんとして認められている証拠でもあるといえます。かといって、ふみふみする姿を見ない猫ちゃんを飼っているという方も過度な心配はいりません。

成長して自立心が芽生えた猫ちゃんは自然としなくなるので、きちんと成長をしている証でもあります。もちろん成猫になってからでも、ふみふみをする猫ちゃんもいます。

猫ちゃんによって性格など様々な要因からなる仕草ですので、そこまで気にすることはありません。

まとめ

本を読む飼い主の膝の上でくつろぐ猫

何も知らないまま「ふみふみ」を見たときは正直、何かしているなぁと、こちらもじっと見つめるなどしていましたが、今となっては愛情表現の1つだと温かい目線で見ることができます。

筆者も毛布に向かってしている姿を見たときは、脇目もふらず一生懸命さがとても可愛かったのと、近くで耳をすますとゴロゴロとなっているのが心地よさそうな印象がありました。見ることがあれば、ぜひ気のすむまでさせてあげてください。