招き猫の意味は?右手と左手の意味も解説!

招き猫の意味は?右手と左手の意味も解説!

猫の姿をした、縁起物とされる猫の置物、招き猫。海外でも、日本の招き猫は幸運を呼ぶ猫として人気があります。右手をあげたものと左手をあげたものなどがありますが、招き猫の意味に違いはあるのでしょうか?いろいろな招き猫の意味についてご紹介します。

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招き猫の由来や挙げている手の意味

招き猫3体

招き猫は、日本人としてはほとんどの人が見たことのある、猫の置物だと言えるのではないでしょうか。一般的には、手を挙げている招き猫の意味として、右手をあげたものは金運を呼び込み、左手をあげたものはお客を呼び込むとされていました。

猫が手をこまねいているような姿から、招き猫があると何か大きな福を引き寄せてくれる、ということにつながったのでしょう。商売をする人にとって、とても縁起の良いもので、商売繁盛、千客万来、開運招福をもたらしてくれるとのが招き猫の意味です。

最近では、お客を呼ぶとされる左手を上げた招き猫の意味には、恋愛成就にもご利益があると言われています。さらに招き猫にもいろいろな色をしたものが作られており、それぞれが持つ招き猫の意味も、風水などによって様々なものがあります。

招き猫の由来

豪徳寺の招き猫

招き猫の由来には、いくつかの説があります。

世田谷の豪徳寺説

東京都世田谷区の豪徳寺は、招き猫の寺としても有名なお寺ですが、そこが発祥であるという説です。彦根藩の2代目藩主である井伊直孝が、鷹狩りをした帰りに豪徳寺の前を通りかかりました。すると山門で豪徳寺の猫が、井伊直孝に手招きするようなしぐさをしたため、中に入ったそうです。

そこでとたんに雷雨が降り出し、猫によって雨に濡れずにすんだ井伊直孝は、豪徳寺に多額の寄進をし、さらに寺は井伊家の菩提所になり、寺は栄えたという話です。

浅草の今戸神社説

浅草の今戸神社では、江戸末期に貧しさのため、飼い猫を手放さなければならなくなりましたが、夢にこの猫が現れて「自分の姿を焼き物にしたら大きな福が授かる」と言いました。

そのため今戸焼の焼き物で猫の姿を作り、浅草神社の参道で売ったところ、評判になったということです。昭和の終わり頃になって今戸神社は、旧今戸八幡が浅草今戸町にあったことから、招き猫の社と看板を掲げ、パワースポットとしてブームになりました。

新宿の自性院説

新宿区西落合に自性院という猫地蔵を祀った寺があります。文明九年の江古田ヶ原の戦で、太田道灌という武将が敗れて道に迷っていると、黒猫が現れて手招きをし、自性院に案内してくれました。

そのため道灌は命拾いをし、後の戦いで勝利することができたため、この黒猫が死んだあとに手厚く葬り、作られたのが猫地蔵ということです。境内には猫地蔵を祀る地蔵堂があって、入り口の門柱の上に招き猫が置かれています。

他にも京都の伏見稲荷大社や、群馬県高崎市の小林山達磨寺、大阪の住吉大社などに招き猫発祥の地という説があります。

招き猫の左手、右手、両手の意味

白い招き猫

上げている手によって、招き猫の意味が違い、ご利益も違っているとされています。

左手を上げている招き猫の意味

まず左手を上げている招き猫は、雌猫だということです。左手を上げている招き猫の意味は、商売繁盛したり、良縁に恵まれるなど、人に関する福を呼び込んでくれるというものです。お店をしている人ならばお客を呼んでくれて、恋愛や結婚の相手を見つけたい人にはいい人を呼んでくれる、といった招き猫の意味ですね。

右手を上げている招き猫の意味

右手を上げている招き猫は、雄猫だとされています。右手を上げている招き猫の意味は、金運や幸運を上げてくれる、というものです。宝くじに当たるような運を呼んでくれる、財宝を手に入れさせてくれる、などというのが右手を上げる招き猫の意味ですね。

両手を上げている招き猫の意味

両手を上げた招き猫の性別は、はっきりとした説がありません。両手を上げた招き猫の意味は、お金も人間の縁もいろいろ欲張りすぎてお手上げ状態、ということで、あまり喜ばしいものではないとする考えが多いようです。

もちろん、両手を上げているので、金運にも良縁にも恵まれる、という招き猫の意味だと捉える人もいます。

大きな福を招く招き猫は

顔を洗う猫

ほとんどの招き猫は、左右どちらかの手を耳の少し下か、耳のあたりまで手を上げています。しかし中には、招き猫の頭を超えて、招いている手が伸びているものもあります。この招き猫の意味は、より大きな福を招いてくれるというものです。

上げている手が高ければ高いほど、たくさんの福、遠くの福をまねいてくれるという招き猫の意味だそうです。ただし、あまりにも手が長く、高くまで伸びているものは、バランスが悪くて壊れることがあるともされて、欲張りすぎは良くないとされています。

招き猫の色で違うご利益

色々な招き猫

招き猫の模様には三毛猫が一般的ですが、最近では招き猫に色をつけることによって風水の要素を取り入れ、招き猫の意味が違うものとして捉えています。

風水では方角も大切にしますので、置く場所によっても、招き猫の意味の御利益を高めるために最適な置き場所もあるとのこと。

招き猫の意味と置き場
  • 金の招き猫:金運上昇(西)
  • 銀の招き猫:満願成就、才能開花(北西)
  • 白の招き猫:開運招福(北西)
  • 黄の招き猫:良縁金運(西)
  • 青の招き猫:交通安全学業成就(北東)
  • 黒の招き猫:厄除け魔除け家内安全(北南西)
  • 赤の招き猫:病み避け無病息災健康長寿(東)
  • 緑の招き猫:家内安全交通安全(南)
  • ピンクの招き猫:恋愛成就(東南西)

商売繁盛や良縁、家庭円満などを招いてくれる招き猫ですが、置き場所によっては運気を吸い取ることもあるそうです。やってくる運はその種類によって方角も違うということがその理由です。

また汚れた場所や日当たりの悪い場所など、快適でない場所も、招き猫の意味を台無しにしてしまうそうですよ。招き猫の意味を知って、適切な方角に置くようにしてくださいね。

まとめ

手を上げている子猫

招き猫の意味には、様々なものがあり、ご利益も異なっています。招き猫の由来から考えると、商売繁盛や金運上昇が一番多い招き猫の意味ですが、近年ではいろいろな色の招き猫が現れ、風水的な意味も併せ持ち、それぞれに異なる招き猫の意味があります。

自分の好きな色の招き猫を選んだり、叶えたいことの招き猫の意味から選んだりして、招き猫を取り入れてみてください。