猫が床を足踏みするのはどんな時?6つの気持ち

猫が床を足踏みするのはどんな時?6つの気持ち

猫が床に足踏みして様子を伺っていることがあります。足踏みの長さから猫の気持ちが読み取れます。すぐに走り出さない、猫の足踏みからわかる気持ちを紹介してみましょう。

猫の足踏みはどんな気持ち?

何かを狙う三毛猫

1 動く物を発見したとき

獲物を見つけて狙う猫

猫が動く物に反応してしまうのは言うまでもありません。

特に小動物など、自分よりも小さな物を獲物の対象として見てしまいます。

動く物を見ると、「絶対捕まえてやる!」と言う闘志が湧いて、足踏みをしてしまうようです。

2 向こうに猫がいるとき

カーテンの向こうの猫

離れた向こう側にいる猫に近づくときに、足踏みをします。

相手に気づかれないように、少し隠れながら足踏みしています。猫に勢いよく飛びかかり、びっくりさせたかったようです。

「驚くだろうな」と言う気持ちで、うきうきしながら軽くステップを踏みます。猫がじゃれて遊ぶときも、足踏みして追いかけ合います。

3 飼い主の足が気になるとき

飼い主の足を狙う猫

飼い主の足が対象物になることがあります。

指を動かしたり、足を揺らしたりすると、「気になる!」と興味をもちます。

飼い主が気づかない所から足踏みを始めているようです。遠くから猫が走って飛びかかってくるようです。

4 高い場所に飛ぶとき

高いところをジャンプする猫

高い場所に乗る前に床で足踏みをします。5、6回ほど足踏みしてから、勢いよく飛びます。

そのときに気になることがあると足踏みを辞めて、飛ぶのを断念することもあります。

猫は飛ぶ前の準備と集中が必要なようです。

5 見え隠れするとき

何かを狙う猫

猫の好きな動きに、見え隠れしている物があります。一番興味をそそる動きのようです。

見えたときに行くか、隠れたときに仕留めるかなどを考えながら足踏みをします。

「タイミングが大事」「焦ってはいけない」など、考えながら様子を伺っているのでしょう。

6 床が熱いor冷たい

雪の上の猫の足跡

猫の手足が床についているときに、足踏みしているのは、温度からきているようです。

熱いのか、もしくは冷たいのか、そのときの気温にもよります。足を着いているのが「辛い」と感じているようです。

猫が床で足踏みする理由

何かを見つめて狙う猫

慎重派だから

猫はどちらかと言うと、慎重な性格と臆病な性格なのです。

興味を持ってもすぐに攻撃できない部分と、相手の動きを予測して確実に仕留めたい部分があるのです。

まずは、下調べをしてからじゃないと、危険と思うのが猫の考えなのです。

なので、足踏みの時間も少し長かったりします。

準備運動は大切

猫が獲物を捕れる確率は半分以下です。それでも諦めずに獲物と戦います。

猫が獲物を捕るときに欠かせないのが準備運動です。関節を伸ばして、勢いよく走り出せるように足を慣らしているのです。

対象物を見つけると、「逃がさんぞー」と気持ちを入れて足踏みをするのでしょう。

興奮しているから

猫が足踏みをしているときの表情は、瞳孔が開いて鼻に力が入って、少し興奮しているように見えます。黒く大きな目を左右、上下に動かして「今か?まだか?」と興奮気味になっているようです。猫が闘牛のように見えたりもします。

失敗できないプライド

猫が高い所に行くときは足踏みをしますが、準備運動と助走をつけていることがわかります。

プライドの高い猫は「失敗なんてできない」「かっこいい所を見てほしい」と言う気持ちもありながら、助走をつけているのでしょう。

バランスをとっている

猫の足踏みをする仕草はふたつあります。

かたい地面で足踏みをする場合、柔らかい所で足踏みする場合があります。

対象物がいるときは必ず、床など、かたい所で足踏みをしてバランスをとります。

バランスの取れない場所で足踏みするのは、眠いときや甘えたいときなどで意味合いも変わってきます。

それに、足に力が入る場所で足踏みしないと、猫もケガしてしまいます。

まとめ

真剣に獲物を狙うグレーの猫

猫が床を足踏みする気持ちについて紹介しました。

猫が何かに反応したときに、よく足踏みしていることがあります。

また、猫が足踏みをするのは、運動不足と言うのもあるのかも知れません。体を動かしたいと思っているときに、猫の目にとまれば、対象物になってしまうのでしょう。

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