犬か猫か飼うならどっちが飼いやすい?10の比較

犬か猫か飼うならどっちが飼いやすい?10の比較

犬か猫か飼うならどっちが飼いやすい?10の比較をまとめました。実際に愛犬、愛猫と暮らしている筆者がそれぞれの飼いやすいポイントや、性格、食費、病院代の違いなどについてご紹介します。犬と猫どちらをお迎えするか悩んでいる方や、犬と猫どちらもお迎えしたいと考えている方の参考になれば幸いです♪

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飼いやすいのは犬か猫か

じゃれ合う猫と犬の写真

飼いやすいのは犬か猫かと聞かれると、こればかりは「人による」としか言いようがありません。と言うのも、犬と猫では手の掛かり方が全く違いますし、人によって「手が掛かる」と感じる部分も大きく異なります。まずここでは、一般的に言われる「犬の飼いやすさ」「猫の飼いやすさ」についてご紹介します。

①犬の飼いやすいポイント

  • しつけがしやすい
  • 犬と泊まれるホテルも多い
  • ペットホテルでお利口に留守番できる

飼いやすいのは犬か猫かについて、犬の飼いやすいポイントは、猫と比べてしつけがしやすいということでしょうか。また、犬と一緒に泊まれるホテルも多く、外出や旅行を一緒に楽しむことができるのもわんちゃんならではですよね。また、猫と比べてペットホテルでお利口さんにお留守番できる子も多いです。

②猫の飼いやすいポイント

  • 散歩がいらない
  • 留守番が得意
  • シャンプーがいらない

飼いやすいのは犬か猫かについて、猫の飼いやすいポイントでよくあげられるのは「お散歩がいらない」ということでしょうか。他にも、犬と比べてお留守番が得意であったり、鳴き声や足音が少ないこともありますね。また、短毛種の場合は定期的にシャンプーをする必要がないのでお手入れが楽と言われることもあります。

犬と猫の飼いやすいポイントは、ほぼ正反対ですよね。犬と猫、どちらと暮らすのかを悩んでいる場合は、手が掛かるポイントからしっかり考えてみるのがいいかもしれません。

犬か猫か迷ったら10の比較ポイント

寄り添う子猫と子犬の写真

ここからは、実際に愛犬、愛猫と暮らしている筆者の意見を交えながら、犬と猫の比較ポイントをご紹介したいと思います♪

1.性格

犬の性格

犬の場合、やはり飼い主に対して忠実で優しい子が多いですね。飼い主の行動に自然と愛犬が合わせてくれたり、感情を汲み取ってくれたり、常に寄り添ってくれるような暖かさがあります。「飼い主さんを心から敬愛している」ことが行動に滲み出ている子も少なくありません。犬は本来、群れで行動し、リーダーに従いながら生活する習慣を持つことも関係しているのでしょう。

猫の性格

猫の場合、飼い主の気分に合わせて行動してくれることは殆どありません。多くの猫が気分屋さんなので、基本的に飼い主さんが愛猫に合わせて生活する必要があります。(笑)ただ、世間一般的な猫のイメージではクール、甘えないと言われることもありますが、そうでもありません。

飼い主さんのことを「母猫」だと思う猫も多く、非常に甘えん坊でずっと飼い主さんについて歩く子もいる程です。ただ、「忠実」ではないだけなのです。(笑)猫は基本的に単独行動を好む習性を持ち、リーダーという概念も犬ほど確立されたものではないため、本能的な違いも大きいと言えますね。

犬も猫も、品種や個体による性格の違いが非常に大きいため、犬や猫と一括りにして比べるのは非常に難しいですね。基本的に温厚で忠実な犬のなかにも、気性が荒くしつけが難しい犬もいれば、基本的に気ままでしつけが難しいとされる猫のなかにも、飼い主さんに忠実で飼いやすい猫もいます。

ただ、「犬は、ご飯をくれる飼い主を神様だと思い、猫はご飯が貰える自分を神様だと思う。」というようなフレーズが話題になったことがありますが、非常に的を射ていると思います。(笑)

2.生活環境

犬か猫か飼うならどっちが飼いやすいか迷ったら、生活環境を考えてみるとよいかも知れません。

犬の生活環境

犬の場合、体の大きさにもよるものの、やはりお部屋にある程度の広さが必要になります。室内で遊ぶ時も、ボールを追いかけたり、追いかけっこをしたりと走り回って遊ぶことを好みますし、犬用ケージを設置する場合も、どうしても幅が大きくなってしまいます。小型犬であれば、マンションで一緒に暮らすことも可能ではありますが、ワンルームとなると少し窮屈に感じてしまうかもしれませんね。

猫の生活環境

猫の場合は、トイレなどの生活に必要なものが設置できれば部屋の広さはそう問題にはなりません。というのも、猫にとって最も必要なのは上下運動であるため、登り降りできる棚や出窓などがあれば猫が窮屈と感じることは殆どないのです。室内で遊ぶ時もトンネルや猫じゃらしを使って狭い範囲で遊ぶこともできますし、ケージに関しても猫用ケージは、2階建てなどの高さに余裕があり、横幅の小さいものもあります。

トイレや水飲み場など、生活に必要なものに関しては犬と猫どちらも同じようなものですが、やはり上下に動ける猫よりも、人間と同じような生活範囲で行動する犬のほうが、窮屈さを感じやすいと言えますね。

2.トイレ

犬のトイレ

犬の場合、トイレ用トレイとペットシーツを用いた室内トイレが理想的です。床に直接ペットシーツを置いて使用することもできますが、トイレとしての認識もしやすくなるので、愛犬の体の大きさにあったトイレトレイを選んであげましょう。

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1,436円(税込)

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・ プラスチック製なので、水洗いできてお手入れ簡単です。
・滑り止め付きなので、ズレにくく床にキズをつけません

排泄物の臭いに関しては、強烈に臭い!という程ではありません。あくまでも排泄物なので、全く臭くないわけではありませんが、こまめに清掃していれば気にならない程度です。しつけに関しても、個体差はあるものの、2週間~1ヶ月程度で覚えることが殆どです。

猫のトイレ

猫のトイレは種類が非常に豊富です。基本的にトイレ本体、猫砂、ペットシーツなどを用いた室内トイレを使用しますが、猫のトイレは本体だけでもトレイタイプやシステムトイレなど種類があり、それらにもハーフタイプ、ドームタイプなどがあります。

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2,584円(税込)

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脱臭・抗菌のチップとシートで、1週間取り替えなしでもニオいません。

猫は排泄物を砂で隠す習性があるため、トイレ本体に猫砂を入れる必要があるのですが、この猫砂に関しても鉱物系、紙系、おから系、ウッドチップなど種類が豊富で、愛猫の好みの猫砂を見つけるのに苦労することもあります。

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針葉樹の木材が主原料で香料・抗菌剤不使用です。

そしてとにかく猫の排泄物は臭いが強烈です。毎日のお掃除はもちろん、消臭アイテムを上手く利用して臭いを消す工夫をしなければ、あっという間に部屋中に染みついてしまうこともあります。しつけに関しては、子猫であっても殆ど必要ないとされる程ですが、トイレが気に入らないと徹底して違う場所に排泄してしまうので注意が必要です。

3.体臭

犬の体臭

犬には個体差はあるものの、基本的に体臭があります。獣臭いと言えば聞こえは悪いですが、こまめにシャンプーなどのお手入れをしなければ、かなり臭います。

猫の体臭

猫は、体臭が殆どありません。筆者の愛猫は短毛種なのでシャンプーをすることは殆どないのですが「なんでこんなにいいニオイがするの?」と不思議になることがある程です。

4.生活習慣

犬の生活環境

犬の場合、毎日のお散歩が必要になります。雨の日、雪の日もです。近年、夏場は30度を超える猛暑日が続き、焼けたアスファルトで犬が火傷をしたり、熱中症になってしまったりする可能性が非常に高いため、お散歩は日が昇る前、もしくは落ちた後にするように呼び掛ける声が多くあがっていました。

どんな事情があっても、わんちゃんにとってお散歩はとっても大切な時間です。夏場は睡眠時間を削ったり、忙しい時間帯にお散歩に行くしかない状況になったりする可能性もしっかり考えておく必要がありそうですね。

猫の生活環境

猫の場合、お散歩に行く必要はありませんが、その分室内で思う存分遊び、運動不足にならないよう配慮しなければなりません。猫は基本的に気分屋なので、こちらが忙しい時に限って「遊ぼう」とちょっかいをかけてくることが日常茶飯事です。また、猫は本来夜行性なので、夜中に突然大運動会を開催することもあります。

犬も猫も、一緒に暮らしていると自然に飼い主さんと同じ生活リズムで過ごすようになります。猫は夜行性ではありますが、飼い主さんと一緒に朝まで眠る子も少なくありません。ただ、どちらかと言えば、犬のほうが人の生活リズムに合わせて行動します。その分、時間にも正確なのでお散歩やご飯などはなるべく同じ時間に固定してあげるのが理想的ですね。

5.外出

犬の外出

犬の場合、お散歩はもちろん、愛犬と泊まれるホテルやドッグカフェなども全国各地に点在しているため、一緒にお出かけすることができますね。また、動物病院もリードや抱っこで連れていける子が殆どです。

猫の外出

猫の場合、完全室内飼いが基本となります。数は少ないものの、猫と泊まれるホテルもありますが、知らない場所や知らない人を怖がる子が多いため、よほど外出に慣れている子でない限り、あまりおすすめできません。また、動物病院へ行く際は必ず、キャリーとハーネスを使用して、脱走しないよう十分に注意する必要があります。

6.お留守番

犬のお留守番

犬の場合、お留守番ができる時間は個体によって大きく異なります。ただ、一般的にお留守番ができるのは6時間~8時間程度で、12時間以上のお留守番は避けるべきとされています。ケージ内でお留守番させるのであれば6時間~8時間は長過ぎるくらいです。出張や旅行などで1日以上のお留守番が必要な時は、ペットホテルなどを利用するのが安心ですね。

また、お留守番のご飯に関しても、食が細い子もいれば、あればあるだけ食べてしまうという子もいるため、ドライフードの置き餌はおすすめできません。どうしても、お留守番中にご飯を食べる必要がある場合は、自動給餌器を利用しましょう。

猫のお留守番

猫は、犬と比べてお留守番が得意とされています。ただ、これにはかなり個体差があり、飼い主さんが長時間家を空けると不安で落ち着かないという子も少なくありません。インターネット上では「猫は、ご飯と飲み水を置いておけば2~3日の留守番は平気」などという情報を見かけることも多いですが、猫なら留守番をさせて旅行へ行けるなどという考えは捨てておきましょう。

また、知らない人や知らない場所を嫌がる猫も多く、ペットホテルに預けると強いストレスを感じる場合も少なくありません。どうしても1日以上家を空ける必要がある時は、猫専門のペットシッターサービスを利用するのがおすすめです。

7.お手入れ

犬のお手入れ

犬の場合、毎日のブラッシングに加えて定期的なシャンプーやトリミングが必要になります。筆者の愛犬(ミニチュア・ダックスフンド)の場合、自宅で2週間に1回のシャンプー、約2ヶ月に1回程度の頻度でトリミングサロンへ通っています。特にシングルコートの品種は毛が伸び続けるため、定期的にトリミングサロンでカットする必要があります。

猫のお手入れ

猫の場合、猫自身が行う「グルーミング」によって体を清潔に保つことができます。シャンプーの必要性は品種によって異なり、長毛種の場合は、月に1回程度のシャンプーが必要な場合もあります。短毛種の場合は、よほど汚れが気になる場合を除いて基本的にシャンプーは不要です。ただ、品種に関わらず毎日のブラッシングは欠かさないようにしましょう。

また、猫は無理にトリミングサロンへ連れて行く必要はありません。嫌がって暴れてしまう子も多く、そもそも猫のトリミングを受け付けていないトリミングサロンもある程です。長毛種などで足裏やお尻周りの毛が伸びている場合は、自宅でカットする飼い主さんも多いようです。

8.食費

犬の食費

犬の場合、体の大きさによって食費は大きく異なります。ドッグフードにも様々な種類があり、値段も所謂ピンきりであるため、一概には言えないのです。ただ、一般的に1ヶ月に掛かる犬の食費は、主食となるドライフード、補助食のウェットフード、おやつ代などを合わせて5,000円~10,000円程度であることが多いようです。

猫の食費

猫の場合も、キャットフードによって値段は異なります。ただ、猫の1ヶ月の食費に関しては、犬と比べて各家庭による金額の差が大きく、1ヶ月3,000円~6,000円程度であるようです。

筆者の愛犬と愛猫の食費は、どちらも5,000円前後とほぼ同額です。メインのドライフードはどちらもプレミアムフードを選んでおり、金額は愛猫のほうが少し高めですが、食べる量が愛犬のほうが格段に多いので長期で見ればほぼ同額になります。ただ、愛猫の場合は水分補給のためのウェットフードやおやつの単価が少し高いように感じます。

9.医療費

犬も猫も、一緒に暮らしていく上で、病気や怪我をした時の治療費はもちろん、避妊手術や予防接種、ノミダニ予防薬、定期健康診断などの費用も必用になります。これらは、動物病院によっても金額が異なるため、事前に確認しておくといいですね。

犬の医療費

犬の場合、体の大きさによって手術費用は異なりますが、避妊手術が20,000円~50,000円、去勢手術で15,000円~30,000円程度であることが多いようです。

予防接種については年1回、法律で接種が義務付けられている狂犬病ワクチンと感染症を予防する混合ワクチンを接種することになります。狂犬病ワクチンの費用は、2,000円~3,500円。混合ワクチンには様々な種類がありますが、最も一般的な5種ワクチンで5,000円~6,000円程度です。

ノミダニ駆除薬に関しても様々な種類がありますが、月額にすると1,500~2,500円程度。健康診断は、最も一般的な健康診断コースで15,000円~30,000円程度です。

猫の医療費

猫の場合の避妊手術費用は、20,000円~30,000円、去勢手術は15,000円~25,000円程度。予防接種は混合ワクチンのみで、コアワクチンである3種混合ワクチンで3,500円~5,000円程度です。ノミダニ駆除薬は月額にすると1,300円~1,800円程度。健康診断は最も一般的な健康診断コースで15,000円~25,000円程度です。

我が家の場合の毎年必要になる病院代は、愛犬が約50,000円前後。愛猫が約30,000円前後です。完全室内飼いが基本となる猫に比べて外出する機会が多い犬の場合、予防しておくべき対象も増えるため、予防接種や寄生虫予防に掛かる費用がどうしても高くなってしまいます。ただ、これらは予防しなければ様々な病気を引き起こす可能性もありますので、節約すべきところではありませんね。

10.お迎えの準備

お迎えする時に準備するものは、犬も猫も殆ど同じです。食器類やフード、ケージ、ベッド、おもちゃ、トイレ関係といったところでしょうか。犬の場合は首輪やリード、猫の場合はキャリーを準備しておきましょう。

犬の場合

子犬の場合、コードや靴などを噛んでしまうことがあるので、コードはカバーを付け、噛んではいけないものは、子犬の手の届かない高い場所に保管するよう室内を片付けておく必要があります。

猫の場合

子猫の場合も同じように室内を片付ける必要がありますが、犬と違って高い場所に登ることができるのでより一層注意が必要です。狭い場所に入り込んでしまうこともあるので、入ると危険な場所には柵を設置しておくといいですね。

犬か猫か迷った時の10の比較ポイントについてご紹介しました。犬も猫も、それぞれの良さや大変さは一緒に暮らしてみなければ分からないことが殆どですし、犬と猫、どちらが飼いやすいと感じるのかは人によって様々です。

犬か猫かどちらと暮らすのかを迷った時は、自分自身がどちらの飼い主が向いているのかを考えるのも一つの手ですね。例えば、きちんとしつけをしてパートナーとして一緒に暮らしていきたい!という思考を持つ方は犬の飼い主さんが向いているかもしれません。猫の気ままでわがままな面に付き合っていくことを面倒に感じず、むしろかわいい!尽くしたい!と考える思考の方は、間違いなく猫の飼い主さん向きです。(笑)

また、実際のところ、犬と猫どっちが人気かというと2017年には猫の飼育数が犬の飼育数を上回ったという調査結果が出ました。と言っても、猫の場合、多頭飼いする世帯が多いことも関係しているようで、飼育世帯数で言えばやはり犬のほうが多いようですね。

犬と猫を一緒に飼うこと

くっついて眠る犬と猫の写真

犬と猫、どちらとも一緒に暮らしたいという方も多いですよね。猫と犬、どちらも飼うことはできるのかと聞かれれば、答えは「YES」です。ただ、人間と同じように動物にも「相性」というものがあるので、慎重に考えなければならないのも事実です。

子犬、子猫を同時期にお迎えする、もしくは先住が犬で後から子猫をお迎えするというパターンが最も上手くいく可能性が高い方法です。我が家の場合は、先住成猫の後に成犬という最も危険と言われる状況でしたが、愛犬が非常に穏やかな性格で、愛猫に対して我慢や配慮をしてくれたからこそ今の関係が成り立っているのであって、一歩間違えれば同居は難しかったと思います。

犬と猫、どちらも飼うという場合は、万が一日常生活にも支障が出るほど相性が悪かった時のこともしっかり考えておかなければなりません。犬と猫が程よい距離感を持ってお互いに安心して過ごせるスペースがあるのか、最悪の場合、隔離して生活できるだけのスペースがあるのかを確認しておきましょう。

まとめ

大型犬と子猫の写真

いかがでしたか?実際に愛犬、愛猫と暮らしていると話すと、必ずと言っていいほど「どっちがかわいい?」と聞かれます。答えはもちろん「どちらも世界一かわいい」なのですが、やはり犬と猫の可愛さの種類が違うのも事実であり、人によって感じ方は様々ですよね。

実際、我が家の場合、「筆者は猫の飼い主向きだけど、旦那は犬の飼い主向きだよね」という話をよくします。犬か猫かについて特に根拠はないのですが、やはり人間と動物の間にも相性があるのでしょうね!

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