狐と猫は仲良し?それとも捕食対象なのか

狐と猫は仲良し?それとも捕食対象なのか

狐はイヌ科、猫はネコ科であり相性は悪いと言われています。猫の大きさに比べると、ひとまわりも違う狐の体格から捕食対象になってしまうのでしょうか?狐と猫の生態や習性の共通点をまとめました。果たして、狐と猫は仲良くなれるのでしょうか?

狐と猫の相性

威嚇し合う猫と狐

狐と猫は天敵と言われている

一般的に狐と猫の相性は悪いと言われています。なぜなら狐はイヌ科、猫はネコ科に属するので対象的であり、そのために天敵と言われています。

狐と猫は似ている部分も多い

しかし狐はイヌ科に属するのに猫に近い生態を持つとも言われていて、猫と狐は共通する部分があるのです。猫と狐、同じ肉食科であっても合う合わないは、環境によっては判断しきれない部分があるのだと思います。

そういう点で考えると狐と猫の相性は、悪いとは言いきれないのではないでしょうか?良くも悪くもなく、半々と言ったところではないでしょうか。

狐と猫は基本的にお互いを捕食しない

狐は自分よりも小さい動物を獲物とするので狐は猫を襲うことも有り得るのです。
しかし、狐は猫を追いかけ対象となっても捕食することはないようです。威嚇し合うのは、縄張り争いが原因となるようです。

狐と猫はお互いに警戒心と好奇心を持っています。自然界では狐と猫が敵対心を持ち、追いかけまわすそうですが、一方自然界の中で仲良く暮らす姿も見られるのです。
出会い方では襲うことにもなりかねませんが、つかず離れずの距離を保ち、様子を伺うとも言われています。

狐と猫が仲良しになる環境

肉食動物の中でも環境によって捕食対象から外されることがあります。
小さいときから同じ環境で育つもの同士なら、お互いを対象から外して仲良く暮らすようになると言われています。
ちなみに狐と猫と鷲が群れるありえない姿が自然界には起きるようです。単体行動や集団行動と言われる習性も覆してしまう光景です。

狐と猫は仲間?共通すること

大きな瞳の猫の顔アップ

狐と猫の共通点

狐はイヌ科であるにも関わらず猫に近い部分がたくさんあり、犬よりも猫に共通点が多いと言われています。

  • ねずみなどの狩猟本能がある
  • 単独であり群れを形成しない
  • 木登りが上手
  • 明るい場所では縦長の瞳孔になる
  • 縄張り意識がある
  • 主は夜行性
  • ジャンプ力がある
  • 舌がザラザラ
  • バランスを髭で取っている

猫と狐は縄張り意識と狩猟本能がある

猫と狐の共通する所のひとつとして、狩猟本能と縄張り意識があることです。
猫と狐が獲物とするのはネズミなど小型哺乳類、ヘビなど爬虫類、小鳥など鳥類が多いのです。

猫と狐の身体的特徴

猫が狩猟本能があるように狐にもあるのですが、狐はネコ科動物のような跳躍力が優れており、2メートル近くジャンプできる足を持っているそうです。また、猫と同じザラザラの舌や、バランスを保つ敏感な髭が顔などに生えていると言います。

狐の方が猫よりも頭が良い?

猫と狐、科目が違ってもおなじ環境に身を置けば自ずと習性も似てくるのではないでしょうか?狐と猫は似ているけど身体能力や記憶力は狐の方がずば抜けているような気もします。

また、狐はその場の生息地に順応に対応できるので、どこに行っても獲物を捕獲する知恵があると言います。狐は頭が良い分、警戒心の強さは猫とも似ているようです。

狐をイヌ科と言う理由

どちらかと言えば猫に近い顔つきや習性をもつ狐ですが、狐がイヌ科と言われるようになったのには理由がありました。
研究により、交配実験で生まれた狐は犬のような仕草を見せていたのです。
人になつきやすい、尻尾を振り人に擦り寄る、顔を舐める等の仕草が見受けられました。

狐の耳は大きくピンっと立っていますが、犬のように垂れ下がった耳の個体も現れたこともあったそうです。また、鳴き声でさえも「コンコン」から「キャンキャン」と変わったと言われています。そのようなことから、狐はネコ科ではなくイヌ科に確信が持たれたそうです。

猫と狐それぞれの特徴

まっすぐ見つめる狐

狐の生態は

狐は哺乳綱ネコ目(食肉目)イヌ科でキツネ属に分類され、アカギツネ、キタキツネ等を指します。食性は肉食に近い雑食性と言われています。狐の寿命は10年くらいと短く、ほとんどの場合狩猟·事故·病気により2~3年程で生命を落とすと言われています。
狐は捕獲した獲物を、穴を掘り保管しながら食べる習性があります。視覚·聴覚·嗅覚が優れているそうです。色の判別もできるようです。

猫の生態は

猫は哺乳綱ネコ目(食肉目)ネコ科でネコ族に分類され、イエネコを指します。完全肉食であり、雑食は腸の短さから身体に負担がかかります。イエネコをねずみの捕獲目的で飼われ始め、人に懐くことから、今ではペットとして飼われるようになりました。
聴覚と嗅覚が優れていています。視覚はあまり良くなく、色の判別も難しいとされます。

狐と猫についてまとめ

寄り添って座る狐と猫

狐と猫は仲良くできるのか?ということについて書きました。猫はネコ科で狐はイヌ科だけど捕食対象ではないということです。

狐は猫に似ていることもありますが、やはりイヌ科として分類されているのです。ボールが好きだったり、人に擦り寄ったりする所は犬の習性があるのです。

意外に犬と狐が天敵だとも言われています。
ネコ科イヌ科よりも相性が良ければ、関係ないとも言えるでしょう。実際、子狐が猫の群れに入り仲良く暮らし、同じご飯も食べる様子が話題になりました。狐も猫もずっと同じ縄張りで暮らせば、仲良くできると言うことだと思います。

投稿者

10代 女性 †愛天使猫姫†

今年の年明け後に飼い猫が衰弱して無くなりました。
17年も生きたし本来生まれて間もなく死ぬ予定だった命だったので十分人生を全うしたと思います。
食い意地がもう少し自生できたら20年は生きたと思いますがまぁうちの猫だししょうがない、菓子パン一杯食べて寿命を削った代償は大きかったと思う。
まぁそれはさておき
うちで飼っていた猫はよくキツネと並んで散歩をしているシーンを私以外の人が見かけてたりした、外から帰ってくる時はいつも一声だけ鳴いて玄関の前に、でも数分気づかないとまた遊びに出かける悪習慣、そのためか遊び仲間のキツネが変わりに鳴くという関係がありました。今でもそのキツネが家の横を通り過ぎるときはうちの猫が居ないか鳴きまくってる「うちの猫は大体無視して寝転がってた」キツネもしばらくすると諦めて次の家に訪問してギャンギャン鳴きまくる、鳴き声が ヴぁーん とか ギャワン! って鳴くのですが正直夜間行き成り言うのでビビります。 そんなうちの猫はなぜかカラスともお友達だったらしくよくわからないけどおしゃべりしてる時がたまにあります。カラスがあそぼあそぼって変な鳴き方してて猫がこれまたそっけなく一言変わった鳴き方をする、多分あそぼ!マタコンドナ。って感じを繰り返しながら移動する割とガン無視スタイルです。畑を巡回してる時なんどかカラスが少し土を被った状態で転がってるのを見かける、熟成中なのかもしれないのでそっとしておいた。カラスもライバルが多いのか敵対勢力を猫とタッグを組んでカモっていたのかそこは知らない。大抵のキツネは近所の要請で駆除されるがこの辺りのキツネは猫を襲わないので放置されてます。

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