猫の脱走防止におすすめのラティスとは?
ラティスとは木製の柵
ラティスとは木製などの柵のことで、庭やベランダに設置して使うものです。目隠しとして利用したり、プランターなどをかけたりして使用します。
インターネットショップはもちろんですが、ホームセンターや園芸用品店で購入することができます。ガーデニングのアイテムで知られているラティスですが、ウッディで見た目が良いこと、サイズがちょうどいいこと、強度があることなどから、玄関やベランダの猫の脱走防止アイテムとしても利用できる、優れものなんです。
ラティスには木製の他に、樹脂製やワイヤーでできた金属製のものもあります。また、格子状になっているものや、ルーバーラティスと言って、ブラインドのように薄い板が目隠しの役割をしているタイプなど、設置したい場所に合わせて選ぶことができるのも特徴です。
猫の脱走防止の役立つラティスの使い方
ラティスそのものは、1枚の板のようになっているので、猫の脱走防止に使うには少し工夫が必要です。ラティスを、玄関やベランダからの猫の脱走防止に使うには、以下のような方法があります。
- 丁番を使ってつなげてドアのようにする
- キャスターを付けて、開け閉めできるようにする
- 床と天井に突っ張り棒を使い、固定する
DIYが得意な方は、さらに工夫すると、脱走防止のためのラティスをよりおうちの雰囲気に合わせることができたり、使いやすいものにできたりしますね。
また、ラティスだけではなく、ネットなどと組み合わせるという方法もあります。
猫の脱走防止のためのラティスの設置ポイント
- ラティスの高さ
- すき間
- 固定
ラティスが、人の腰くらいの低さでも脱走防止できる猫もいますが、猫によっては飛び越えたり、よじ登ったりすることがあります。
格子やルーバーの向きが重要で、置き方によっては登りやすくなってしまうことがあるので、注意しましょう。また、わずかなすき間があると、そこから脱走してしまうこともあります。
猫に合ったラティスの高さと、設置したときに隙間がないこと、猫が力をかけても動かないことがポイントです。注意したいのは、ラティスをしっかり固定すると、ぐらぐらしないので猫が登りやすくなってしまうということです。上下左右すき間がなく、よじ登っても超えられないようにする必要があります。
ただし、アパートなどでは、ベランダが避難通路となることがあるので、設置できるかどうか確認しましょう。
猫の脱走防止に玄関に設置すべきラティス3選
山善(YAMAZEN) ガーデンマスター アコーディオンラティス RAF-1273AR
幅約38-120×奥行き30×高さ73cmの伸縮可能な木製のラティスです。玄関の猫の脱走防止には、ドアや引き戸のように動かせるラティスが便利です。
このラティスは下に隙間があり、猫が通り抜けてしまうので、DIYで工夫するとさらに使い勝手が良くなります。
アイリスオーヤマ ラティス ルーバー ML-618
幅約60×高さ約180×厚さ約3.5cmと高さのある木製ラティスです。運動能力の高い猫の脱走防止におすすめです。
アイリスオーヤマ ラティス ルーバー ML-915 ブラウン 幅90cm×高さ150cm 4枚組セット
4枚組なので、玄関やその他の部屋など、複数の場所で猫の脱走防止をするときにおすすめです。ルーバーラティスは設置する向きを間違ってしまうと、猫が登りやすくなってしまうので注意しましょう。
猫の脱走防止にベランダに設置すべきラティス2選
タカショー EGラティス S609
こちらのラティスはスチール製のワイヤーラティスです。猫の脱走防止として使う木製のラティスと違い、玄関ではなくベランダに設置しても暗くならず、雨風が当たって腐ったり、ささくれができたりしないのがメリットです。60×90 cm、90×90 cmのサイズがあります。
天然木製 格子ラティス ウォッシュホワイト
ホワイトに塗装された木製ラティスです。猫がベランダに出ないように窓際に設置してもお部屋の中が暗くなりにくいです。サイズも豊富に揃っています。
まとめ
猫の脱走防止はいろいろな方法がありますが、ラティスを使うという方法もあります。ウッディな見た目なので、おうちの雰囲気に合わせることや、玄関やベランダなど人から見られる場所に設置することができます。
ラティスを猫の脱走防止に使うには、少し工夫が必要です。丁番やキャスターを取り付けたり、突っ張り棒で固定したりします。天然木のラティスは、木の割れやささくれに注意が必要です。
猫の脱走防止におすすめのラティスは木製以外にも耐久性が高い樹脂製があります。サイズが豊富なので、よく確認してから設置しましょう。