猫が逃げる6つの理由と正しい接し方

猫が逃げる6つの理由と正しい接し方

猫が逃げる時には、それなりの理由があるのです。触ろうとした猫が逃げると、嫌われたのかなと思ってしまい、猫好きの人には悲しいことですよね。猫と暮らす人にとっては、猫が逃げることは大変な問題と言えます。猫がなつかずに逃げる理由と、猫が逃げる時の対処法についてご紹介します。

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猫が逃げる6つの理由

怯えて逃げる猫

猫が人から逃げる時の理由について、次の5つがあります。

1.猫が人に慣れていないから逃げる

猫が逃げる理由として、まだ保護されたり譲り受けたりしたばかりで、人や家に慣れていないというために、猫が逃げるということがあります。野良猫を保護した場合には、人に慣れるまでには逃げる可能性が高いので数日から数ヶ月といった長い期間を考えておいた方が良いでしょう。

まだ人や家に慣れていない猫は、触ろうとしても逃げるだけではなく、飼われている家からも逃げる可能性があります。新しい場所に慣れて安全だと感じ、人に対しても警戒心が解けて来れば、猫が逃げるということはなくなるでしょう。また、飼い主に慣れて家で安心している猫でも、知らない人が来ると、逃げることがあります。

2.嫌いな匂いをつけているので猫が逃げる

猫は人間よりもずっと匂いに敏感です。猫が逃げるとすれば、嫌いな匂いが体についているのかも知れません。猫の嫌いな匂いは次のようなものです。

  • 柑橘系
  • アロマやハーブなど
  • 香辛料
  • タバコ
  • ハッカやミントなど

人間にとってはかすかな匂いや感じない匂いであっても、猫には感じ取ることが出来ます。レモンやみかんなど、柑橘類の酸っぱい匂いは、肉食である猫にとっては腐った匂いのために、本能として嫌い逃げる事があります。

さらに柑橘類の皮などに含まれる成分を分解する機能が猫の体にはないため、猫が舐めて身体に入ると中毒を起こす可能性があります。アロマやハーブも猫が好まない匂いであることに加えて、中毒を起こす可能性がとても高いものです。香辛料やタバコ、ハッカやミントなども、猫にとっては刺激があり、実際に猫が舐めて体内に入れると中毒を起こす可能性があります。

3.猫が嫌いな音を出すので逃げる

男性から猫が逃げる原因で考えられるのが、この理由です。猫の鳴き声では、高い鳴き声の場合には喜んだり相手を呼んだりする意味があり、低い唸り声のような鳴き声は恐怖や不安や攻撃を表します。そのため猫は、人間の声でも女性の高い声を好み、男性の低くて太い声は好きではないとされます。

4.猫が恐怖を感じるので逃げる

声だけでなく、人間の行動で猫が恐怖を感じると、逃げることがあります。恐怖までいかなくても、不快な思いをした時にも猫は逃げます。

例えば、ドスドス歩いたりドアを思い切り閉めたりするなど、大きな音を立てるだけでも猫にとっては不快であったり、恐怖を感じたりします。また、以前触られた時に嫌な思いをした、無理に抱かれたのが嫌だったなど、嫌がる行為をされると、その相手が来ると猫が逃げるようになります。

5.猫の性質のために逃げる

猫はもともと単独で行動する生き物です。特に相手が嫌い、というわけではなく、放っておいてほしいために逃げることがあります。たとえ大好きな飼い主さんであっても、邪魔されずに眠ったりくつろいだりしたい時には、触ろうとしても猫は逃げていくでしょう。

6.猫が遊びに誘っている場合もある

また、例外として、猫が相手と遊びたくて逃げる場合もあります。子猫は追いかけっこをして、逃げる相手を捕まえるといった遊びをよくします。もし猫が飼い主さんのそばから逃げても、振り返る仕草を見せたり、飼い主さんのところに戻るような仕草をしたりする時には、遊びに誘っている場合もあります。

猫をよく観察していれば、猫の顔つきや動きなどから、嫌で逃げるわけではなく、遊ぼうとしていることがなんとなくわかるでしょう。遊びに誘ってきた時には、ねこじゃらしやおもちゃなどで遊んであげると、猫とのコミュニケーションが取れて信頼関係も高まりますよ。

猫が逃げる時の対処法

キャリーケースの中の子猫

逃げる猫を捕まえる方法

猫と暮らしていると、どうしても猫を捕まえる必要が出てきます。それは、猫を病院に連れていく時です。普段は、飼い猫がなつかなかったり、逃げるために撫でたり抱っこしたり出来ないとしても、問題はありません。でも、猫が病気や怪我をした時や、ワクチン接種のためには、逃げる猫を捕まえてキャリーに入れ、病院に連れていかなければなりません。その時には次の方法で捕まえてみましょう。

  • 猫をキャリーケース内におびき寄せる
  • 猫を狭い部屋に入れる
  • 猫をおやつでおびき寄せる

逃げる猫を捕まえるにはキャリーケース内におやつやおもちゃを入れておき、興味を持ってキャリーケース内に入ったところで蓋を閉めます。事前に、猫をキャリーケースに慣らしておく必要があるでしょう。

普段からキャリーケースは出しておく

キャリーケースは仕舞わずに、猫が眠ったり遊んだりできる場所として普段から活用しておくと、キャリーケースから猫が逃げるような事にはなりにくいでしょう。

猫が狭い部屋に行くように仕向ける

猫がキャリーケースに入らず逃げる場合は、狭い部屋や人間のトイレなどと行った、暴れて逃げられないようなところに猫が行くように仕向けて、最終的に捕まえるという方法があります。

逃げる猫を決して走って追いかけたりせずに、じわじわと狭いところに行くように仕向けるのがコツです。ただし、猫が猫トイレで排泄している時に捕まえるのは、やめておきましょう。猫がトイレ嫌いになったり、トイレで排泄しなくなったりする可能性があります。

猫をおやつでおびき寄せる

また、猫用の普段はあげないようなおやつをあげることで、逃げる猫に寄ってきてもらい、捕まえるという方法もあります。

キャリーケースに猫を入れるコツ

捕まえたあと、キャリーケースに猫を入れる時には、キャリーケースの中に顔を向けると、怖がって抵抗してしまうことがあります。その場合には、猫のお尻側から先に入れると抵抗せずに入れやすくなります。

猫に目隠しをする

他にはタオルを猫の頭にそっとかけて見えないようにして入れると、猫が逃げることなくキャリーケースに入れることができます。

猫が逃げる人の特徴

怯えた表情で隠れる子猫
  • 猫を無理やり触ろうとする
  • 大きな声や音を出す
  • 猫を驚かせる行動をとる
  • 動作が早くて大きな動きをする

猫が逃げる人の特徴は、猫に逃げられないための対策と逆のことをしているために、猫に嫌われています。猫が逃げるので触れない、という場合には、次の対処法を試してみましょう。

  • 猫が寄って来るまでこちらから追いかけない
  • 猫を無理やり触ったり抱こうとしたりしない
  • 大きな音や声を出さない
  • 猫の目をじっと見つめない
  • 猫を触るときは低い位置から手を出す
  • 猫にこちらの匂いを嗅がせる
  • 猫にはゆっくりと近づく
  • 猫におやつを与えながら近づく

猫を怖がらせず、驚かさず、不快にさせないようにするのが、猫が逃げることを防止する方法です。

まとめ

人の手を噛む猫

猫が逃げる時には、環境の問題のほか、接する人の問題がありますが、少し猫との接し方に気をつけるだけで、猫が逃げるのを減らせます。猫が逃げるような時には、あまり積極的に触ろうとしたり追いかけたりはしないほうが良いでしょう。病院に連れて行く時には、逃げる猫を捕まえる必要もありますが、普段の生活で猫が逃げることが減るような接し方をして、猫が逃げるようなことがない関係を築いておきましょう。

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