猫のうんちが臭い原因
猫が肉食だから
猫のうんちは他のペットと比べると臭いと言われています。その理由は猫の食性が影響しているのです。猫は肉食で、動物性タンパク質の摂取が人間の5~6倍、犬の1.5~2倍とされています。たんぱく質は、消化されるとニオイの強い成分が発生するため、タンパク質を多く摂取する猫のうんちは臭くなるのです。なので、キャットフードに含まれる成分によってもうんちが臭いと感じることもあります。
腸内環境
私たち人間と同じように猫のお腹にも善玉菌や悪玉菌などが存在しています。何らかの理由で、腸内環境のバランスが崩れてしまうと、ニオイのあるガスが発生したり、臭いうんちが出たりしてしまうのです。
猫のうんちの臭いを軽減させる方法
ご飯を変える
キャットフードを、副産物が少ない、穀類が少ない、添加物が少ない、肉や魚が多く使われているものにすると、臭いうんちになることを防げます。しかし、タンパク質が多すぎると、腎臓に負担になったり、未消化のタンパク質がニオイの原因になったりするので注意が必要です。消化が良いキャットフードを選ぶようにしましょう。
猫が便秘気味になると臭いうんちが出ることがあります。「不溶性食物繊維」が多く含まれるご飯にすることで腸のぜん動運動を促進して、便秘やうんちのニオイの解消が期待できます。「可溶性食物繊維」は善玉菌の栄養となるなど、食物繊維を摂取することは重要です。
腸内環境を整える
腸内環境を整えるための乳酸菌などのサプリメントをとるとニオイを軽減することができます。摂取する菌の種類によって、腸に働きかけるものや、口腔内環境の改善にメリットがあるものなどがあります。食物繊維も腸内環境を整えるために必要な成分です。サプリメントやフードでとることができます。
運動をする
人間もそうですが、運動不足は消化不良や食欲不振を引き起こし、下痢、軟便、便秘となり、うんちが臭くなります。猫が上下に移動できる環境を作ったり、飼い主さんとの遊びの時間を今までよりも長く、回数を増やして、運動をさせるようにしましょう。
猫の腸内環境を整えるサプリを与える
また、猫用のサプリメントで、便臭を改善したり、下痢の症状を和らげたりする方法もあります。サプリメントはあくまでも栄養補助食あり、薬とは違いますので、100%効果が現れるわけではありません。ですが手軽さに定評があり、ピンポイントで腸内環境に良い成分を摂ることが出来るのがメリットです。
猫のうんちの臭いを対策するサプリおすすめ3選
こちらでは独自調査した腸内環境を整えるおすすめサプリのなかから3つに絞って商品を解説します。
選んだ基準は腸内の善玉菌である「乳酸菌」を軸に、
・乳酸菌が生きたまま届くタイプか
・安全性に配慮されているか
・価格が良心的か
です。
品質に優れていてかつ価格も良心的なものをピックアップしました。
愛猫におすすめの腸内環境を整えるサプリをご紹介します。
毎日爽快 植物酵素&乳酸菌
乳酸菌のタイプ | 有胞子性乳酸菌 |
消化酵素 | 5種類配合 |
添加物 | 保存料・香料・着色料・化学調味料フリー |
キャンペーン | 初回半額キャンペーンあり |
生きたまま腸まで届く「有胞子性乳酸菌」を配合した猫用の乳酸菌サプリです。
腸内環境改善のための消化酵素も豊富で、タンパク質、脂質、炭水化物などキャットフードに配合されている栄養素を消化をサポートしてくれます。
添加物も無添加。品質が優れた国内工場で生産しているので安全性も申し分ありません。また獣医師推奨品です。
公式サイトのみになりますが始めて購入する方は初回半額で購入できるキャンペーンも実施しています。
腸活日和
乳酸菌のタイプ | 通常の乳酸菌 |
消化酵素 | 記載なし |
添加物 | 香料、保存料、合成着色料フリー |
キャンペーン | なし |
3つの機能(バイオジェニックス、プロバイオティクス、プレバイオティクス)を兼ね備えたマルチ乳酸菌「トリプル・シンバイオティクスBG21菌発酵物粉末」が配合されており、腸内環境のバランスを保つことに役立つサプリです。BG21菌発酵物粉末には、アミノ酸や短鎖脂肪酸など517種の成分が含まれています。
粉末タイプで離乳が終わった頃から与えることができます。
便臭や体臭、口臭が気になる、皮膚や被毛を健康に保ちたい猫におすすめです。香料、保存料、合成着色料は使用されていません。
プラチナ乳酸菌
乳酸菌のタイプ | 通常の乳酸菌 |
消化酵素 | 記載なし |
添加物 | 保存料、着色料、香料フリー |
キャンペーン | なし |
2種類の乳酸菌(エンテロコッカス菌、ラクトバチルス菌)を配合しており、猫が本来持つ病気を予防する力と病気と戦う力を高めることで、免疫調整とお腹の健康サポートします。
その効果のメカニズムは、特許製法により微細にナノ化された加熱乳酸菌の一つひとつが、効率よく体内に吸収されることにあります。
国内の工場で製造されています。味や臭いはほとんど無く、保存料、合成着色料、香料は使用されていません。アレルギーフリーなので味に敏感な猫やアレルギーが心配な猫にも安心です。
猫のうんちが臭い時に考えられる病気
猫のうんちが臭いと病気を疑うかもしれませんが、ニオイだけで病気かどうかを判断することはできません。ニオイの情報の他に、猫のうんちの回数、硬さ、色などによって、お腹の中の様子が分かることがあります。
猫のうんちの回数が多い、軟らかい
アレルギー性の腸炎、悪玉菌やウイルスが増えて腸内環境のバランスが崩れていることが考えられます。他には、水分や脂肪分の摂取が多いときやストレスが関係しています。
猫のうんちの回数が少ない、硬い
食欲不振、繊維分が少なく肉類の摂取が多いことが考えられます。水分不足、加齢、ストレスも関係しています。
猫のうんちの色
緑がかった黄色のうんちは、消化不良です。病気だけではなく、一度にたくさん食べてしまったときも消化不良を起こすことがあります。濃い褐色のうんちは、動物性タンパク質が多い時です。黒くてドロドロのタール便は、消化管の出血が疑われるとき出るうんちです。病気が隠れているかもしれません。鮮血が混じったうんちは、大腸や肛門付近からから出血している状態です。大腸の炎症や腫瘍の可能性があります。
まとめ
猫を室内で飼育するうえで、うんちが臭いと困ってしまいますよね。肉食だから仕方ない部分もありますが、猫の臭いうんちはキャットフードで改善させる場合があります。猫に与えてみて、猫の好みやうんちの状態を確認しましょう。また、お腹の調子が悪いときは特に臭いうんちをします。猫のうんちのニオイだけで病気なのか判断することはできませんが、色や固さなどでお腹の状態を知ることができます。普段からチェックして、健康なときのうんちを覚えておくことをおすすめします。