猫を捕獲するための準備
猫を捕獲するために必要なものとしては次のようなものがあります。
- 猫の餌かおやつ
- 長袖シャツの着用
- 軍手
- 洗濯ネット
- 猫用キャリー
猫を捕獲しようと思ったときに、どのような猫を捕獲するかによって捕獲の仕方は変わってきます。ただ、猫を捕獲をする際に必ず必要になるのは上記の5つとなってきます。
猫を捕獲する時の服装
猫を捕獲する時の服装は、どれだけ人慣れしている猫でも、いきなり捕まえられたら驚いて、引っかいたり噛んだりする可能性もありますので、猫を捕獲をするときは長袖シャツと軍手を着用しましょう。
猫を捕獲する洗濯ネット
また猫を捕獲する際、暴れてしまったときのため、洗濯ネットを用意しておくと便利です。猫は洗濯ネットに入れられると、狭い空間になるためか落ち着く子が多く、そのまま、落ち着いてくれなくても洗濯ネットで動きが制限されるため、保護がしやすくなります。
捕獲して猫を運ぶもの
猫を捕獲し、入れるための猫用のキャリーも必要です。捕獲する猫が、どのようなタイプの猫かにもよって違いはありますので保護する猫のタイプを見極めるようにしてください。
猫の捕獲で人に慣れている時の方法
まずは人に慣れている猫の捕獲方法です。人に慣れている分、捕獲をするのは簡単ですが、一度失敗してしまうと、猫に顔を覚えられて容易に近づけなくなります。そのため慎重に行うようにしましょう。
抱っこして捕獲する
猫の頭を撫でられるほど慣れているならば、餌やおやつを与えて、さらに仲良くなったならば、そっとワキに手を入れて抱きかかえましょう。
洗濯ネットを使用して捕獲する
もし、猫が人に慣れてはいるけども、触れないならば静かに近づき、至近距離から前脚と後脚を捕まえて、体で抑えながら猫用キャリーや洗濯ネットをかぶせて捕獲します。
猫用キャリーで捕獲する
猫用キャリーで捕獲するとき、捕獲をされそうになった猫は、たくさん暴れるため、キャリーの蓋をしっかり締めなければ出てしまいます。猫の必死の抵抗にあい、傷を負う可能性もありますので、捕獲をするときは注意をしながら行うようにしましょう。
猫の捕獲で警戒心が強い時の方法
捕獲器が必要になる
人慣れをしていない猫を捕獲するならば、捕獲器が必要になります。捕獲器を使って猫を捕獲するには、その猫が誰かの飼い猫では無いという事を前提で使うようにしましょう。
その猫が、絶対野良猫である証明は難しいかと思いますが、もし捕獲した猫が誰かの猫であった場合、動物愛護法違反の対象となります。
猫に捕獲器を使用する際は、わな猟免許が必要であったり、使用期間や方法などに、限定があったりする物もありますので、必ず使用する前には各市町村の担当者に確認を取りましょう。
人慣れしていない猫は文字通り人に慣れていないため、簡単に触らせてはくれませんし、餌やおやつをあげても食べようとしてくれません。そのため猫を捕獲器で捕まえると言っても、すぐに捕まえられるものではなく、何日間か日にちが必要となってきます。
慣れていない猫を捕獲するのは、まず捕獲器を仕掛ける場所で何度か餌やおやつを与えて警戒心を解きます。何日間か与えていると、野良猫は餌を食べさせてもらえると思って、その場所に現れるようになりますので、捕獲器を設置し、中に餌を入れて、捕獲器の中に猫が入ってくれるのを待ちます。
猫の捕獲の失敗はさらに警戒させる
しかし先程の方法で猫を捕獲をしようとしても、なかなか捕まってくれないこともあります。また餌やおやつを食べてくれるようになったとしても、猫は捕獲器を前にしたら警戒をして、二度と姿を現してくれなくなるかもしれません。そのような事態に陥らないためにも、猫の捕獲は失敗をしないように、慎重に行いましょう。
捕獲にまたたびを使う
猫を捕獲をするときに、またたびを使うのも有効です。またたびを使いすぎてはいけませんが、どうしても難しいと感じたときは、またたびを少しまいて猫の様子を見てみるのも手です。
ただし、またたびを使うと余計に興奮状態になって手がつけられなくなることもあります。捕獲をするからまたたびを使おうと安易に手を出さないようにしましょう。
猫を捕獲する際の注意点
野良猫の捕獲の違法性について
野良猫を保護しようと思っているが、捕獲をするのは違法になるのではないか?そんな疑問を持っている方もいらっしゃるでしょう。
実際、猫の捕獲方法を間違えると、違法になってしまうこともあります。そのため、猫の捕獲にはしっかりと法律を守るように、注意をして野良猫を保護しましょう。
- 自分の土地に捕獲器を設置する
- 他人の私有地なら所有者に許可をとる
- 飼い猫ではないことを確認する
- 暴力をふるわない
野良猫を捕獲するときには、以上のことをしっかりと見極めてから捕獲をしましょう。
子猫を捕獲する場合
子猫を捕獲する場合は、まず親猫が近くにいないかを確認します。親猫がいる場合ならば、捕獲をする際は親猫も一緒に保護をするようにしましょう。
順番として、子猫を捕獲してから親猫を保護します。理由として、親猫を先に捕獲してしまうと、子猫が逃げてわからなくなった場合、栄養がもらえずにそのまま死んでしまう可能性があるからです。
子猫の捕獲はたやすいでしょうが、親猫の捕獲は大変です。しかし、母子共に幸せになってもらうためにも頑張って猫を捕獲をしましょう。
まとめ
猫を捕獲するには根気と気力が必要となってきます。猫の幸せのため、野良猫をこれ以上増やさないため、思いはさまざまでしょうが猫を捕獲することで猫を救うことができる場合もあります。
猫に嫌われてしまうかもしれませんが、猫の未来のためにも捕獲を決意したあなたの思いを行動に移す勇気をもってくださいね。
50代以上 女性 ガチャ子