猫がこたつを好む理由と注意すべき危険性

猫がこたつを好む理由と注意すべき危険性

こたつが好きな猫は多いですよね。猫にとってこたつは大好きな場所ですが、猫に危険となることがあります。こたつに入ると長時間出てこないという猫は要注意です。こたつの危険性と、猫を守るための対策をまとめました。

1790view

猫がこたつを好む理由

こたつで伸びている猫

暗くて狭い

猫が安心する場所は、暗くて狭い場所です。段ボール箱や紙袋など狭い場所に入りたがる猫を見たことがある方は多いのではないでしょうか。小さな獲物が潜んでいそうという理由や、敵から身を守るためという理由で暗くて狭い場所が好きなのです。猫にとってこたつは、身を守れて安心する場所という認識なのでしょう。

暖かい

猫は暖かい場所にいることが多いです。寒さに弱いように見えますが、実は暑さに弱く、寒さには強い生き物です。もちろん個体差があり、寒さに弱い猫もいます。猫がいつも暖かい場所にいるのは、鼻で温度を感知し、我慢せずに快適な場所を選んでいるからです。そのため、こたつの暖かさを感じ取って中に潜り込むのです。

猫にとって注意すべきこたつの危険性

マグカップと猫

熱中症

こたつの中が猫にとって暑いと感じる温度の場合、長時間入っていれば熱中症になる可能性が出てきます。猫は肉球しか汗をかくことができないため、暑さに弱いとされているのです。こたつからふらふらと出てきて、息を切らしていたら熱中症の可能性があります。

脱水症状

猫の祖先は砂漠で暮らしていたこともあり、積極的に水を飲むことが少ない生き物です。猫がこたつの中で長時間過ごしていても、水を飲むために出てくることは少ないでしょう。そこで気になるのが脱水です。特に注意しなければならないのが、子猫やシニア猫、尿路疾患がある猫です。尿路疾患の猫は、長時間こたつに入っていることで病気が悪化してしまう恐れがあります。

低温やけど

低温やけどは、触っても熱くない温度に長時間当たることで、冷えにくい脂肪が熱せられ、皮膚の組織に悪影響が生じることです。猫がこたつの中で寝ている間に、猫が気付かないうちに低温やけどは起きてしまいます。低温やけどになると、猫がずっと体を舐めていたり、皮膚が赤くなったりといった症状があらわれます。治りにくく、治療期間が長くなるのが特徴です。

乾燥

こたつに長時間入っていると、猫の肌が乾燥してきます。肌のかゆみやフケの原因となります。

コードをかじる

こたつに限ったことではありませんが、電源コードをかじることで、感電や発火といった危険な事態になることがあります。

人に踏まれる

こたつ布団で覆われているため、中の状態は外からは確認することができません。こたつ布団の上から踏んでしまうことや、猫がいることを知らずに入り蹴ってしまうことがあります。

酸欠

掘りごたつでは、炭などを使用するためこたつの中で猫が酸欠となることがあります。苦しくなると猫はこたつから出てきますが、ふらふらとしていることがあります。

猫のこたつでの危険に対する対策

眠っている子猫

こたつ布団の裾を少し開ける

こたつの布団を少し開け、猫が出入りしやすい状態にします。こたつの中が暑くなりすぎるのを防ぐこともできます。

こたつ布団を上げて空気を入れ替える

時々こたつ布団を上げて、こたつの中全体の空気を入れ替えることも、暑さによる危険の対策になります。炭などを使用した掘りごたつの場合も、こたつ内部の空気の入れ替えをすると安心です。

時々こたつの中をチェックする、猫をこたつから出す

長時間こたつの中にいるような猫は時々のぞいてチェックします。子猫やシニア猫、病気の猫の場合は体温調節がうまくできないことがあるので特に注意が必要です。猫の体が熱くなっている、水を飲まない、トイレに行かないなど場合によっては猫をこたつから出してあげます。

水を飲ませる工夫をする

こたつに入りっぱなしの猫はなかなか水分補給をしてくれません。水を飲ませる工夫として、飲み水の容器を増やす、ウエットフードを食べさせるなどがあります。
飼い主さんの指を濡らし、指先にできた水滴を舐めさせるという方法で水を飲む猫は多いようです。

こたつの設定温度を低くする

熱中症や低温やけどを防ぐために、こたつの温度設定は低くしておきます。

こたつのコードにカバーをつける

コードをかじってしまう猫がこたつに入る場合は、コードにカバーをつけておきましょう。こたつの中は外からは見えないので知らないうちにかじられたということがないように早めの対策が必要です。

人が近くにいないときはこたつの電源を切る

飼い主さんが留守の間は電源を切っておきます。猫の様子をチェックできないことや、事故を防ぐためです。家に人がいないときは電気を使わずに暖かくなれるような工夫をしましょう。

猫用こたつ おすすめ2選

猫と一緒にこたつに入るのもいいですが、「猫用こたつ」という商品もあります。猫のことを考えて作られている優れものです。

おすすめ猫用こたつ「ドギーマン 遠赤外線 ペット夢のこたつ」

ドギーマン 遠赤外線ペットの夢こたつ
12,800円(税込)

商品情報
・遠赤外線暖房器具
・ラセン管がコードを噛みつきから保護
・ふとん、マット付き、手洗いOK

本体サイズ幅45x奥行33x高さ30cm。こたつの中は約31℃なので、人間用のこたつと違い暑すぎない設計になっています。省エネ設計であることや、熱源が触れない設計、コードも安全設計というのがうれしいですね。本体の天板には猫が乗ることができ、通電すると暖かくなるので、こたつの中も上も暖かく過ごせます。

おすすめ猫用こたつ「マルカン あったかこたつ猫用」

マルカン あったかこたつ猫用 L CT-395
9,777円(税込)

商品情報
・こたつのうえでもくつろげるお皿型の天面
・赤外線ランプ不使用でペットの目にも安心
・ふとん&マット付き

M本体サイズ幅44.5×奥行34×高さ30cm、L本体サイズ幅50.5×奥行40.5×高さ36cm。こたつの内部は約30℃、布団の裾にはワイヤーが入っているので、出入り口を作ることができます。天板はお皿のような形で猫がくつろぎやすいです。コードは丈夫な構造になっており、中間に電源スイッチがあります。Lサイズなら大型猫でもゆったりできます。

まとめ

毛布の上で眠っている猫

猫はこたつが大好きなイメージがありますよね。「狭い。薄暗い。温かい」、猫が好きなポイントが揃っています。ですが、猫が好きな場所だからと言って長時間入っていてもいいというわけではありません。猫がこたつに入ったら、熱中症や低温やけどなど注意したいことがあります。猫の年齢や体の調子によっては、こまめにチェックしてあげる必要があります。

こたつが大好きな猫には「猫用こたつ」がいいかもしれません。温度が高すぎず、ちょうどいい大きさで、人間の足に邪魔されないなど、プレゼントしたら喜んでもらえるでしょう。

人気のキーワード