猫が炊飯器を大好きな理由
あたたかいから
猫はあたたかいところが大好きです。炊飯器は猫にとってはちょうどいい暖房器具なのではないでしょうか?乗る、隣に添い寝、強者は入ったりします。気持ちよさそうにしている猫を見ると私たちもほっこりします。
形状・機能を気に入っているから
「乗る派さん」
炊飯器はちょうど猫がちょこんと座れるスペースです。また、猫は少しでも高い場所に乗りたがります。炊飯器の絶妙な高さが猫心をくすぐるのかもしれません。
「入る派さん」
炊飯器はまさに猫がすっぽり入って包まれる形です。いろんなものに入りたがりの猫にとっては最高のスペースですね。入りたくならないわけがありません。
「遊ぶ派さん」
炊飯器のフタを開けるお利口さんもいます。ある部分を押すとパカッ! 飼い主さんが閉めても、パカッ!ある時は上部からだんだん白い湯気が...、シューっと音まで出てきます。猫はパンチを繰り出し戦いたくなってしまいます。その上、どこかに触ると「ピピッ」と言ったり、メロディーが流れたりします。猫にとって炊飯器は楽しい遊び相手なのかもしれません。
猫が炊飯器にイタズラする対策
炊飯器と猫の関係はとても可愛らしいもので猫好きにはたまらない光景ですが、考えてみると炊飯器はとても危険な電化製品でもあります。ストーブや暖房器具などはみなさん注意して対策を講じていると思いますが、炊飯器・電気ポット・コーヒーメーカーなど、私たちが日常使いしている電化製品でも、猫がやけどをしたり、閉じ込められたり、感電したり...。逆に、いつでも温かいご飯がある、設定時間にご飯が出来上がる、など、飼い主さんの使い勝手もあります。
猫の炊飯器の対策はどうしたらいいのでしょう?
炊飯器の置き場所を見直してみる
- 蒸気がかからない
- 上に乗れない
- 入れない
- フタを開けられない
- 落ちてこない
- 倒れない
- 感電しない
また、猫の鼻は温度の変化に敏感ですが、体は鈍感だと言われています。猫が上に乗っていて炊飯中や保温の蒸気が出てやけどをしてしまう、フタを開けて湯気や内窯、高温のご飯に触ってしまう、などもちろんですが、猫の低温やけども注意が必要です。
接触部分の温度が44度以上のものは低温やけどの危険があるそうで、猫の体の一部分だけが温まっている場合には熱さに気づきにくく、知らない間に低温やけどをしていることもあるので長時間猫が炊飯器の上や隣で眠っている場合は気をつけてあげましょう。
炊飯器のフタを開けて遊ぶ、スイッチをさわる猫対策
- フタが開かないようガムテープやマジックテープなどで止めてしまう(見た目が悪いですが...)
- 箱やカバーをかぶせる
- ワイヤーネットで囲う
- 猫ダメシートをまわりに置く
- おもりになるものをフタの上に置く
炊飯中や炊き立ての時に猫がフタを開けてしまうととても危険ですし、猫がスイッチに触ったのに気づかずにご飯が炊けていない、保温が切れている、なんてこともあります。
苦労している飼い主さんもたくさんいるようで、箱やカバーが面倒が少ないのですが、炊飯器使用中の蒸気や熱の対策が必要になります。飼い主さんの生活状況、猫の性格でも対策は違ってきます。猫に安全で、私たちの使い勝手も良く...は、いつでもテーマなのかもしれません。
でも炊飯器猫が見たい!
とはいえ、私たちはおいしいご飯も大事ですが、「炊飯器猫」も見たいのです。
- 炊飯器のコンセントを抜く
- 安全を確認してから炊飯器に入ってもらう
- 炊飯中はなるべく目を離さない
- やけどが無いか猫の体をよく観察する
など、猫の安全を第一に「おいしいご飯」と「炊飯器猫」を楽しみたいですね。
まとめ
「炊飯器猫」は本当にかわいいですね。これからもたくさんの炊飯器猫に登場してもらうため、「我が家の炊飯器と猫の関係」をあらためて考えてみていただければと思います。
20代 女性 匿名
感動的な記事になると思います。