ふみふみしたい人とは
猫ちゃんの定番の仕草といえる「ふみふみ」は、前足を使って一心不乱にゴロゴロ言いながら、足踏みしている状態です。これはかつて子猫だった時代に、母猫のおっぱいを押し出すために行われていた仕草です。
母離れをした後でも、母猫のことを思い出しやすい手触り（毛布やふかふかのタオルなど）に触れたときに思わずやってしまう仕草なのです。
そんな「ふみふみ」をされやすい人というのがいます。猫ちゃんが幸せそうにゴロゴロ言いながら「ふみふみ」されることはとても羨ましいのですが、されやすい人にはどんな特徴があるのかを調べてみました。
1. 感触がいいものを身に着けている人
猫ちゃんは上記でも触れましたが、ふわふわの手触りがするところでふみふみすることが多いです。そのため飼い主さんのお腹の上や毛布の手触りに近い服を着ている人は、ふみふみされやすいのです。
大好きで安心のできる飼い主さんは、お腹が柔らかい人だと猫ちゃんにとってお気に入りのスポットになる可能性があるのです。また女性の服にあるふわふわ素材の服も人気です。
筆者の愛猫は、モコモコの寝間着を着て夜リラックスしていると、そろそろと近づいてきて太ももの上で「ふみふみ」し始めます。猫ちゃんにとって満足できる手触りかどうかがポイントです。
2. じっとしている人
猫ちゃんがお気に入りのスポットとして、飼い主さんの体の上でふみふみしはじめたとき途中で立ち上がったりしてしまうと、猫ちゃんは少しがっかりしてしまいます。気持ちの良い時間が強制的に終わらされてしまったのと同じなので、ふみふみを始めたときは、飼い主さんは可能な限りじっと見守るようにしてあげて下さい。
すぐ動いてしまう人を猫ちゃんは覚えていますので、次にふみふみをしてくれない可能性があります。
3. 安心できる人
猫ちゃんにとって心地の良い人と思える人だと、ふみふみしてくれる可能性が高いです。警戒心の強い生き物ですので、なかなか初対面でふみふみしてくれる猫ちゃんは少ないです。それまで猫ちゃんと築いてきた絆によって「ふみふみしても安心できる人」と認定してくれます。母猫を思い出す仕草ですので、やはり母猫のように安心のできる人を好むのです。
まとめ
今日のねこちゃんより：モナ♂ / 2歳 / ソマリ / 5kg
猫ちゃんも「ふみふみする人」はきちんと選んでいます。誰にでもする行為ではありませんので、猫ちゃんに認められるように上記のことは意識しながら接してみましょう。