猫は追いかけっこが大好き
猫と目が合った瞬間、猫が猛ダッシュで走り去ること、ありませんか?
猫は追うのも本能なので当然好きなのですが、追われることも好きなんです。
なので、急に走り去ったらそれは「追いかけっこしよう」の合図かもしれません。
猫との追いかけっこは猫のストレス解消に一役買ってくれますし、飼い主さんと猫のスキンシップにもなるので、猫が「追いかけっこしよう」と誘って来たら出来る限り気持ちに応えてあげましょう。
猫が追いかけっこが大好きな理由
猫にとって追いかけっこは遊びのひとつです。
追うことで狩りのように「捕まえてやるー」と燃えて必死に追いかけようとしますし、追いかけることで大好きな飼い主さんと遊んでいる、楽しさを共有しているという気持ちになるのでとても喜びます。
猫との追いかけっこの遊び方
ポイントは4つあります。
- 追う、追われるを交互に
- 走ったり立ち止まったり多彩なアクションを入れる
- 隠れる際は完全に姿を隠さない
- 10分を目安に
追う、追われるを交互に
追われ続けるのが好きな子もいますが、追いかけられっぱなしだと本能的に恐怖を感じてしまうこともあるので、追う、追われるを交互にしてあげます。
追われるときは、猫じゃらしやリボンを使って興味をひきましょう。
走ったり立ち止まったり多彩なアクションを入れる
追いかけっぱなしよりも、急に立ち止まってじらしてみたり、かと思えば急に追いかけたりする方が喜びます。隠れたところから出ていくのも良いですよ。
隠れる際は完全に姿を隠さない
隠れる時は、猫から見てここにいるというのが分かるように顔だけ出す、または目の前で隠れてわざと居場所を教えてあげるなど、手加減してあげましょう。
10分を目安に
猫は長いこと遊び続けると疲れてしまうので、10分を目安にして遊びましょう。
成猫は疲れるとその場で横になったり走るのをやめたりするので分かりやすいですが、子猫の場合は疲れていても無限に遊ぼうとします。
子猫には、10分遊んだら休憩、また10分遊んで終わりにすると機嫌が良くなりますよ。
猫の追いかけっこの気をつけること
要注意
猫と飼い主さんの追いかけっこでは、上記にもあったように追い過ぎないことが重要です。
追い過ぎることで「追いかけっこ」から「追いかけまわす」になりかねません。
場合によっては人間不信になったり、ストレスをためて病気になったりしてしまうこともあるので注意しましょう。
別名、「大運動会」と言われる猫同士の追いかけっこですが、お互い代わりばんこで追って追われてをしているようなら問題はありませんが、片方が執拗にもう片方を追いかけまわしている状態が続くようであれば要注意といえます。
意外に大丈夫
逆に、人間から見ると「ウー」と唸っていたり、「シャー」と怒っていたりすると、仲が悪いのかな?喧嘩しているのかな?と思いがちですが、猫たちにとったら遊びの延長で激しくなりすぎたくらいですので心配しなくても大丈夫です。
本当に仲が悪いとそれこそ「血を見る争い」なので、すぐにわかります。
まとめ
猫の追いかけっこに付き合うのは体力的に疲れるかもしれませんが、これも大事なコミュニケーションであり、猫にとってはストレス解消にもなります。
多頭飼いの場合、猫同士で追いかけっこしてくれるから楽だなーなんて思うかもしれませんが、夜中に大運動会をしている時は遊び足りないということでもあるんです。
ですので、寝る前など時間が出来たときは飼い主さんの方から追いかけっこに誘ってあげてみて下さいね。きっと愛猫ちゃんは瞳をキラキラさせて喜ぶこと間違いなしです。
40代 女性 いずみ
私の猫ちゃんたちも夕方になると尻尾をゆらゆらさせながら振り向き、追い駆けっこを催促します!
必ず、猫ちゃんを、追いかけたあとには私が追いかけられていますが、猫ちゃんが楽しそうなので満足しています。子猫の頃から追い駆けっこが大好きだったので、今でも喜んで走り回ります。健康なときに、することだと思いますのでぐったりしていると、なにかあるのかな?と心配します。普段は、キャットタワーからダッシュしてから、追い駆けっこになったりと、マンネリ化しないように猫ちゃんが工夫してくれます。
男性 ぺいとみぃ