1回のフラッシュで猫が失明する可能性は低い
猫の目が一回だけのフラッシュで失明する可能性は低いと考えられます。
猫の目の検査時などに強い光を使い検査をすることもあります。その一回のフラッシュで猫の瞳が失明してしまう心配はないですよね。
ただ、カメラのフラッシュの様に強い光を使う時などは、猫の網膜の障害などを引き起こす可能性も考えられます。
科学的にカメラのフラッシュが猫の失明と関係あるといった報告はありませんが、悪い影響を及ぼす可能性は十分にあります。また、猫の瞳にフラッシュが当たることで、猫が痙攣などを起こしてしまうこともあります。
さらに強い光のレーザーポインターやLEDなどの強い光を目に長時間照射することは危ないので絶対に避けてください。
今のカメラのフラッシュにはLEDライトなども使われていることがありますね。
部屋が暗い時などに、猫が綺麗に撮れるからと言って、直接猫の瞳にLEDライトのフラッシュを向けることは危険が伴います。
レーザーポインターなども、猫の遊び用具に使われることもありますね。そんな時には、十分な注意が必要です。
猫へのフラッシュを避けたほうが良い理由
人もそうですが、猫の瞳にはたくさんの視細胞と神経細胞が集まっています。猫の瞳の中に「タペタム」いう反射板があります。その反射板に光が当たることで、網膜に光がより多く到達できるため猫は夜暗くても活動ができるのです。
タぺタムにフラッシュのような強い光が当たると、タペタムで反射をします。それが猫の瞳が光ってしまうを作りだすのです。いつも安易にフラッシュを使ってしまっていませんか?
猫にとってフラッシュの光は人が感じる光よりも、二倍かそれ以上の負担が掛かってしまっているのです。
猫の瞳のあるタベタムと言う反射板により沢山集められたフラッシュの強い光が網膜へ障害を引き起こし、猫の目に障害を与えてしまうこともあるのです。そんな訳で、カメラのフラッシュを猫の瞳に向けない注意が必要です。
フラッシュが猫に与える影響
猫や動物の網膜に障害が出てしまうと症状の重さによって完治は中々、難しくなることもあります。美しい瞳を持つ猫などは、特に気をつけてあげたいことですね。
くれぐれも、カメラのフラッシュ、特にレーザーポインターやLEDなどを使用する時には、気をつけてあげましょう。
フラッシュを使わない猫の撮り方
「それでも猫の写真は撮りたい!」という、その気持はとてもわかります。ちょっとした猫写真の撮り方の説明をしますね。その前に守ってもらいたいこと「コンパクト写真でも携帯でもフラッシュは使わない」ここが大事です。フラッシュを使うと猫の目に良くありません。
猫にはフラッシュをオフにする安全な撮影がおすすめ
コンパクトカメラをお使いの方などは、お部屋では暗いとフラッシュが自動で作動する設定になっていませんか?
猫や他動物を撮る時には、フラッシュを解除しフラッシュを使わないように撮ってあげてください。フラッシュは猫や他の動物の瞳にはとても危険です。
猫は人の様に眩しいと感じるだけではありません。場合によっては網膜を傷つけ失明させてしまったり、あのキレイな猫の目に何かしらの障害を与えてしまう危険性も十分にあります。
フラッシュの使い方の加減でこの美しい猫の瞳にダメージを与えてしまう恐れもあるのです。
猫を可愛く撮るためのポイント
自然の光を利用してください。猫にフラッシュを使ってしまうと、目の光った怖い顔の写真が撮れてしまいます。昼間のカーテンを開けた部屋で撮ることが一番良いです。昼間の外では、自然光で十分明るいので、シャッターを押すだけで大丈夫なはずです。
猫を上手く写真に撮るコツ
猫の顔の自然な位置くらいまで、カメラを下げること。撮りたいモノ(被写体)とカメラの目線は、同じくらいにすると良いでしょう。ちょっとした光の加減で猫の瞳の色を綺麗に撮る事ができます。フラッシュは絶対に使わないでおきましょう。
また猫の顔や瞳を正面から可愛く撮るコツとしましては、
- 名前を呼んでみる
- 猫じゃらしを使って注意を引く
- 猫が無邪気に眠っている時を撮る
などに気をつけておくと良いでしょう。この時には出来ればシャッターの音は消しておくと猫も驚かないですみますね。
シャッターを押す時のコツ
脇を締めて息を止めて撮ると案外ブレないで撮れます。試してみて下さいね。
フラッシュ以外に猫の撮影で注意すること
追いかけて撮影しない
猫にはカメラのことはわかりません。レンズを向けられることに慣れていない猫にとって、もしかしたらとても怖いことかもしれませんね。一眼レフなどのレンズなどは、猫にとって大きな目で見られている様な感じに思っているかもしれません。
特に、外で猫を見かけた時などは、夢中で猫を追いかけて、写真を撮るなんてことは、避けてあげてください。猫がカメラに対しトラウマを抱えてしまうかもしれません。
長時間の撮影を避ける
様々なモノで写真を撮る事が出来る世の中になりました。iPhoneなどの携帯、iPadなどの大きな端末から、一眼レフ、ゲーム機でも写真が撮れます。ですから、猫もカメラに慣れてきてくれているのでしょうか。
偶に、カメラ目線の猫も居たりもしますが、それでもあまりしつこく長い時間、猫を追いかけて撮る事はやめておきましょう。
まとめ
猫の写真を撮るのは素敵な事だと思います。猫と飼い主さんとの思い出にもなります。可愛く撮れた時は、嬉しくなりますものね。しかし猫にとっては、フラッシュはとても危険なモノです。
猫の瞳や顔などに向けて、フラッシュは決して使わないでください。万が一、大好きな猫の綺麗な瞳を失うような事になったら、悲しいですよね。十分に気をつけて、可愛い写真を撮ってあげてくださいね。
さらにレーザーポインターやLEDには、特に注意が必要です。大切な愛猫を傷つけるなんてことがないようにしたいものですね。
女性 ピン
一度のフラッシュ撮影で失明などをすることはないようですが、それでも猫のストレスや負担を考えるとやはり、撮影時にはフラッシュオフにした方が無難なのは確かだと思います。
ワタシも愛猫を撮影することは良くありますので、フラッシュを使っての撮影は絶対しないようにしようと思いました。
フラッシュを使うと、結構キツイ印象の写真になってしまうので、せっかくの猫のあのほんわかとした雰囲気が出ないですしね!
猫は瞳孔の細さを変えて瞳に入る光の量を調節できるので、言わば自然のサングラスを備えていると言えますが、それでも突然のフラッシュの光には、対応し切れないと思います。
フラッシュを使う時は周囲が暗い時ですが、「暗い」という事は猫の瞳孔は大きく開いていることが多いでしょう。
その時に突然フラッシュを使われたら・・・猫の瞳は収縮しきれず、まともに強い光を受けてしまうことになります。
ちょうど人間が太陽を裸眼で見た時のように。
ですから、フラッシュを使って猫を撮影することで、猫の目を痛めてしまう可能性があることは想像ができます。
獣医師さんの中には一度くらいのフラッシュ撮影で深刻な障がいを引き起こすことは考えにくい、
という意見を持っている方もいらっしゃるようですが、やはりなるべく使わないのがベストではないでしょうか?
女性 まる
知り合いに野良猫の写真を撮っている写真家の方がいるのですが、近年は猫ブームで野良猫の写真を撮る方が増えているのだそうです。もちろん、そのこと自体はよいのですが、猫がかわいいというだけで、猫に対しての知識が全くないので、平気でフラッシュを使うことを怒っていました。
わざとでないにしても、猫の目にダメージを与えてしまうことに変わりはないので、猫の写真をとるときは、十分気をつけないといけないですね。
40代 女性 ガブリエル
わたし自身は、これまで猫の撮影時にフラッシュを使ったことはありません。しかし、これは自然光のほうがキレイに撮れるから、と考えただけで、いつ猫の撮影にフラッシュを使ってもおかしくない程度の認識でした。
そんな折、「フラッシュを使って撮影すると、猫が失明する」とインターネット上で情報が流れました。これは大変!と思い、その理由を慌てて検索したものです。
最近は猫ブームに乗じて、猫を被写体にして撮影している光景などをよく見かけます。誰もが共通して、猫の目にフラッシュが良くないと分かっていれば良いのですが、なかなか難しいだろうと思っています。
我が家で愛猫たちを撮影する際には、できるだけ自然光で撮っています。個人的な好みもあるとは思いますが、猫は瞳孔が開いていた方が表情に愛嬌が出てカワイイです。午前中の撮影だと、すっかり瞳孔が細く小さくなって針のようになってしまうので、午後の方が撮影に向いていると思います。
また、猫は興味の対象を追いかける時にも、瞳孔が開きます。猫じゃらしなどを使って、猫の興味をひいて、タイミングよく撮影するのがオススメです。とても愛らしい、動きのある写真を撮ることができると思います。
ところが実際は、猫じゃらしを動かしながらカメラのシャッターを押すのは非常に難しいです。お友達や家族で猫の撮影をするのも楽しいかもしれません。
わたし自身は、アシスタントなしでの撮影が中心ですが、猫じゃらしを使うと頻繁な手ブレ状態で、なかなか良い写真を撮ることができません。猫じゃらしで猫の興味を誘っているうちに、本格的な遊びになり、写真撮影どころではなくなることも多いです。
いずれにしても、猫を撮るなら楽しく、危険のない状態で撮影しなければ意味がありません。猫の純粋でキレイな目を少しも傷めることなく、むしろ自然光で微妙な瞳の色の変化を撮影したいものです。
40代 女性 かずみ
カメラで猫ちゃんを撮影をするときには、自然な光を利用して撮影したいです。
我が家の猫ちゃんをよく撮影するのですが、その時も自然な光を利用してうつすようにしていますし、部屋の電気も利用したりもしています。
猫ちゃんの目が失明しないようにと、色々と考えました。昔、猫ちゃんが失明したことがあり原因不明でしたので何故かと考えた時期がありました。フラッシュをよくつかって撮影していたので、そのせいだったかもしれませんね。