毛の長い猫種5選!代表的な種類と飼い方

毛の長い猫種5選!代表的な種類と飼い方

毛の長い猫はふわふわでとっても魅力的!猫の種類には、毛の短い猫、毛の長い猫がいます。毛の長い猫といっても多くの種類があり、お手入れなど気をつけて飼う必要があります。毛の長い猫の代表的な種類と、飼い方についてご紹介します。

毛の長い猫5種類

毛の長いラグドール
  • ペルシャ
  • メインクーン
  • ノルウェージャンフォレストキャット
  • ラグドール
  • スコティッシュフォールド

毛の長い猫は短毛の猫とは違った優雅さやもふもふ感がありますよね。近年では毛の長い猫を飼う方も増えてきています。毛の長い猫は様々な種類がいますが、それぞれ性格や特徴が違います。今回は毛の長い猫それぞれの特徴をご紹介します。

毛の長い猫1.ペルシャ

ペルシャの子猫4匹

毛の長い猫ペルシャの特徴

毛の長い猫の種類で有名なペルシャは、純血種で、毛の長い猫としては最も古い歴史を持つ猫のひとつとされています。毛の長い猫のうちでも、特に被毛が厚い猫で、トップコートもアンダーコートもしっかりと密集して生えています。

毛の長い猫ペルシャには2タイプいる

毛の長い猫の種類ペルシャの体は筋肉質で、手足は短めで胴も短いことから、長毛がとても引き立ちます。毛の長い猫の種類ペルシャは、鼻の低さによって、以前からのトラディショナルタイプと、もっと鼻が低くなるように交配されたエクストリームタイプがいます。

毛の長い猫ペルシャの性格

毛の長い猫の種類であるペルシャの性格は、おとなしくて落ち着いています。鳴き声も小さめで、いるのかいないのか気づきにくいほどです。毛の長い猫の種類であるペルシャは、動きもゆったりとして、あまり興奮して走り回ったりすることが少ないので、上品で優雅という雰囲気を持っています。

毛の長い猫ペルシャの被毛のカラー

毛の長い猫の種類のペルシャの被毛の色は、代表的なホワイト、ブルー、クリーム、レッドといった単色から、バイカラーや三毛、タビーといった縞模様まで様々です。

毛の長い猫2.メインクーン

メインクーン

毛の長い猫メインクーンの特徴

毛の長い猫の種類の猫であるメインクーンは、ヤマネコのように体の大きい毛の長い猫で、骨格はがっちりしていて、広い胸幅をしていて、耳の先にはリンクティップと呼ばれる飾り毛を持っています。

毛の長い猫の種類であるメインクーンは、冬の寒さに耐えられるように、被毛はダブルコートでとても厚く、しっぽの毛も長くてふさふさとしています。

毛の長い猫の種類メインクーンはオス猫は6kgから9kgほどにもなり、メス猫でも6kgほどになるので、毛の長い猫のうちでも大型の猫です。毛の長い猫の種類メインクーンは成猫に育つまでに他の猫よりも時間がかかり、4年ほどかけてゆっくりと成長すると言われています。

毛の長い猫メインクーンの被毛のカラー

毛の長い猫の種類であるメインクーンの被毛の色は、シルバーやブラウンのタビーが多く知られていますが、三毛やバイカラーのものもいます。

毛の長い猫メインクーンの性格

毛の長い猫の種類であるメインクーンの性格は、人懐っこくて活動的です。人にも良く慣れて、犬のように投げたものを持ってきたりするよう躾けられるものもいます。

毛の長い猫3.ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャット

毛の長い猫ノルウェージャンフォレストキャットの特徴

毛の長い猫の種類であるノルウェージャンフォレストキャットは大柄で筋肉質な体を持ち、前足よりも後ろ足が長くなっていて、尻尾は先にいくほど細くなっています。

毛の長い猫の種類であるノルウェージャンフォレストキャットはオス猫で5kgから7kgほど、メス猫で3.5kgから5.5kgほどになります。毛の長い猫の種類であるノルウェージャンフォレストキャットの被毛は毛の長い猫のうちでもとても立派で、厚みがあるダブルコートです。

毛の長い猫ノルウェージャンフォレストキャットの被毛の色

毛の長い猫の種類であるノルウェージャンフォレストキャットの被毛の色は、ホワイトやレッド、ブラックといった単色からバイカラー、三毛など様々なものがありますが、ホワイトのベースにタビーが入っているものは人気が高いようです。

毛の長い猫ノルウェージャンフォレストキャットの性格

毛の長い猫の種類であるノルウェージャンフォレストキャットの性格は、賢くておだやか、それでいて人懐っこいと言われます。毛の長い猫の種類であるノルウェージャンフォレストキャットは遊ぶときはとても活発で、大型の猫の特徴として成猫になるまでに時間がかかることもあり、子猫時代はよく動きまわります。

毛の長い猫4.ラグドール

ラグドール

毛の長い猫ラグドールの特徴

ラグドールは毛の長い猫とされていますが、被毛の長さとしてはミディアムロングの猫種です。毛の長い猫ラグドールは、大型の猫で、オス猫は6kgから9kg、メス猫でも4.5kgから7kgほどにまで成長します。

毛の長い猫ラグドールは、青い目を持ち、顔や手足の先にポイントカラーが入っているものが多く、その他お腹周りに模様が入ったものや、バイカラーのように模様が大きいものもいます。

毛の長い猫ラグドールは、ぬいぐるみという意味で、その名前の通り抱っこが好きとされていて、抱かれると体を預けておとなしくしています。毛の長い猫ラグドールは、しっぽの被毛もふさふさとしていて、体長と同じくらいの長さをしています。

毛の長い猫ラグドールの子猫時代

毛の長い猫ラグドールは、生まれた時には模様は出ておらずほぼ真っ白で、成長するに連れて個々の毛色が現れて来て、生後2年ほどで模様が落ち着くとされています。

毛の長い猫ラグドールの性格

毛の長い猫ラグドールは、の性格は、子猫時代は活発でよく遊びますが、成猫になるとおとなしく落ち着いていて、暴れまわるようなことはありません。毛の長い猫ラグドールは、他のペットともうまく距離を取って過ごせますが、飼い主にそっと寄り添うような性格です。

毛の長い猫5.スコティッシュフォールド

長毛のスコティッシュフォールド

毛の長い猫スコティッシュフォールドの特徴

毛の長い猫の種類であまりイメージが無い方も居るかとは思いますが、人気のスコティッシュフォールドには短毛もいますが、毛の長い猫もいます。スコティッシュフォールドの特徴としては、折れた耳があげられます。

全てのスコティッシュフォールドが折れ耳というわけではなく、まっすぐのままの猫もいます。

毛の長い猫もいるスコティッシュフォールドの被毛の色

スコティッシュフォールドの被毛の色は、ブラック、ホワイトといった単色もあり、濃淡を持つものもあり、様々なタイプがあります。

毛の長い猫もいるスコティッシュフォールドの性格

性格は、家庭的で人間の家族と仲良く出来ますし、とても人懐っこいとされています。

毛の長い猫もいるスコティッシュフォールドの疾患

スコティッシュフォールドは、遺伝子疾患を持つことが多く、特に骨軟骨異形成症といって関節などにこぶが出来る病気が発生することがあります。

毛の長い猫のお手入れで注意する事

ブラッシングされる長毛の猫

毛の長い猫は毛玉症に注意

毛の長い猫は、毎日のブラッシングが欠かせません。毛の長い猫はグルーミングの時に自分の毛を飲み込んでしまい、毛玉症といって腸内に毛がたまってしまうこともありますので、ブラッシングの他、抜け毛の掃除も大切です。

毛の長い猫の被毛はいつも清潔を保つ

毛の長い猫は、被毛が汚れたままだと、毛がからまって玉になり、皮膚が引っ張られたり、汚れがさらに付着したりします。また、毛の長い猫はトイレの時にお尻周りの被毛が汚れたりすることもあります。

毛の長い猫には定期的に汚れを濡れタオルで拭いたり、シャンプーしてあげたりして、清潔に保ってあげましょう。毛の長い猫は、寒い地方が起源の猫が多い為、皮脂も多くなっています。

そのためにも、ブラッシングやシャンプーで皮膚を清潔に保ってあげなくてはなりません。特に、日本は高温多湿の気候なので、毛の長い猫は皮脂の多い猫にとっては、皮膚炎を起こしやすいと言えます。

毛の長い猫を飼う際には換気を良くして、抜け毛の掃除も定期的に行い、皮膚の状態をチェックしてあげてください。

毛の長い猫の食事で注意する事

食事する長毛の猫

毛の長い猫の食事は高タンパクな物を

毛の長い猫の魅力は、なんといってもその被毛の美しさです。毛の長い猫の被毛の美しさを保つためには、タンパク質が取れて栄養素のバランスの良い、質の良い食事を与えることが大切になってきます。

毛の長い猫には毛玉ケアの食事を検討する

毛の長い猫は、グルーミングした時に、自分の抜け毛を飲み込みやすく、毛がうまく体外に排出出来ずに毛玉症になることもあります。そのために、毛の長い猫には、毛玉ケアが考えられているフードを与える選択肢もあります。

ただ、毛玉ケアのフードは繊維質が多い傾向があるため、猫によっては便秘になるものもいます。良いフードを獣医さんに聞いたり、与えた後には吐いた毛玉や、便と一緒に出された毛玉をチェックしたりして、自分の猫に合った食事かどうかを判断してください。

毛の長い猫はフードが体に付きやすい

また、毛の長い猫は、ヒゲや顔まわりの被毛にフードのかけらや食べカスが付きやすいと言えます。特にウェットフードを食べていると、より付着しやすく、毛の長い猫が食事後にグルーミングをしていても、食べカスが残ることが多くなります。

毛の長い猫が自分できれいに出来なかった食べカスは、濡れタオルなどで拭いて取ってあげましょう。

まとめ

3匹のメインクーン

毛の長い猫はペットとして人気ですが、飼い方については気をつける必要があります。毛の長い猫には大柄の猫も多いので、丈夫なキャットタワーを置いたり、広い生活スペースをとってあげたりして、しっかり運動出来る環境を作ってあげてください。

全般的には、ブラッシングや抜け毛の掃除をしっかりすることが大切で、定期的にシャンプーをする必要も出てきます。毛の長い猫のブラッシングは1日に1回、シャンプーは月に1度は出来るだけ行うようにして、あとは猫の様子を見て回数を増やしましょう。

そのため、毛の長い猫を飼う人は、猫の手入れにしっかりと時間の取れる人が向いていると言えるでしょう。

毛の長い猫特有の被毛の美しさを楽しみながら、快適に暮らせるようにしてあげてくださいね。

投稿者

40代 女性 ここね

昔、実家でメインクーンを飼っていました。
長毛種なので、ブラッシングが不可欠でしたし耳の掃除も定期的に行っていました。
シャンプーも、半年に一回トリマーさんに頼んでキレイにしてもらっていました。
メインクーンは、性格が穏やかで優しいです。
長男猫だったので、下の猫ちゃんの躾もしてくれて、立派にボスをしてくれました。頼りがいのある猫ちゃんでした。

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