猫とフェレットの相性と同居する時の注意点

猫とフェレットは相性がいいのか

まず、フェレットは他の動物と一緒に生活することは可能なのかどうか、という所が気になるポイントですが、こちらは問題ないと言われています。フェレット同士の同居も特に問題はありませんし、ほかの動物との同居も問題ありません。

中でも猫とフェレットの相性は良いと言われており、私の友人や知人でも猫とフェレットを一緒に飼育しているという飼い主は、少なくありません。

猫とフェレットは睡眠時間が長い所や同じ肉食動物な所等、色々な点で共通点があり、そのことから相性が良いと言われています。

猫とフェレットを同居させる時の注意点

共通点があり習性も似ていると言われている猫とフェレットですが、注意しなければいけない点がいくつかあります。

• 温度
• ストレス
• 爪
• ニオイ

猫の適正温度は27～28℃だと言われていますが、それに比べてフェレットの適正温度は23～25度だと言われています。それぞれ別の部屋で飼育することが出来る場合は問題ありませんが、同じ部屋で飼育する場合は注意が必要になります。

同室で飼育する場合、猫の適正温度に合わせるならばフェレットのケージにクールマット等を置くなど、暑さ対策をしてあげなければいけません。フェレットはとても暑さに弱い生き物だと言われています。

逆に、フェレットの適正温度に合わせる場合、猫の健康面に注意が必要です。というのも、若くて健康な猫は、その時に快適だと思う温度の場所を探し、そこへ自ら移動することが出来ます。

そのため若くて健康な猫の場合多きな問題は無さそうですが、子猫や老猫の場合は中々うまく移動できないことがあります。その上、体の温度調節も苦手な為、体調を崩してしまうことも考えられます。

次にストレスに関してですが、猫もフェレットもストレスには弱い生き物です。お互いの存在が気に食わないまま、長い間同じ部屋で過ごすことはストレスになってしまいます。ニオイに慣れさせるまでは別部屋で飼育し、ある程度慣れた頃から数分の対面を繰り返し、それから同室に移すようにすると良いですね。

そして、フェレットは爪をしまうことが出来ず、鋭い爪を持つことで知られています。よって、傷つけるつもりがなくても猫を傷つけてしまうこともあるのです。逆に、猫も爪を切らなければ、ケンカをしてしまった際には鋭い爪を出し、フェレットを傷つけてしまうことも。傷がついてしまった場合、ばい菌が入り傷口が膿んでしまう等の可能性もあります。

もちろん飼い主さんのケガ防止のためにも、猫、フェレット共に、必ず爪は短く切っておくようにしなければいけません。

そして、猫の場合体臭などは感じにくく、トイレさえきちんと手入れしていればニオイ対策は出来るのですが、フェレットは違います。どうしても犬や猫よりも体臭がきつくなってしまいがちなので、ニオイに敏感な猫はそれがストレスの原因につながるケースも少なくないそうです。

猫とフェレットの仲良し動画はコチラ！

猫とフェレットの仲良し動画をいくつか集めてみました！

フェレットの毛繕いをするネコ

猫がフェレットの毛づくろい！とっても癒されます♡

猫とフェレットの戯れ

フェレットが可哀想！と思う方もいるようですが、実際にフェレット同士のじゃれ合いでもこのような感じなんだとか。仲良くじゃれ合っています♡

猫とかわいいフェレット　フェレットと子猫の対面

フェレットたちが子猫をクンクン・・・。子猫は黙ってニオイを嗅がせています（笑）

まとめ

今回は猫とフェレットの相性、そして一緒に飼育する際の注意点などをまとめました。猫もフェレットも、その子により性格が違うので、必ず相性が良いとは言い切れません。

しかし、基本的には仲良くなるケースの方が多いといわれていますし、もしもどうしても仲良くなれなかった場合、別部屋での飼育が可能という方は思い切って飼ってみるのも良いかもしれません。新たな癒しが増えるかも・・・？！♡