猫と亀は一緒に飼えるのか?
基本的に、猫と亀を一緒に飼うことは可能です。
実際に猫と亀を一緒に飼っている方も沢山いらっしゃいます。しかし、飼い主としては亀が猫を食べてしまうことは無くても、逆に猫が亀を食べてしまうということは無いのかという点が気になるポイントです。
結論としては、猫が亀を食べることも余ほど空腹でない限り、ないと言われています。猫と亀の相性自体、良いのか悪いのかと言われると、それは何とも言えません。猫と亀の性格による・・・といったところでしょうか。
だからこそ飼ってみないとわからないということになりますので、猫と亀を飼うと決めるまでが1番の悩みどころです。
猫と亀を一緒に飼う時の注意点
では、猫と亀を一緒に飼うとしたら、どのような飼育方法をすればよいのでしょうか?2匹を一緒に飼う場合の注意点をまとめてみました。
- 亀は必ず水槽で飼うこと
- 猫と亀が触れ合えない状態にしておくこと
- 猫を空腹状態にしないこと
- 亀のお散歩の時は必ず見ておくこと
陸生の亀の場合、家の中を自由にさせて放し飼いで飼育している飼い主さんもいらっしゃるようですが、猫と一緒に飼う場合はやめておいた方がよさそうです。飼い主さんが目を離したすきに、猫が亀をオモチャにしてしまう場合があります。
猫と亀を触れ合えないようにする場合、亀の種類によっては水槽のフタをしめ切ってしまうと、温度があがりすぎてしまうためフタの使用を控えた方が良い亀もいます。その場合、猫が
- 亀の水槽に入っている水を飲んでしまう
- 水槽の中の亀をオモチャにしてしまう
- 猫が水槽に落ちてしまう
- 水槽に手をいれて猫が亀に噛まれてしまう
など、思わぬトラブルが発生しやすくなってしまいます。さらには亀の脱走の危険性も。この場合、普通の水槽用のフタではなく、網目のタイプを使用した方がよいかもしれません。針金や網を自分で買ってきて手作りする方もいるそうです。
また、猫が空腹状態の場合、亀に噛みついてしまうこともあると言われていますので、注意が必要になります。陸生の亀を飼育する場合、亀のストレス発散の為たまに水槽から出して、お散歩をさせてあげるという飼い主さんもいます。
猫と亀を一緒に飼っている場合、亀のお散歩の時は猫とは別部屋でお散歩をさせてあげることが望ましいですが、それが難しく猫と亀同室でのお散歩になる場合は、必ず飼い主さんが一緒に見てあげるようにしましょう。
慣れたら対面させてあげても良いかもしれません。
猫と一緒に飼う亀を選ぶポイント
亀の特徴で選ぶ
- 水の中で生活する亀
- 水と陸、半々で生活する種類の亀
- 完全に陸で生活する種類の亀
亀は大きくわけると、上記3種類に分かれます。この種類の中から猫と一緒に飼う亀を探すのが一般的です。それぞれの亀の特徴と飼い方を見ていきましょう!
水生種の亀
水の中で生活している水生種の亀を飼う場合は、基本的には水槽に水を張り、その中で飼育します。水生種の亀を飼う時には以下の物が必要です。
- 水槽
- トールライト
- スポットライト
水生種の亀の中には、泳ぎが得意では無い亀も多くいるため、水槽内の水量には注意が必要です。また、この種類の亀は噛みつく力が強い子たちが多いと言われています。
半水生種の亀
半水生種の亀を飼う場合だと、水槽に水を張り水槽内に陸地を用意するのが一般な飼育方法です。
飼育には主に、以下の物が必要です。
- 水槽
- 流木などの乾燥しやすいもの
- トールライト
- スポットライト
陸地を3分の2、水を3分の1にするのが理想です。半水生種の亀の場合、水槽のフタをしめ切ってしまうと温度が上がりすぎてしまうため、フタをすることは望ましくありません。
陸生の亀
- 水槽
- 砂利
- トールライト
- スポットライト
- 日陰になる場所
陸生の亀を飼う時には上記の物が必要になります。陸生の亀の場合も、水槽のフタをしめ切ってしまうと温度が上昇しすぎてしまう恐れがあるため、フタは使用しない方が良いかもしれません。
健康な亀を選ぶポイント
- 持ち上げようとすると逃げる
- 透き通った目をしている
- 甲羅に傷がなく綺麗で硬い
これらの点をよく確認すると良いそうです。
猫と亀の仲良し動画
ここで猫と亀の仲良し動画をご紹介します♡
リクガメとネコ
亀が猫を追いかけ、猫が困ってしまい逃げて歩くという、ちょっとホッコリする動画です♡
猫と遊ぶカメ
こちらの亀さんも猫に遊んでもらおうと必死に近づきます。
猫も亀に優しくタッチし遊んであげていることが分かります♡
ケズメ リクガメ (カメとネコと時々イヌ)
おっきなリクガメさんが、生懸命ごはんを食べている姿をジーっと見つめる猫。途中リクガメさんの頭をツンツンしますが、不思議そうに見守っています^^
まとめ
猫と亀どちらも好き!という飼い主さんにとっては、2匹を一緒に飼えたらとても嬉しいですよね。猫もお世話が必要になりますし、もちろん亀のお世話もとっても大変です。
亀の種類によっては、水槽のお水を頻繁に入れ替えなければいけない子や、噛みつく力が強い為に水槽の掃除中に飼い主さんを噛んでケガをさせてしまう子がいたりと、飼育が簡単で楽とは言えません。
猫と亀を一緒に飼う場合は、是非この記事を参考にしてみてくださいね!
40代 女性 けびん
30代 女性 しの
銭亀で、小さかった頃は他の猫ちゃんたちに踏まれないように気をつけました。
そして、月日が過ぎて銭亀ちゃんが成長し石亀ちゃんになった頃には、猫ちゃんたちとも仲良くなっていました。
石亀ちゃんも、猫ちゃんに向かって歩いていってお腹のところで、眠ったりしていました。
私たち家族もあまり、神経質にならずに見守っていました。
30代 女性 まきこ
友人が実家で、犬や猫と亀ちゃんを一緒に飼っていました。とても、仲がよく亀ちゃんも犬や猫に甘えたりしていました。ご飯や排泄の時はもちろん別ですが、それ以外はいつも一緒に過ごしていたといっても過言ではありません。
亀ちゃんは簡易の池の水をかえるくらいで、世話が要らないらしいです。猫は、亀ちゃんを飼い始めたときも、いつもと変わらないかんじだったそうです。不思議そうにしていましたが、襲うこともなく仲良くしだしたのだそうです。
動物同士って、不思議ですね。